V6に物申す
V6は解散した。その事実は変えられないし、取り消すことも戻ることもできないこと。解散を決めるまでたくさん話し合いをしただろうし、解散を発表してからも、これでもかというほどの愛と幸せを届けてくれた。そして最後までいつも通りのV6でいてくれた。こんなにファンのことを愛してくれて、そして自分達もたくさんの人に愛されたグループだった。
そんな愛にあふれたV6というグループが、2021年11月1日に解散した。
解散してからおよそ5か月、事務所を辞めたメンバーもいるのに未だに新しいV6としてのイベントやコンテンツを届けてくれている。「V-Land」という世界を残してくれている。単に26年間やってきただけではない、本当に愛され続けて何かを残し続けてきたグループなのだということをひしひしと感じる。そして何よりも、今までもこれからもずっとファンのことを大事にしてくれるグループだと誇りに思う。
2022年3月31日、V-Land Portalが終了する。私は11月1日よりもこの日の方が解散の事実が重くのしかかるしとんでもなく寂しい。本当の本当にV6と繋がってられるV6が感じられる世界がなくなってしまうような気がしてたまらなく寂しい。11月2日から3月31日まではリハビリ期間で、V6がいない世界に少しずつ慣れていこうねみたいな時間だったのか。四十九日と例えるとよくないのかもしれないけど、お別れをする時間のような。
V-Landがなくなるということは、「ここから先は本当にV6がいない世界で生きていくんだよ」と覚悟を決めないといけないような気がして本当に辛い。解散することを知った日より、解散した日より、3月31日がしんどい。
私は、V6が大好きだ。20th Century、Coming Centuryが大好きだ。坂本昌行、長野博、井ノ原快彦、森田剛、三宅健、岡田准一が大好きだ。彼ら自身も彼らが表現するエンターテイメントも。彼らが届けてくれる愛と優しさも全部全部私の人生の一部で大部分を占めている。そんな彼らがいなくなるということは、人生に大きな穴が空くような感覚だ。
解散してからの6人に対する愛情は変わらないけど、V6だった人であってV6ではない。V6としてやってきたことを個人もしくは一部でやっていくことになる。V6の中だったものがV6という枠をなくした姿で見ることになる。その現実を、私はまだまだ受け入れられそうにない。
4月8日から岡田准一の写真展「Guys 俺たち」が開催される。V6の解散が決まってから、岡田くんが撮影したメンバーの写真が飾られる。V6というグループのことで参加することは、おそらくこれが最後だと思う。これはV6との最後のお別れ式のように思う。ここに飾られる写真は全て解散を決意した6人の姿しかない。V6の完成を見据えた6人しかいない。どうあがいても、V6の解散、V6とのお別れなんだ。
こんなに寂しくないようにってこれでもかというほどの愛を届けてくれて、一緒に過ごす時間を作ってくれてたのに、私にはまだまだV6が足りない。6人が前を向いて覚悟と思い出を持って進んでいる新しい道へ、まだまだいけそうにない。ごめんね。解散発表から1年以上経ってるのにずっと寂しい。
でも、ファンは受け入れるしかない。V6は迷えるけど、ファンは表に出された結果についていくしかないもん。そんなすぐに解散を決めたわけではないと思う。だから私も何年もかけて新しい道へ進めるようになろうと思う。
改めて、V6のみなさん、ありがとうございました。みんなに出会えたからたくさん救われました。人生の一部、私の一部です。一部を失った代償は大きいから、責任とってこれからもずっと愛されていてください。そしていつも前を歩いていてください。
愛されおじさん6人組へ、溢れて困るほどの愛をコメテ。