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わが村にロックバンドが? HERE凱旋ライブ参戦と練上陶芸


はじめに

10月の三連休の最終日、私の住む村にロックバンド「HERE」がやってきた。なんと入場無料

ロックのライブは久しぶりだ。最後に行ったのは高校生の頃だったかもしれない。エレファントカシマシだったかな?

似たようなスタンディングで、音楽に合わせて体を動かしたりするイベントで考えると、結婚する数年前に友人と行ったDJのイベント以来だ。

ちなみに、今回のライブは尾形香三夫追悼展のプログラムの締めくくりとして行われた。

ライブ開始の数分前に到着。

1 陶芸家・尾形香三夫 先生

尾形香三夫先生は岩見沢出身の陶芸家。制作拠点がこの村だった。HEREのボーカル・尾形回帰さんは、その息子さんにあたる。

結婚してはや数年……私はまだこの村のことを何も知らないな。

ライブ会場の後ろの方に、作品が展示されていた。この村で制作した作品群だそう。
色、文様が個性的。そして、とても綺麗。周りと調和しつつも、空間の印象を引き締めてくれそう。
陶芸なのに、編まれているようにも見える!
これを人が作れるの!? 器や美術に明るくないけれど、すごいと思いました。

尾形香三夫先生の詳細は情報はこちらからどうぞ。

2 HEREの凱旋ライブ

HEREはこの村の出身の二人と、沖縄出身が一人のツインギターのロックバンド。サポートベーシストの一人である西井慶太さんも、この村の出身だ。

HEREの公式サイトはこちらです。
https://here-web.com/

私は埼玉に住みながら、東京で働いていたことがある。5年ほど(おぼろげ)住んでみて、やっぱり北海道が好きで戻ってきた。体も壊した。
それから、いろいろ偶然が重なって、この村に来て今健康に暮らしている。

でも、この方達はずっと東京で、しかも、音楽で生計を立てている! すごいとしか言えない。
そんなすごい人達が無料でライブを……?

ライブ会場には老若男女、世代を問わず人が集まっていた。こういうイベントの時しか、これだけの村民に会うことがない。
「席、無いかも?」と思ったけれど座れた。
何曲か聴いて膝が笑い出したから、トーク中など好きな時に座れて助かった。

前列のファンの方々のおかげで、ノリ方や振付がわかった! それを見ているだけで愛されている、素敵なバンドだと伝わってくる。
あとは昔の感覚に任せつつ、演奏を全身で楽しんだ。(もちろん、周りを気にしつつ)
ライブ終わりの耳の違和感含めて全部が懐かしかった。汗をかいた。

一番好きな曲は「どれほど僕が君のことを愛してるとかどうだっていい」です。

アンコールは回帰さんによるエレキギター弾き語りの「東京独白」でした。普段はアンコールないらしいから、これも私たち村民のために特別に……!
情景が浮かんでくるようだった。

3 ろくろとロックンロール

ライブ中、回帰さんが「この村でロックバンドをしている人はいますか?」と尋ねた。いない……。
「バンド活動をしている男の子が出てくる話なら趣味で書いているな」と思ったけど(そのための取材も兼ねて来た)、実際に組んだことはない。楽器も出来ない。

今日、ここに来たのは、お父様の追悼とロックを届けるのが目的だったそうだ。
お父様が回すのはろくろ、HEREが鳴らすのはロックンロール
回帰さんはそう言っていた。

だとしたら、私にはどちらも届いた。
今日、ライブに足を運んでよかった。
届けに来て頂き、本当にありがとうございました!

CDを売っているらしい。欲しい!
やってしまった。ライブと言えば物販なのに、全然お金を持ってきていなかった。これじゃDJイベントの二の舞だ。
ネットで買おう。
長い列が出来ている物販ブースを横切って、明日の朝に食べるパンを買って帰った。

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