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【衝撃の真相】社会保険料UPは昇給がなくなる予兆!?

社会保険が上がると、なぜ給料も上がりにくくなるのか?

「社会保険料がまた上がった…」
と嘆く一方で
「給料もなかなか上がらない」
という声を耳にします。

実は、この二つの現象には密接な関係があるのです。

この記事では
社会保険料の負担構造と企業の経営判断
さらにAIの普及や少子高齢化の影響などを踏まえて

なぜ給料が上がりにくくなるのかを
分かりやすく解説します。


1.社会保険料は“会社”も負担している

(1) 給料から天引きされる社会保険料は“半分”だけ

一般的に、給与明細を確認すると
「健康保険料」や「厚生年金保険料」が
天引きされています。

しかし、この天引きされた金額は
実際に負担している社会保険料の半分にすぎません。

残りの半分は、会社(雇用主)が負担しているのです。

仕組みのイメージ
従業員:社会保険料の半分を負担
会社:社会保険料のもう半分を負担

(2) 従業員が増えれば“会社の経費”も増える


従業員の数が多ければ多いほど
会社が負担する社会保険料の総額も
比例して増加します。

たとえば
1人あたりの社会保険料の
会社負担分が月3万円
だとすると

10人の従業員がいれば
月30万円(3万円×10人)
年間では360万円
ものコストが
会社にのしかかる計算です。

さらに人数が20人、30人と増えていけば
その分だけ負担総額は際限なく
膨らんでいくことになります。


2.社会保険料の上昇は“人件費”増につながる

(1) 昇給すれば社会保険料負担も増える

給与が上がれば、それに応じて
社会保険料も上がります。

従業員が昇給すれば、その人の
社会保険料の“個人負担”も増えますが
“会社負担”も同時に増えることが大きなポイントです。

経営者の視点
従業員の昇給 = 基本給の上昇
= 会社負担の社会保険料も増える
人件費の総額が大きくなり、経営コストがかさむ

(2) 企業はなるべく昇給を抑えたい

社会保険料が上がるほど
企業にとっては“人件費全体の増加”を意味します。

こうなると、企業はコストを抑えるために
昇給の幅を小さくしたり
昇給を見送ったりする選択をしがちです。

景気や業績が低迷している場合
さらに昇給は難しくなります。


3.生成AIの普及で「省力化」のほうが魅力的

(1) AI導入のメリットを企業が優先する

最近では、ChatGPTなどの生成AIをはじめとする
AI技術の普及が急速に進んでいます。

企業側としては、AIを導入すれば
「作業効率が上がり、人的コストを削減できる」
というメリットが大きいと考えます。

つまり、“給料を上げて人材を確保する”よりも
“AIなどを使って省力化”するほうが
コスト面でも効果的
だという判断が増えています。

具体例
事務作業の自動化やチャットボットによる顧客対応
データ分析やレポート作成の自動化
“肉体労働”系でもロボット・AIでの自動化が進む可能性あり

(2) 給料アップを要求すると経営者側の不快感も

AIや自動化が進む中
従業員が「もっと給料を上げてほしい」と要求すると
経営者としては
「それならAI導入で人件費を抑えたほうがいい」
と考えやすくなります。

しかも社会保険料も高騰しているため
「従業員を雇うほど会社の経費が増える」
という心理的ハードルが高まり
昇給に対してさらに慎重になる傾向が強まります。


4.少子高齢化で社会保険料がさらに下がりにくい

(1) 高齢者医療・年金の負担は現役世代が支える

日本の少子高齢化が進む中
高齢者の医療費や年金などの
社会保障費をカバーする財源は
主に現役世代が負担
する構造になっています。

出生率の低下と高齢者の増加により
一人ひとりの現役世代が負担する社会保険料は
上昇せざるを得ないのが現実です。

ポイント
社会保険料は企業と労働者で折半負担
→ 企業の負担が増える = 昇給が抑えられやすい

(2) 社会保険料が下がる可能性は極めて低い

政府による改革や景気対策があったとしても
少子高齢化が急激に改善する見込みは薄く
社会保険料が大幅に下がるシナリオは
考えにくいのが現状です。

むしろ、ますます医療負担や
年金給付のための費用が増え
社会保険料も高止まりする。

あるいは上がる可能性のほうが高いでしょう。


5.給料が上がりにくい“これからの時代”をどう生きるか

(1) 2025年以降、給料の上がり幅が下がる予想

社会保険料の負担増や
AIの急速な普及などの要因が重なり
2025年以降、企業側が従業員の給料を上げる
モチベーションはさらに低下
すると考えられます。

終身雇用自体が以前より不安定化している中
「そもそも給料がほとんど上がらない状態」が
当たり前になる可能性が高いでしょう。

(2) 自力で稼ぐ手段を確保する必要性

もし、会社に在籍し続けても
思うように給与アップが見込めないのであれば
副業や個人で稼ぐスキルを身につけることが
リスクヘッジとして重要になります。

AI活用も含めて、自己投資をして
スキルアップを図りつつ
自分の労働力や知識を活かせる場を複数持つことで
給料が上がらなくても
収入全体を底上げする道を探る必要があるでしょう。


6.社会保険料が高騰する時代に備えよう

これからの時代は
「給料はあまり上がらない」という前提
ライフプランやキャリアを考えることが
大切になりそうです。

企業の昇給に期待するだけでなく
副業や独立など、さまざまな稼ぎ方を視野に入れ
自身のスキルアップや資産形成を
進めていく必要があります。

AIの進化や社会保険料の負担増といった
外部要因に左右されにくい働き方を確立することが
これからの生き方のカギになるでしょう。

今回も長文をお読みいただきありがとうございました!
ラック

追伸

何から始めればいいのかわからないという方に
絶対におススメできないことがあります。

それは"資格を取ること"です。

「いやいや、英語力あった方がいいやん!」
「転職とかにも有利になるやろ!」

そのお気持ちはわかるのですが
実際に私の友人が先日英検1級を取得して
衝撃の言葉を発していました…

詳しくは別記事で紹介していますので
もし「資格を取ろう」と思っている方は
一度立ち止まって読んでみてください。


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