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サッカー選手の分岐点〜ブンデスリーガ観戦記 Bochum vs Hoffenheim〜

先日ブンデスリーガ1部第19節のVfL Bochum 対 Hoffenheimの試合を弊社留学生と観戦しましたので、本日はそのレポートをしたいと思います!VfL Bochumには日本代表の浅野選手も在籍しており、我々日本人にとっては注目の一戦となりました!

弊社留学生も初めてのブンデスリーガ観戦に終始興奮した様子でした!ブンデスリーガのみならず、アマチュアのリーグでもそうですが、ドイツでは基本的に試合が行われるグラウンドでBratwurst(ブラートヴルスト)と言われるホットドッグやCurrywurst(カリーヴルスト)と呼ばれる郷土料理を購入することができます。本場ドイツでヨーロッパのサッカーを見るだけでなく、同時にこういった文化に触れることができるのも海外生活の魅力の一つとも言えます。

そうこうしているとアップが始まりました。ドイツのスタジアムは日本のスタジアムと異なり、ピッチとサポーターの距離が本当に近いです。日本で見られるスタジアムの多くは陸上トラックがまわりにしかれているため、どうしてもピッチとサポーターの間に距離ができてしまいます。しかしながらドイツのスタジアムは基本的に「サッカー専用」のため、この問題が解消されています。サポーターの熱気も日本のものとは比べ物にならないものになっており、凄まじい迫力があります。

スタジアムの中にいると、サポーターのボルテージが選手の入場とともに上がって行くのを体感します。浅野選手のスタメンがアナウンスで発表されるとサポーターも同時に名前を叫びます。同じ日本人として感動と興奮を覚える瞬間です。観客でもこの感覚なのであれば、選手本人は一体どんな感情になるのか気になるところではあります。これは選手のみが体感することができる感情ですが、登り詰めた先にあるものだからこそロマンも夢もあります。

試合はBochumが幸先良く先制し、その後も優位に試合を進めます。そして来たる前半40分。センターサークル付近で味方からボールを受けた浅野選手が素晴らしいファーストタッチでゴールへ向かってドリブルを開始し、高速シザースから相手ディフェンダーを交わしたかと思えばゴールキーパーの股を抜く技アリゴールでBochumに追加点をもたらしました。会場が大いに湧き、Bochumとしても点差を3に広げる貴重な点となりました。

結果としては5-2というもので終わったものの、終始圧倒したBochumは危なげなくこの試合をものにしました。浅野選手はワールドカップ前に膝を負傷したりなど、難しい時期を迎えていたにも関わらず、ワールドカップでは強敵ドイツに対して逆転ゴールを叩き込み、今ではチームでもコンスタントに出場機会を得ています。自分にとって挫折と思う期間も絶え間ない努力を重ねることでトップレベルで戦えるということを証明してくれています。弊社留学生も浅野選手の活躍に刺激された様子でした。こういった経験を通して更なるレベルアップをして行く選手たちに期待です!!

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