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就活の噺#7 後編

もう7月です。入社してしまいました(汗)
就活の噺を更新しないと次へ進めないので更新して参ります。
後編は、就活を続けることになってからの気持ちや選考過程について。

就活を続けることを決めてからまず思ったのは「まだ続けるのか…」という後ろ向きな気持ちでした。
自分で決めたんですよ、でも部活が重荷になっている中気持ちを就活モードに持っていくのは大変でしたね…。
自分に鞭を打とうと、部活前後の隙間時間があればマイ○ビをザッピングするように心がけました。ザッピングしていく中で思ったのは、噂通り、大手の秋募集が散見されていたことでした。丁度就活生が滑り止めを蹴りだす時期であり、我々後手組は狙い時です。
大体15社くらいの説明会や企業研究を実施したのち、結果的に7社にESを提出しました。

ちなみに大手秋募集の情報は、事前にエントリー登録をしていたからこそ分かった情報でした。もう募集時期終わってた…と嘆かず、終わってても登録しておくことをお勧めします。
ちなみにちなみに、私自身が第1志望としていた鉄道系は全然秋募集がありません。無いことはないですけど、追加募集はほぼないと思っていたほうが良いです。かなり粘って探していたのですが、出てこなくてがっかりしましたね…。

ESが通ったのは2社でした。これ、割とショックでして、自分が本命と考えていた企業は落ちているんです。
かなり揺らぎましたが、この2社の就活を最後に大学4回生の就活を終えることにしました。

気もち面での話を少し…。
何度も酸っぱくいっていますが、部活との両立が本当に大変でした。部活ではプレイヤー面での活動と、幹部としての活動も重なりました。プレイヤー面では昨今の情勢とにらめっこし、幹部活動はオンライン総会の準備に追われました。
まぁすべてはブッコ○ナが悪いんですが、これで陽性になってしまうと最後の大会に出られないという重圧、またOB幹部に挟まれながら様々な事態を想定した総会の資料準備で、途中胃痛でダウンしたり…
さすがにこの2週間は就活をストップしました…よくやり切ったよ自分。

大会が終わり、総会の資料準備が整った段階でようやく就活に本腰を入れました。

1社(S社)は、すべてオンラインで実施されました。
一度追加募集をしているのを見て興味が湧いたのですが、ES締め切り時期周辺バタついており、書きながら焦りが止まらなくなったので(危な)諦めたところでした。暫くしてまた追加募集しているのを見て、続きが書ける喜びと、追加募集多いことの不安が入り混じりながらESを提出。
2回のオンライン面接。もちろんテンプレ感はありましたが、派生した質問にも自分のトーンで話すことができたり、面接官の反応が悪くなかったり…
内定という後ろ盾があるからか少しリラックスしてちゃんと会話できた、そんな体感で何となく手ごたえを感じる面接でした。
(こんなこと言っときながら落ちたこと何度もあるので気は抜けません)

もう1社(A社)は、2回とも対面で実施されました。場所はなんと東京!
人生久しぶり東京は目的:面接 行ってからすぐとんぼ返りする日帰り弾丸東京面接旅。1回目は実力テストを1時間受けたのち、面接官3名と就活生3名(私含む)の集団面接約1時間でした。
会社の特性に沿った質問や、3名に対して挙手制で表現を求める質問もあり、なっかなか濃厚な面接でしたが、面接官の素質の良さ(超失礼)を感じたうえ、私以外の2人のトーク・キャリアも興味深く、振り返ると充実した面接でした。手ごたえは微妙。
暫くして、1次面接通過の連絡が来ました。嬉しいと同時に悩む日々が始まりました。

…既にS社の内々定連絡が来ていたのです。

私は大いに悩みました。
なぜ悩んだか、A社の最終結果が来てから選択すれば良いではないか。そうお思いでしょう。

就活に疲れてしまったのです…!ここに来て…!!また…!!!

S社もA社も見る限り良さげな会社です。この2社なら以前の内々定先も蹴れるくらいでした。S社が受かっていなければA社に全力投球できました、流石に。
ですが、自分の希望が1つ通っている事実、部活動と総会の準備を並列しながらの就活で常に緊張状態だった背景、

私は…S社を選択しました。
私のせいで2人もしかしたら落ちたかもしれない、そう思いながら、自分勝手ながら、A社に選考自体の連絡をし、S社に最終決定の連絡を送り…

11月に私の就活が完全に終了しました。

長かったな、遅かったな。終わった後の感想はこれでした。
同回生は遅くとも7月くらいに内定先を決め、夏休み程々に遊び、卒論に勤しんでいました。私はそんなに遊べなかったけど、自分の将来ある程度納得できる形に落ち着けたと思っています。
私の気持ちは7月の時と違って晴れやかでした。
これが今、就活長く続けて良かったと思えた所以だと思います。

既に長文ですが、この時期内定決まってない人もいるかもしれませんので経験則でエールと気持ちを。

1)長くかかっても大丈夫だよ、そんな人も沢山いるよ。
私がその例です。中には内定後の会社の対応が想像以上に良くなく、3月に蹴ってすぐ再就活して4月に内定もらっている人もいます。
(他業種ではあります、急遽決めた内定先は良いところだそうです)
長くかかっても悲観的にならないで。

2)面倒臭いの理由で就活をパッパと終わらせてほしくはない
今は転職ありきの時代です。私のS社もいつかは転職を考える機会が出てくるかもしれません。でも「あの時就活適当にやってたからなぁ」を言い訳に転職は考えたくない、というのが就活当時の私の信念でした。
この信念には賛同しなくてもよいです。いち意見です。
社会人になってS社で働き始めて、その気持ちを思い出し、襟もとをただすこともあります。
私はある程度、会社で働くことに価値を見出したい。就活を結構しっかり取り組んだ分そう思うのかもしれません。今んところ、無理しない程度にできてますよ。楽しさを感じるのはもう少し後になりそうですが。

私の学生時代就活遍歴はこうなりました。
1年以上かけて就活の噺書き終えました。長い。仕方ない。私が勝手に始めたんだから。

いち一般人の就活噺、最後まで読んでくださって、ありがとうございました。いつか、会社での日常も社外秘含めずに書けたら(死亡フラグ)


いむ

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