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公務員のための資産運用入門 #24: REITへの投資

こんにちは、元公務員で現在はFXトレーダーとして活動しているワッキーです。今回のテーマは、公務員でも比較的取り組みやすい「REIT(不動産投資信託)」への投資についてお話しします。

公務員の皆さんは副業が禁止されているため、直接的な不動産投資や不動産運営は難しいですよね。しかし、REITを活用すれば、間接的に不動産に投資できるため、資産形成を始めやすい選択肢の一つと言えるでしょう。

REITとは?

まず、REIT(Real Estate Investment Trust)とは何かについて簡単に説明します。REITは、投資家から集めた資金をもとに、不動産を運用し、その利益を配当として投資家に分配する仕組みです。つまり、REITを購入することで、実際に不動産を保有せずとも、間接的にオフィスビルやマンション、商業施設などの不動産に投資することができます。

REITのメリット

  1. 少額から投資可能
    通常、不動産を購入するには多額の資金が必要ですが、REITなら1万円以下の少額から始めることができます。これなら、資産運用を始めたばかりの公務員の方でも無理なくスタートできます。

  2. 分散投資がしやすい
    REITは、複数の不動産に投資するため、一つの物件の価格変動やリスクに影響されにくく、分散投資の効果があります。特に、国内外の不動産市場に投資できるので、地理的なリスクも分散することが可能です。

  3. 安定した配当
    REITは、法律で利益の90%以上を投資家に還元することが義務付けられているため、比較的安定した配当を期待できます。公務員として安定収入がある一方で、資産運用でも安定した収益を得られるのは大きな魅力ですね。

REITのデメリット

もちろん、REITにもリスクはあります。主なリスクとしては以下の点が挙げられます。

  1. 価格変動リスク
    株式市場に上場されているため、REITの価格は市場の影響を受けて変動します。不動産市場の低迷や金利上昇などが影響を与えることがあります。

  2. 分配金の変動
    不動産の稼働率や賃料収入が低下すると、分配金も減少する可能性があります。また、REITの借入金利が上昇すれば、それも収益に影響を与えます。

公務員におすすめのREIT投資

公務員にとってREITは、少額で始められ、安定した収益が見込めるため、魅力的な選択肢です。特に、日本国内のREIT(J-REIT)は、日本の不動産市場をターゲットにしているため、為替リスクもなく初心者にも取り組みやすいです。

一方で、海外のREIT(グローバルREIT)に投資することで、さらなる分散投資効果を得ることも可能です。例えば、アメリカやヨーロッパの不動産市場は、日本とは異なる経済状況にあるため、日本の景気が悪化しても、海外市場が好調であれば資産が守られる可能性があります。

まとめ

REITは、公務員として副業が制限されている中でも、不動産投資のメリットを享受できる手段の一つです。少額から始められ、安定した収益が期待できるため、初めての資産運用にも適しています。

ただし、REITにもリスクがあるため、過度に期待せず、リスクを理解した上で投資を行いましょう。また、FXなど他の資産運用と組み合わせて、バランスよく資産形成を進めるのが理想的です。

今後も、さまざまな投資方法を学びながら、自分に合った資産運用を見つけていきましょう!FXの勉強をしつつ、REITや他の資産運用方法も取り入れて、少しずつ財政的な自由を目指してくださいね。

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