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水多海斗~ブンデスリーガそして日本代表へ~

過去には日本代表選手も所属していたFSV マインツのセカンドチームでプレーし、開幕戦ブンデスリーグ1部となるトップチームにベンチ入りを果たした水多選手にインタビューしてきましたのでぜひご覧ください!

Qポジションとサッカー歴を教えてください。

A、MF    前橋育英高校→SV Straelen(4部)→FSV MainzII(4部)

Qドイツに挑戦したきっかけを教えてください。

A、最近では J1のプロの選手も続々と海外でプレーする選手が増え、アマチュアカテゴリーでも海外でプレーする選手が増えてきていて、実際に海外でプレーしている知り合いなどの話を聞いていくうちに自分も高校を卒業したら、すぐに海外に渡り海外でプレーする選択肢も一つだなと思ったのがきっかけでした。

Q多くの選択肢があった中でドイツを選んだ理由を教えて下さい。

A、香川選手や内田選手など多くの日本人選手がブンデスリーガで活躍しているのを見て、ブンデスリーグの環境の凄さやサポーターの熱狂度に魅力を感じました。加えてプロとしてのキャリアがなくてもアマチュアから結果を出してプロカテゴリーに上り詰めている選手が多く、ステップアップできるチャンスがあることもドイツに決めた理由の一つです。

水田1

Q最初に来た時のドイツサッカーの印象を教えてください。

A、ドイツ人は日本人違って、身長も大きくガタイも良いのでフィジカル面の印象が1番強かったんですけど、意外とシンプルにプレーするという印象も強かったです。

Qこれまでのシーズンが認められ実際にブンデスリーガのU23チームやそれ以外のチームからもコンタクトがあったと思いますが当時の心境を教えてください。

A、率直な気持ちとしては今まで自分がやってきたことは間違いではなかったんだなと思えることができて嬉しかったですが、凄く沢山のチームがオファーや興味を持ってくれたことに対しての驚きの方が正直、大きかったです。

Qそのなかでなぜマインツを選んだのかを差し支えなければ教えてください。

A、過去に岡崎慎司選手や武藤嘉紀選手がプレーしていたので日本でも知名度が高いFSVマインツは育成に凄く力を入れてくれていて、僕をu23の契約だけではなくトップチームとの契約も結ばせてくれたことが1番の決め手でした。

Qそして加入後、予定されていたU23チームではなく1部ブンデスリーガ開幕戦のメンバーに名を連ねたわけですが、当時の心境を教えてください。

A、幼い頃からテレビで見ていてずっと憧れてきた舞台が目の前に飛び込んできて、各国のプロサッカー選手が目の前でプレーしていて、自分もその舞台までこれたことに対して嬉しかったですがそれと同時に自分も近いうちに絶対にここのピッチでプレーするぞという強い気持ちが芽生えました。

水田3

Q相手はチャンピオンズリーグなどにも出場しているRB Leipzigでしたが、水多選手の目からは1部ブンデスリーガのチームというのはどのように映りましたか?

A、開幕戦の対戦相手だったライプツィヒは前年にチャンピオンズリーグに出場しているチームということもあり物凄く切り替えも早く球際も強くレベルが高かったんですけど自分達ができることを全てやり切ったことで1-0での勝利を勝ち取れました。

Qトップチームのリーグ戦に帯同したということで、環境面やその他で何か驚いたことなどはありますか?

A、もちろんサッカーを取り巻くスタジアムの環境やスタッフもちろんサポーターの数も今まで自分が経験してきたものとは規模が違いすぎて驚きましたが一番は選手のストイックさそして勝負に対する思いというのが物凄かったのが印象的でした。

Q5部、4部、そして1部を経験し、練習などからやはり違いなどは感じますか。そしてその違いとは何ですか?

A、練習強度の差です。一般的にはインテンシティと呼ばれる部分だと思います。もちろん上に行けば行くほど当然レベルは高いので絶対に気を抜くことはできないですし、周りの選手の本気度が物凄いので削りあいのような形になってしまうことも多々ありますがやはりプレー強度と球際の強さは雲泥の差があります。

Qトップチームのベンチに入った際、周りの方からのメッセージなどはありましたか。

A、はい。嬉しいことに沢山ありました。改めてみんなが僕に注目して見てくれているんだなと思いました。これからも日本にいるお世話になった方への恩返しという意味も含めて自分が結果を出し続け、みんなの目に触れられるように頑張ります。

水田4

Q今シーズンで3シーズン目を終える形になりますが、ドイツで生き残るために意識していることはありますか?

A、とにかく自分はドイツでは外国人だということ常に忘れずに結果を出し続けるということだけを考えて毎日やっています。特に言語は大切だと思います。自分はドイツへ行く前にサッカー単語はできる限り覚えて、現在では週に2回、マインツが先生を雇ってくれているのでマンツーマンでレッスンをしています。生き残りたいならその国の言語を覚えるのは必須です。

Qこの選手は半端ないなと思った選手はいますか。対戦相手、味方選手、どちらでも構いません。

A、マインツのムサ・ニアカテというフランス人のセンターバックの選手が今まで対峙してきた中で怖さ、やりにくさという面では1番でした。

Qドイツサッカーと日本サッカーの違いは何だと思いますか?

A、自分自身Jリーグでプレーしたことはまだないのではっきりと言うことはできませんが、プレー強度だと思います。日本サッカーは物凄く上手ですし面白いサッカーだと思いますが、ドイツサッカーは上手さに加えて激しさ、速さという面が日本サッカーと比べてかなりレベルが高いと思います。

Qアマチュア選手がドイツに来てサッカー挑戦をするのはありだと思いますか。実体験も含めてよければドイツサッカーに挑戦するメリットを教えてください。

A、自分の実体験から言うと、海外でプレーすることに興味がある選手は絶対チャレンジするべきだと思います。日本とは全く違うサッカー文化に触れることもでき、サッカープレイヤーとして成長できますし、海外で暮らしていくことは決して簡単なことではないので人間としても絶対成長できると思います。

水田5」

Q監督からはどのようなことを求められていますか?

A、ポジションが攻撃的なポジションなので試合では常にアグレッシブにアクションを起こし続けることと向上心を常に持ってプレーすることを求められています。

Q今シーズンと今後の目標を教えてください。

A、今シーズンは自分としてはドイルでは育成年代最後の1年ということもあり吸収できるものは全て吸収して少しでも成長したいです。そして今の自分の目標であるブンデスリーガでプレーするということを達成できるように日々頑張っていきます。

以上、水多選手のインタビューでした!ドイツの地でステップアップしていきいつの日かブンデスリーガでプレーするのが楽しみですね!

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