基本のインテリアスタイル #3
こんにちは。
今日もお読みくださり、ありがとうございます。
フリーランスでインテリアスタイリスト/コーディネーターの
活動をしています、やまとまいこです。
前回までに、基本のインテリアスタイル8種類のうち
#1:「ナチュラルスタイル」「北欧スタイル」
#2:「モダンスタイル」「インダストリアルスタイル」
の特徴をお話ししました。
よければ、こちらもご覧ください。
今回は、
「ミッドセンチュリースタイル」「西海岸スタイル」について
特徴などお話ししていこうと思います。
⑤ ミッドセンチュリースタイル
「ミッドセンチュリー」とは、直訳で「世紀の中間」という意味があります。20世紀の半ば、1950年代を中心に1940年〜1960年代にアメリカで発祥したインテリアスタイルと言われています。
1:全体的にはホワイト・ブラウンなどシンプルなカラーを基本色として
いる。また、ポイントにビビットカラーを差し込んでアクセントカラー
としている。
2:家具は機能的で、シンプルなデザインが多く、曲線を用いている。
また、個性的でユニークなデザインの家具が多い。
3:当時、アメリカで開発されたプライウッド(成型積層合板)や
FRP(ガラス繊維強化プラスチック)といった素材を使われている家具が
多くある。
デザイナー:
この時代活躍したデザイナーがデザインした家具は今も多くあり、
チャールズ&レイ・イームズ夫妻、ジョージネルソン、
イサム・ノグチを代表とするデザイナーが多くいます。
日本人では、剣持勇、柳宗理が有名です。
⑥ 西海岸スタイル
アメリカのロサンゼルスやカリフォルニアなど海沿いの爽やかな雰囲気を
イメージしたインテリアスタイルです。
そのため、カリフォルニアスタイルと呼ばれることもあります。
1:全体的には、爽やかな海や空を思わせるようなホワイトやブルーを
基本色としています。また、家具・小物などで流木などをイメージ
した、くすみがかったナチュラルなブラウンを加えます。
2:海沿いのリゾート感と開放感、ラフさがあるカジュアルなデザインの
家具や小物を多く使う。サーフボードや貝殻モチーフなど海にまつわる
小物も多い。
ラグやクッションにネイティブ柄のデザインやキリムを取り入れる。
3:素材は自然素材のものが使われている。古木を使用した家具や、
ヴィンテージ感のある皮素材のものなど。
また、デニム素材を使用したソファなどを取り入れることで
よりカジュアルな雰囲気になる。
いかがでしたか?
今回は、インテリアスタイル基本の8種類の中から、
「ミッドセンチュリースタイル」「西海岸スタイル」の特徴について
お話ししました。
次回は、基本のインテリアスタイル最終回です。