「ね」never young beachと2017年の衝撃について
ドラクエ11を今更買いました。めちゃくちゃ面白いですね。note書き忘れそうになるくらい面白いです。2Dと3Dとのあわせ技って画期的ですよね。これ以上語ると音楽の記事にならなそうなので、やめときます。いやあ、今までやってなかったことを後悔します。
さあ、今日紹介するのはみなさんもご存知だろう。ネバヤンことネバーヤングビーチです。バイオグラフィーをどうぞ。
安部勇磨: vocal, guitar
阿南智史: guitar
巽 啓伍: bass
鈴木健人: drums
土着的な日本の歌のDNAをしっかりと残しながら、USインディなど洋楽に影響を受けたサウンドと極上のポップなメロディ、そして地に足をつけて等身大の歌詞をうたった楽曲で、音楽シーンに一石を投じる存在として、注目を集めるバンド。2014年春に結成。2015年に1stアルバム「YASHINOKI HOUSE」を発表し、「FUJI ROCK FESTIVAL」に初出演。2016年に2ndアルバム「fam fam」をリリースし、様々なフェスやライブイベントに参加。2017年にSPEEDSTAR RECORDSよりメジャーデビューアルバム「A GOOD TIME」を発表。2018年に10inchアナログシングル「うつらない/歩いてみたら」をリリース。そして2019年に、4thアルバム「STORY」を発表し、初のホールツアーを開催。また近年は上海、北京、成都、深圳、杭州、台北、ソウル、バンコクなどアジア圏内でもライブに出演。 公式サイトより
何を今更みたいなことも書いていきますが、初めて聴くという人もここからネバヤンスタートにしてみてほしいとの願いから書きます。ではん、いってみよう。
2017年同時多発シティポップブーム爆発事件
ネバヤンとの出会いはこの曲をYou Tubeで見た瞬間から始まった。
最初のイントロを瞬間から!!!となったのを今でも思い出す。2016年も終わりかけの頃だろう。ギターのサウンド、ドラムの淡白なサウンドを聴いて、「はっぴいえんどじゃん!!」「はっぴいえんどが現代に蘇った!」と驚かされた。映像も多幸感にあふれており、これから先の未来がきっと明るいんだろうというような所謂昭和感に溢れた雰囲気に包まれていた。しかし、大事なところは現代にアップデートされていることから、現代のはっぴいえんどと勝手に名付けていた。
そして時は少し経ち、2017年。シティポップとくくられていたバンドたちがこの年に一気に跳ねていく。何枚か紹介しよう。
never young beach / A GOOD TIME
YOGEE NEW WAVES / WAVES
Lucky Tapes / Virtual Gravity
Suchmos / THE KIDS
Nullbarich / Who We Are
ミツメ / エスパー
シャムキャッツ / Friends Again
Awesome City Club / Awesome City Tracks 4
今でも彼らの代表曲となる曲が沢山あるアルバムやEPが一気に出された年だった。2017年私はシティポップの波に飲まれた。そして、ネバヤンとヒョゴで渋谷で行われた2マンライブ。これに夏に行ったのが決定打だった。ここからのシーンは本当に面白かった。新譜を出される度にワクワクしたし、23歳にして今更10代の様に音楽に夢中になれたあのムーブメントのおかげで仕事で辛いことも乗り越えられた。そして、アジアの音楽シーンへの興味にも繋がった。ありがとう、ネバヤン。
小松菜奈はみんなの彼女でした
ネバーヤングビーチのセカンドアルバム「famfam」の最後の曲「お別れの歌」これがまた良いのだ。
なにやら縦のスマホで撮った映像が数珠つなぎのように続いていく。これを見始めると毎回思うのだが、「俺、この人と付き合ってたっけ?」と錯覚させられるのだ。二人で仲睦まじく、ご飯を食べていたり、海で天使のようにはしゃぐ小松菜奈。動画も中盤にさしかかろうとするところであることに気がつくのだ。「曲始まってなくない?」と思った頃にイントロが始まる。そしてこんな歌詞が展開されていく。
あー 君には 言えやしないよ
あー 君の目を ちゃんと見て話したいよ
うまくは言えないが 聞いてはくれないか
眠れない夜が増えてきた 僕はダメだな
あー 君の前で泣きたくないよ
あー 君の目をちゃんと見て話せないよ
お別れのときだよ 君とはいれないな
2人だけの秘密は全部日々に溶けたよ
いつかまた会えたら聴いてはくれないか
陽気な歌でも歌うから愛していたよ
映像もスマホで彼氏が撮りためていたんだろう。そうやって見ていって最後のブラックアウトである。ああ、お別れなんだな。思い出のある彼女と別れた人が見たらみんな絞め殺されるんじゃないだろうか。是非。
切り売りパート 続・それと上野公園編
今回の記事は2017年のこと。しかし、ここからは2015年のことなので全く繋がりはありません!ごめんなさい!!!
さあ、始めて行こう。
前回の切り売りパートを読んでいない方はここからどうぞ。
話は、彼女に上野公園のベンチで告白してフラレたところから始まる。
普通の物語ならもう終わっているところである。
夏のジメッとした空気と夜になって少し涼しさも交じる上野公園のあるベンチで私は告白し、みごと爆散した。
「ごめんなさい」
ああ、何回聞いた言葉だろう。もはや、聞き慣れすぎていてそこまでダメージも無かった。いや、嘘だ。めちゃくちゃあった。
そして、じゃあ帰りましょうかということになりお互い帰宅するのだが、お互い同じ路線で帰るので気まずくてしょうがない。なんで一緒の電車で帰ってるんだよ!と今なら突っ込めるがなぜか同じ電車の同じ車両に乗って私達は帰宅した。その最中である。あれは秋葉原を過ぎた頃だろうか。
異様な異臭が車両に立ち込めてきたのだ。
察しの良い方なら分かるだろう。私達の載っていた車両に左足壊死ニキが乗車してきたのだ。思わず心のなかで突っ込んだ。
(初壊死ニキがこのタイミング!?)
匂いと景色を思い出すことはよくあるが、あれだけはもう思い出したくもない。酸っぱかった〜。
私「車両移動しよっか」
M「そうだね」
ここで一つ後ろの車両に移動したのだが、後ろも後ろの車両で慣性の法則のせいか車両同士の扉が開く度に、若干の匂いが立ち込めてくるのである。
(匂いにも慣性の法則働くんかい、、、、)と心のなかでつぶやきながら早く最寄り駅に着け!!と念じていた。
そして、Mの最寄り駅に着き、時間が遅かったせいかなぜかは覚えていないが彼女の家まで送り届けて帰っていった。
そして、自分も帰ろうかと思ったのだが、どうにもこうにもこんな面白い話、誰かに聞いてもらいたくなってしまった。
通っている大学の近くだったこともあり、下宿していた友達にいきなり電話し、上がりこんだ。そして、そこまでの事の顛末を伝えると大爆笑に包まれた。つまり、今回のこの上野の話がこの切り売りパートのパイロット版であるのだ。
まあ、カッコつけているだけで振られた話を友達と酒を飲みながら笑い話に昇華していくのだ。そいつの家に結局泊まり、次の日私は大学をサボった。
今になって思うが大学生の頃って、フラれたからサボるとか良いよなあと思う。そのくらいフランクに休める労働基準もあって良いんじゃないかなと最近は思います。後は、スーパーボウルを見るために休むもしたいのですが、なんだかんだ真面目なので、働いてしまうんだよなあ。
そして、彼女とはまさかの展開がもう一個あるので明日書きます。
どんな恋愛してんだよ!!!と思いましたとさ。
では、また。