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"9割の人"が間違っている物販のリサーチ方法
「売れた商品を見つけて
同じものや似たものを仕入れる
――物販のリサーチはこれでOK」
あなたはこう信じて物販を実践していませんか?
確かに、すでに売れている商品は
需要の実績があるため、“売れやすい”と考えられます。
しかし、実はこのアプローチだけに頼ると
いつまで経っても「売上が伸びない」
「価格競争から抜け出せない」という
負のループに陥りやすいのです。
この記事では、そんな“売れた商品を真似るだけ”の
リサーチが抱える問題点と
もっと本質的なリサーチ方法について解説します。
1.なぜ“売れた商品を真似る”だけではダメなのか?
(1) すぐに価格競争に巻き込まれる
売れた商品を見つけて「自分も仕入れよう」と考える人は
あなただけではありません。
同じ手法を使っている人は多く
結果としてライバルが一気に増え
値下げ合戦に突入しやすいのが難点です。
最終的には利益率が下がり
常にライバルを気にして価格を調整する
ストレスから抜け出せなくなります。
(2) 本質を理解していないと長続きしない
「なぜその商品が売れたのか?」という
背景を理解しないまま、ただ真似するだけでは
一時的に売れてもすぐに需要が落ち着いたり
ライバルが増えたりして、売れなくなる可能性が高いです。
仮にヒットを出せても、次に何を
仕入れればいいのか分からず
また“他人の真似”を繰り返す羽目になります。
2.物販リサーチの本質は“背景”を掘り下げること
ではどうすればいいのか?
ポイントは3つあります。
(1) なぜその商品が売れたのか?
ただ「売れたから仕入れる」ではなく
「なぜその商品は売れたのか?」を考えてみましょう。
季節やイベント
(クリスマス、ハロウィン、入学シーズンなど)社会的なトレンド
(健康志向、エコブーム、SNS映え)新製品の発売やアップデートに伴う需要増 など
(スマホアクセサリー、ガジェット類)
こうした背景が分かると
次に同じような状況が起きたときに
「今度はこれが売れそうだ」と予測し
自分からヒット商品を仕掛けることが可能になります。
(2) どんな人がその商品を購入しているのか?
年代、性別、ライフスタイル
どんな価値観・趣味・悩みを持っているのか
購買層をイメージできれば
「この人たちは他にどんな商品を求めているのか?」
という視点が生まれます。
たとえば、アウトドア好きが購入しそうな商品を扱うなら
「アウトドアグッズをまとめて提案する」
「シーズンごとに関連商品を展開する」など
付随する需要を狙えるわけです。
(3) 購入者が他に欲しいものはないか?
売れた商品の周辺ニーズを探ることで
関連アイテムや派生製品を提案できます。
たとえばカメラを購入した人はカメラバッグや三脚
フィルターなどを探しているかもしれないし
健康グッズを買った人はサプリメントや
ウォーキングシューズにも興味があるかもしれません。
こうしたプラスアルファの提案で差別化すると
一歩進んだ物販展開が可能になります。
3.物販をする人は2種類:コピー型かオリジナル型
(1) コピー型の末路:価格競争から抜け出せない
他人がヒットさせた商品を追いかける
“コピー型”の物販は、一時的に稼げる場合もありますが
長期的には価格競争が避けられません。
市場が飽和するのが早く、在庫だけが残ったり
利益率がどんどん下がるなど
不安定なビジネスになりやすいのです。
(2) オリジナル型の強み:自分でヒットを作れる
オリジナル型とは
“売れた背景”や“ターゲットのニーズ”を踏まえ
自ら商品を提案・企画していくスタイルです。
といっても、全くゼロから商品を開発しろというわけではなく
既存商品をバンドル(セット販売)にする
一歩先の関連商品を提案する
商品ページの見せ方やストーリーを工夫する
など、少しの工夫で“自分ならでは”の
商品展開が可能になります。
これが成功すれば、ライバルが少なく
価格競争に巻き込まれにくいビジネスが作れるのです。
4.売れる商品を自然と見つけるリサーチ方法
(1) ストーリーを想像する
売れた商品の背景にあるストーリーを思い描くことで
次に売れる商品を自然と見つけられます。
たとえば…
「購入者は子どもがいる30代の女性で、
家事や育児に忙しいから時短になるものを探しているのでは?」「アウトドアが好きな20代男性が
SNS映えするアイテムをコレクションしているのでは?」
こうしたストーリーを想像すると
「じゃあ同じ人が買いそうな別商品は何だろう?」
という発想がわき、リサーチの切り口が増えます。
(2) トレンド情報と絡める
季節の行事、SNSの急上昇ハッシュタグ
ニュースや時事ネタなど、トレンドを追いかけて
さきほどのストーリーと組み合わせるのも効果的です。
ターゲットがどんな時期に
どんなものを欲しがるかを想像しつつ
“まだ誰も気づいていない需要”に目を向けることができれば
競合が少ないうちに先行者利益を得られます。
最後に
物販で稼ぎ続けるためには
“他人が成功させた商品を追う”だけでは
限界があるということ。
ターゲットや背景を理解し
自分で新しい需要を見つけ
オリジナルの商品・セット・ストーリーを
作っていくことが、真のリサーチ方法といえます。
もしこれまで
「売れ筋リサーチ=売れた商品のコピー」だと思っていた方は
まずは一歩踏み出して、商品が売れた理由や
購入者の心情を掘り下げてみてください。
きっと今まで見えていなかった
“次のヒット”のヒントが
すぐ近くに潜んでいるはずです。
今回も長文をお読みいただきありがとうございました!
ラック
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