相手に意識を向けるということ
自分に意識が向いているのと、相手に意識が向いているのでは出る言葉が違うと実感した。
娘は完璧主義で不安が大きい人。
今日もまた「料理って難しいよね。失敗すると最悪。失敗するぐらいならやらない」と発言をした。
これまで私はずっとそう言った発言に対して「完璧になってからじゃないと進まないって言ってると何もできないよ。失敗から学ぶんだよ」と言ってきた。そして、めんどくさそうに娘は「はいはい、分かってる」と言う。
これは自分に意識が向いてる発言だった。自分に意識が向いているから自分の意見や考えを伝えたくなってた。
今日は一瞬いつもの言葉が頭をよぎったけど違う言葉が出た。
「そうは言っても、この前もなんだかんだ言いながらチャーハン作ってたし、卓球だって大会でいつも勝つわけじゃないのに次の大会でもチャレンジしてるよ。失敗したって行動できてるよね」と。自分でも不思議なぐらいぺらぺらと。
娘は「そうだね、ありがとう」と嬉しそうに笑ってくれた。
相手に与える影響が全然違う。良い人になりたいとは思わないけど、良い影響を与える人ではいたい。