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97%が消えた?インプレゾンビ動向について

所長です。

11月8日にXに大きなルール変更が発生し、その後三回のペイアウトが終わりました。

改めてルールの変更点を見ますと、

(1)コメント欄に表示された広告からの収益がなくななった。
(2)Xの収益額が上がるとのことでした(X曰く)。

したがって、インプレゾンビ行為そのものが広告収入を得るために無駄になりました。その結果、インプレゾンビの量は激減しました。

ですが、みなさんがXを使ってわかるように、まだインプレゾンビは過去の話にはなっていません。まずはどれくらい数が減ったのでしょうか。

インプレゾンビの数の概算

個人の見立てですが、インプレゾンビの8割近くがコメントを書くことをやめました。仮に37508人のインプレゾンビが以前活動していたとしましょう。それは超学生さんがブロックしたインプレゾンビ数を参考にしています。

そして、私の664万回閲覧されたポストに書かれた178コメントのうちだいたい75コメントがインプレゾンビによるものでした(徹底抗戦)。

ですが、この間バズったアフリカマンガのポストにはインプレゾンビは27コメントのうち、私の記憶が間違いでなければ二人しか現れませんでした。そのため、97.3%ほどのインプレゾンビが廃業したと仮定しています。そのため、割合で考えると、日本のXに常駐しているインプレゾンビはおそよ1012人程度ではないかと、「あくまで概算値として」数のイメージを持っています。ただし、多く見積もって仮に2000人だとしても以前と比べても大幅な減り具合といえるでしょう。

消えないインプレゾンビ

しかし、残念ながらまだインプレゾンビは絶滅することはありません。その理由のとしては:

(1)収益化条件の500万インプレッションを稼ぐため
(2)コメントをたくさん書くと収益が得られるという認識が習慣化している
(3)グループによるエンゲージメントファーミングが横行している

上記が考えられます。

インプレゾンビの出身国

これは以前と変わりません。やはり多いのはインドで次にパキスタン、最近ではナイジェリアからの新規参入が増えました。そしてサウジアラビアやトルコです(モンゴルは最近見かけていません)。

現在の対応

(1)個別の説得・撃破
(2)可能であれば自分たちのコミュニティーに情報を持ち帰ってもらう
(3)コミュニティーノートの活用

上記で現在対応中、または検討しています。

特にコミュニティーノートが重要です。エンゲージメントファーミングをしているグループの中心には大型のユーザーが活動しています。そこで、その人物たちの間違ったポスト内容(例:インプレゾンビ活動の鼓舞、コメント・リポストを繰り返すようにフォロワーに指示をする、等)にコミュニティーノートをつけて、そのようなユーザーに対する求心力を減らし、同時にXのルールをその人のフォロワーに学ばさせていくことが重要だと考えます。

しかし、コミュニティーノートはインドのXで見る限りでは稼働していないように見える上につけてもインドでは誰も評価しません。そのため、今後のインプレゾンビ低減政策にはコミュニティーノートを評価できる日本のユーザーの協力が必要になります。うまいコミュニティーノートの評価依頼を共有できる方法は何かないか、フォロワーの皆さんにもご相談する次第です。

また、もう一つのアカウントで収益化を達成し、その情報をインド向けに公開することによって新規ユーザーがインプレゾンビになるのを阻止しようとも考えております。そして、その先も考えておりますが、それはまだ現実的なステップにはないので具体的な言及は避けます。

今年ももう早いもので「5月のインプレゾンビが人間の心を取り戻した件」から7ヶ月ほど経ちました。残念ながら、一部のユーザーは凍結されてしまったり、タンザニアのオンミさんのように日本Xからインプレゾンビに対するきつい当たりを目にして日本語での投稿をやめてしまったり、収益化の制度変更で広告収益プログラムへの参加意欲がなくなったりしてしまった人もいます。

ですが、ケンちゃんをはじめ、ケブさん、ダニさん、ファデ(ベイビー)さんらナイジェリア人たちは健在で、変わらない真面目さで日本人フォロワーの皆さんともうまくやっていると思います。インドの人たちの多くは残念ながらやる気を失ってしまったようです。ですが、途中から参加したガウタモさんなどはXforBharatでコツコツとインドの動画ポストを発信していますし、また、ネパール人のジャイナ教徒クナルさんが日本語ツイートを始めたり、インドネシアのブンさんなど、インプレゾンビとは少し違う角度から参入されて、コミュニティーが豊になったと思います。

来年も変わらぬ文化の豊かさとコミュニティーの絆をXで維持できたらいいですね。来年もまたよろしくお願いいたします。良いお年を。

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