推したいくせに馬鹿面する
先日、
THE IDOLM@STER SHINY COLORS 5.5th Anniversary LIVE 星が見上げた空
に二日間現地で参加して来た。
先に述べるが今回の文書はライブレポートというよりは私のライブ感や推し(担当)に対しての話になる。後半にライブや曲の感想は添えるがまず言いたいこと消化する。
今回のライブ後、P達が何を思ったのか見たくてTwitterのハッシュタグ検索で色々な感想を見た。
サブステージ、トロッコの曲が多く色々なオタクが距離の近さを感じて喜びの声を上げていた。もちろん新規古参どちらも楽しめるセトリ、天井照明を含めたステージの良さを語る者もいた。
だが最終的に二日間トータルして私のTLに現れた感想で1番多かったものはこのようなライブに対する感想や批評ではなかった。
1番多かった感想は
ライブ前、ライブ中のオタクへの悪口
すなわち、お気持ち表明だ。
悲しいことがありました。
から始まる感想が多すぎて正直なところ
こちらの方が悲しい。
というかこれを見た運営や声優さん達の方が
可哀想だよ。
ライブにそれぞれ何を求めているかは多様性な世界の話だから難しい。正解なんてない。
一番の問題は、
ライブの良し悪しを語る用のハッシュタグで主語を大きくして自分の正義やエゴで楽しめなかった言い訳を語る人が多すぎる。
1番多かったのは自己紹介MC時の野次に対しての批判だ。
確かに声優さんが話しているタイミングに被してたり、ずっと叫んでる人もいてうるさいとは思う。挟み込むやつに限って面白くないこと言う奴もいる。
でも、これもそれぞれのライブの楽しみ方であり愛や衝動の表現方法ではある。別に全肯定はしないが自由ではある。
同じ金額を払ってライブを見に来ているオタクである以上、レギュレーションや法に触れてない限りはそこは平等である。
day1の冬優子役の幸村さんはこのような野次に対して笑顔で「ありがとう」と答えていた。
すまんがその対応が運営からのNOに見えますか?お前らは運営か?自己認識高山なのか?
極論を言わせてもらうが
オタク数名の野次やUOグルグル如きで好きな事、人、曲が楽しめない、愛せないなら
ライブ向いてないよ。配信見てなよ。
運営が完全にNOと言っている事をやっている奴がいればそれは悪と見做して良いが白黒はっきりつかないもの、グレーなものに対して、
みんなもそうだよね?とオ○ニーみたいな同意求めて何になるの?それは愛なの?プロデューサー業務になってる?
本当に好きで、愛しているものだけ見ようよ。
それが他者のしょーもない事で面白く見えなくならそれはその程度の愛だと思う。
嫌いなものばかりみて肯定感上げたってアイマス、推しに何も還元されないの。
だったらライブや演出、声優に対しての想いを140字でぶちまけろよ。
自分と推しと一対一で向き合って
気持ち悪いガチ恋論を語り合いたいよ。
俺は樋口円香も土屋李央も大好きだよ。
誰よりも。
あのファンサは俺だ!いや俺だよ!
みたいな話ししかしたく無い。
長くなったけどせっかく同じ金払って貴重な
ライブ見れることになったんだったら誰よりも楽しんで好きな女を愛せ。
以上が本当の悲しいことがありましたと言う話でした。
ここからは余談でライブの話をする。
今回のライブ。
この一言に尽きる。
丁度いい。
セトリや世界観含めて本当に今年のシャニマスを総括したようないいライブだったと思う。
今年のベストアクトかと思う瞬間があった。
それはノクチルの初期曲。
「あの花のように」から「いつだって僕らは」を連続でやった瞬間だ。
もっと細かく描写するなら、
「いつだって僕らは」の落ちサビ前でみんながセンターステージに走り出した瞬間、私はノクチルが好きで本当に追い続けて良かったなぁと心の底から思った。
完全に自分の今いる世界とシャニマスの世界がリンクした気がした。あのステージに土屋李央さんもいたし、樋口円香がいた。
あのシーン、ノクチルが好きでイベントコミュを読んでいるかどうかで見え方は人それぞれ違うと思う。知らない人と知っている人では雲泥の差があるくらいの演出。
この空間に入れたのは本当にこの一年ぐらいシャニマスを追っかけ続けて本当に良かった。
現場主義が捗りすぎる。
次点で筆を取るのであればやはり初ライブ、ステージであったCoMETIKのパフォーマンスだろう。
新時代の予兆、黒色彗星
そのコピーに負けない、彗星の如く衝撃だったと思う。シンプルにカッコよかった。
パフォーマンスにおいては流石に経験値不足もあるし、三川さん、小澤さんはガチガチに緊張してた感じもあったけど。
でもやっぱり初期衝動というか。
それが良いよね。
この5年目の脂乗りまくってるシャニマスに急に参加した二人がいきなり幕張に参戦するのはかなりアツい。しかも一曲目からコメティックだったのは
本当にこれまでの、これからのシャニマスをぶち壊してくれる予感がした。
あともう一つ語るのであれば二日目のShiny Storiesだろう。
先ほどの話題と少し重なるが個人的には
シャニマスの顔、センターの関根さんと新メンの二人がポジション合わせて歌ってた姿が本当に美しかった。
5.5周年でこの演出をやることの意味。
5周年を超えたまた違った色の空を見せてくれる予感を感じた。
うん、それだけ。
それだけでいいし最高だった。
まとめに入るがこんなにも最高のライブがあったのにオタクが出す感想がしょーもなさすぎる。
お前らは本当に何のためにライブを見にきてるんだ。
好きなものを見て好きを誇って、好きを推せよ、ばかたれ。
素晴らしきこの世界。