大好きな担当よ、どうかお元気で

この内容はモバエムサ終了についての個人の意見と感想と忘備録です
担当名は出さないように様々なフェイクを入れぼやかしてあります
また運営やサイスタについては色々思うところがあり信頼されている方、好きな方等にとっては不快な思いをさせる場合がございます
再度申し上げますがこちらは全て個人の感情でありそれ以外の何者でもありません



ソーシャルゲーム版THE IDOLM@STER sideM、通称モバエムが1月でサービス終了を迎える

終わりを迎えそうな兆しはあったもののまだまだ描き足りない物語も多数あり担当もそれに含まれていて、これを描ききったらどうなるのだろうかという疑問や不安は正直あった

ところが9月1日、日付が変わる頃いつも通りリメショの情報を眺めいつも通り1日限定パックも売られ、いつも通りに購入した夕方に突然の新規イベ更新停止が告知がされTLに浮上する頃には阿鼻叫喚と化していた

モバエム8周年を掲げている生放送で何故かサイスタの世界線で朗読劇が始まったりなど予兆があったにせよ突然すぎる、あまりにも。というのが正直な感情だった

あとは現在の通り、2ヶ月以上何もそれ以上の情報は落ちず結局のところフィナーレイベはあるのかないのかすらわからないまま正式に終了が決まってしまっている

これに関しては運営がギリギリまで考えてくれたのだという気持ちと、いや、不誠実すぎる馬鹿にしてるのか?という矛盾した気持ちがずっと心をぐるぐると回っている

特にパ大の超学に関してはあれだけ投票を煽り集金し更には大体的に全員SR化を売りにしたにも関わらず別の形でお出しされる予定で、前作のフルボイス実装もおそらくなかったことにされる(サイスタではモバに関することはなるべく触れてほしくないという感情もある)
エムステのDOSと全く同じことを運営がしているのだ、そしてそのDOSですらモバエムのサ終とともに消えていく
これだけでも不誠実の塊なのではないかとずっと思っている

リメショも中途半端で終わってしまう
しかもその情報を得るには何かしらの媒体を購入しなければならない様な言い回しだ
きっとまだ出てないアイドルのリメショのために上位イベだって用意されるはずだったのに

勿論それだけに留まらず、例えば別事務所が終了のメタネタを使い新規イベが更新されるのを見ると、あぁまたSideMはこんな扱いなのかと思わざるを得ない運営への不信感が積み重なっていたのも事実だ

エムステを委託会社に責任を押し付けサ終させ新しく始まったサイスタもそうだ

サービス開始前こそユーザーが関わる形で広報に力を入れているのは伝わってきたしキャンペーンも楽しく参加できた
世界線のリセットは気になったがこの時点ではモバエムが健在だったからこそ、それはそれこれはこれ、が出来た

最初にクラファイベをフルボイスで持ってきてこういうスタンスでやっていくよを提示してくれたのも解りやすかったし、エピゼロでこちらもフルボイスで彼らの過去を掘り下げていくのだな、モバと違う形で表現していくのだなと期待はしていた

ところが今現在までを振り返ってみてサイスタはどうだっただろうか?

モバエムのシナリオに関わった方がサイスタでも携わると運営がわざわざ言ったストーリーで出された担当は同じ顔同じ名前をした別人のようだった
担当の大切な部分が違う、という言葉でしか表現が出来なかった

それは担当外でも感じてしまったことで、私が好きになった315事務所のアイドル達はこんな人達だったのか?と思う部分が増えてきてしまったのだ

言葉を選ばずに言うのなら個人的にはシナリオが薄い、説得力がない、言い回しの違和感が多い、もしかしたらライターとしての知識量も表現力も何もかもが圧倒的に少ないのかもしれない
あんなに嬉しかったフルボイスでも自分の中でそれは補い切れなかった

モバエムという参考になるものがあるにも関わらず、彼らの大切な部分の描き方が兎にも角にも自分に合わなかった

1年目だから比べるな、はもっともである
モバエムと違う描き方をするんだという意志があるのなら見守るしか出来ない
だがそれを踏まえても彼らへの掘り下げがとても幼稚に感じられてしまった

これからもう一度彼らを1から知っていくには彼らを知りすぎてしまっているし、なにより1年目の彼らの背景に積み重ねて来たものが透けて見えてしまい強くてニューゲームなものをお出しされている違和感が拭えなかった

もっと言葉を選ばずに言うのならモバエムの積み重ねをなかったことにしているにも関わらず都合のいいところだけを掠め取っていくイメージが拭えないのだ
久しぶりに出たソロ曲もそうだ、決してサイスタ1年目の彼らには歌えないであろうものが見えてきてしまうのにサイスタの新曲として出されている
モバエムと地続きでもないのにこれはあんまりではないか

話は逸れたがきっとモバエムのように文章を積み重ね読んでいき自分で読み解いていくというスタンスはどうしても向き不向きが出てきてしまい、それを解消すべく解りやすい言葉のみで表現するとこうなるのだと思う
だからこそ、そういうスタンスを公式から取られてしまったことによって、サービス開始からここまで追い続けたSideMが自分向きでないと明確に提示されてしまった

そして更にここにモバエムの終了が重なる

こうしてじわじわと『自分が大好きな担当はこの世界のどこにもいなくなってしまう』という事実をただただ受け止める事を余儀なくされてしまった

他にもサイスタは1周年前の連続したやらかしがきっかけとなっただけでずっとずっと不誠実な部分がある
自社の商品であるはずのアイドルの名前の取違、キャンペーンでコピペを強要しながらのユニットの綴り違いサイレント修正、呼称の間違い、未だにミスを放置されている恒常カードもある、ダブルチェックをすれば監修がしっかりしていれば防げることが数えきれないほどある

それでどうやって運営を信用すれば良いのだろう?
人手が足りてないから心配になる、運営も人だから心無いことを言わないほうがいい
ではいつになったらそれは改善されるのか?そもそも何故ユーザーがそこまで我慢を強いられなければいけないのか理解に苦しむ

そうこうしてTLで嘆いてみるが流れてくるこの界隈特有の“ユーザーを良い人でいさせようとしてくる綺麗事”ツイートにまた心が落ち着かなくなる
運営はやってくれている
サイスタをsageるな
サイスタPを不安にさせるな
アーカイブを残すというのだから感謝しなければ
嫌ならやめろ

何故そういった愚痴封殺の風潮がモバエムのサ終を加速させた部分があると思わないのだろうか?

この手のタイプはなぜかユーザーを運営サイドに立たせようとしてくる
我々は単なる消費者であり愚痴も批判も感想も全て言う権利はあるのに、何故か口を塞ぎに来る
それでいてSideMは本当に改善されたのだろうか?

今となってはもう確認もしようがないが、こういったユーザー間の同調圧力がプラスに働いた所を一切見たことがない
初期からのユーザーであるからこそ同じようなユーザーが綺麗事で終わらせようとしてくる雰囲気が大嫌いだったし、初期からやっていたユーザーほどもっともっと運営に対してしっかりと怒ってほしかった

8年の月日はとても長い、それをあんなぶつ切りで終わらせる判断をした事を綺麗事で終わらせるのは絶対に無理だ


様々な事を通して色んな人の言葉を見ていると『SideMが好きなのではなくモバエムが大好きだった』
といった意味合いのものを見かけることが多くなった

そうしてようやく自分も腑に落ちた、というより自分を納得させることができた

モバエムのこの世界でこの世界の担当を好きになった
他の世界線の彼らにはないものがモバエムでしか存在しなかったのだ

様々なものが重なって自分の中で区切りをつけるしかないと出した結論は、もう良いかな、だった
サイスタは自分向きではなかったし今後改善されてもきっとサイスタの世界の担当にモバエムの担当を探してしまうだろう
それは健全ではないなとけじめをつける時だと思ったのだ

思い返せばSideMは長男呼ばわりをされているものの他ブランドと比べても露骨に直接運営責任者から差をつけられていたなと、いつかの生放送や新作ゲームの発表時も嫌というほど見せつけられていたと思う

アニメ化をすれば半分以上モブで終わり2期もなかった
新しいアプリのエムステは音ゲとも呼べず結局作業ゲーになっていたし、シナリオもモデルクオリティも何とも言えず担当が歌って動く喜びをなんとか噛み締めていた
代わりに始まったサイスタも最初は期待に溢れていたがそれも自分の中で1年も保たなかったし、せっかくのお仕事コラボもユニットが偏り過ぎていたり他事務所のための実験台だったんだろうかと思えるほどだった

こうして並べてみると自分でもよく続けていたなと思う
それこそモバエムでさえ最初は危うかったし担当の様々な者がブレていたしガシャは酷いし今でも酷いと思う
それでも続けられていたのはやはりあの世界の担当を追いかけ続けて、そこに彼の彼らの積み重ねと成長を感じそれを通して大好きなものになっていたからにほかならない

長年続けてきた事を自分向きでなかったと諦めることは寂しさや虚しさがあり正直未練がある
それでもこのまま同じ顔同じ名前をした別人を追いかけるには自分にはもう難しい

自分の知る彼は歩みを止めてしまった

これ以上成長することも何かに気付きかけがえのない何かを得ることもさらなる高みを目指すことも自分をプロデューサーと呼ぶ事ももうしないのだ

それでもサイスタの担当がたくさんの新しいプロデューサーに愛され続けられるのなら、ほんの少しだけ心が報われるかもしれない

ありがとうモバエム
この世界が大好きでした
この世界の担当が大好きでした
彼のプロデューサーとして過ごせてとても楽しかった誇らしかった

本当に本当にありがとう


そしてさようなら


この8年は人生の宝物です

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