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QCDって何?品質が良くても売れないの?

毎日お疲れ様です。

今回は、「QCD」についてのお話しです。

読み方は、「きゅーしーでぃー」です。

「QCD」って何それ?初耳だわ。

そりゃあ、そうですよね😅

「品質」は良く聞くけど、「QCD」は日常生活では絶対出て来ませんから。

趣味で物をつくる場合は「QCD」は関係ないんですが、

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物やサービスを売って儲ける場合はこの「QCD」が非常に重要な事になります。

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「QCD」とは、以下の3つの言葉の頭文字を取ったもので、

Q = Quality(品質)

C = Cost(費用、原価)

D = Delivery(納期、(供給できる)量)

です。

お客さんが満足できる物をつくるのは当然なのですが、買ってもらう為には、

Q(品質)だけでなく、C(費用、原価)とD(納期、量)も大事だと言うことなんですね。

たとえば、ちょっと極端な例ですが、

人類の英知をおしみなくつぎ込んだ究極のスマートフォン📱をつくりました。

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地底でも宇宙でもどこでも絶対つながる高性能アンテナ、最高の通信速度、最高のカメラ性能、最高のディスプレイ性能、最高のサウンド性能、最軽量、最高のバッテリー性能、有名一流デザイナーが手掛けた手に馴染む最高のデザイン、etc.

お客様が満足すること間違いなしの一品でございます。

価格は、何と税抜き1000万円。

1家族1台まで購入可能。

納期は、今予約しても3年後です。

あなたは買いますか?😊

私は買うかもですが(嘘)、買わないですよね?

1000万円じゃ、かなりいい車買える値段だし、

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1家族1台では、家族内で使えないし、

今すぐ欲しいけど、納期が3年後では、その頃までにはもっと良いのが安く売ってるかもしれないし。

てな訳で、まとめると、

品質が良いだけでは売れません。

費用や供給出来る数、納期も考えないといけません。

というのが、「QCD」です。

よく考えれば、当たり前の話なんですが、

お客さんが満足できる品質で、

納得できる価格で、

手に入りやすい、サービスが受けやすい、

という、三拍子がそろって良い製品、良いサービスとなると思います。

最後まで読んで頂きありがとうございました😊

※本内容は、「QC検定」という公の制度のテキストに基づいて、私なりに理解したことを書いています。ですので、全くデタラメではありませんが、100%正しいとは限りませんので、参考程度に受け取ってくださいね。








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