片頭痛
こんばんは。
片頭痛。聞いたことのある人もない人も、ぜひ片頭痛について少し知ってもらえたら嬉しいです。世の中が、未病(健康な状態から離れつつある状態と定義されてます)に優しくなったらいいな、なんて甘い考えをもちつつ片頭痛に関する情報を普及してみたいと思います。
ちなみに私は日常生活にかなり支障のある部類の片頭痛持ちです。
ひどい時には救急車を呼ばないと生死を彷徨います。頭痛で救急車!?と驚かれるかもしれませんが、頭痛で簡単にQOL(クオリティーオブライフ/生活の質)がダダ下がりしてご飯はおろか水分も摂取できず、吐き気と頭痛にのたうち回って脱水に陥り命の危機に直面します。
頭痛でもし苦しんでる人がいたら、どれくらい大変かは人にもよるかと思いますが、本当辛いですよね。。
さて。
頭痛には、痛み方や発症のタイミングなんかによって種類がいくつかあります。
慢性的な頭痛としてよく言われるのは、片頭痛、緊張型頭痛、群発頭痛。最近は群発頭痛は更に大きなカテゴリーとなる三叉神経・自律神経性頭痛という言葉もあるようです。
頭痛患者は結構な比率で緊張型頭痛と片頭痛の両方をもっている方が多いと医師からは聞いています。目の疲れや肩こりからくる緊張型だけでなく、ホルモンや自律神経から影響される片頭痛を併せもっていた場合、個々人の初動対応が非常に大事です。なぜなら治療が真逆なので。
血管の収縮によるものなのか(緊張型)、拡張によるものなのか(片頭痛)により、温めればよいのか、冷やせば良いのかが違うからです。
非常にデリケートな病です。。
予防する手立ては、あります。一応。
一応というのは人によって合う合わないがあり、マネーをどこまでかけられるかにもよって、予防できるか否かが変わってきます。マネーをかければ高度な予防治療が可能です。
私は保険診療で◯万かけて自己注射する予防薬を投薬しています。今でこそ保険診療になっていますが、確か5年ほど前までは自費診療のお薬でした。
この自己注射薬にたどりつくまでにありとあらゆる予防薬を試しては玉砕してきましたが、予防薬も日進月歩なので、効く薬のある時代に生まれて感謝です。
もし頭痛で苦しんでいる人がいたら、ぜひ脳神経内科か脳神経外科のあるクリニックや病院を受診してみてください。
そして周りに頭痛になりやすい人がもしいたら、光や音、匂い、気温、気圧など外的要因に敏感かもしれないので、どうか少しでいいのでそのあたり気にかけてあげてもらえたら嬉しいです。
世の中が、社会が、頭痛だけじゃないけど、生きづらく感じながら生きてる人に、優しくなれたらいいなと願いつつ。