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SNS運用はもう稼げない…!? ‘オワコン化’の真実と新時代の勝ちパターン

SNSで稼ぐ、と聞いてどんなイメージを持ちますか? たとえば、Instagramでインフルエンサーとして広告収入を得たり、Twitterでアフィリエイトリンクを貼って商品を売ったり、YouTubeショートやTikTokでバズってPR案件を獲得したり――こんな「SNSを使った稼ぎ方」が一時期流行りました。しかし、最近は「SNS運用はオワコン」という声が強まっています。実はこれは単なる風潮ではなく、プラットフォーム側の事情や市場の変化を見れば納得できる理由があるのです。

本記事では、「SNSで稼ぐのが難しくなっている背景」「プラットフォームの仕様変更やアルゴリズム変化に振り回されるリスク」「生成AIが普及してきたことで、さらに競争が激化している現状」などに着目しながら、SNS運用が“オワコン化”している現状を解説します。さらに、令和の時代に“手堅く稼ぐ副業”としておすすめされる、「自分のサービスやプロダクトを作る」戦略もあわせて紹介します。


1.プラットフォームの仕様変更に左右される脆さ

1-1.SNSはアフィリエイト同様、プラットフォーム依存

一昔前のアフィリエイトビジネスはGoogle検索からの流入を頼りにしていました。しかし、Googleのアルゴリズム変更によって検索順位が激変し、“昨日まで稼いでいたブログが一夜にしてアクセス激減”という悲劇が頻繁に起きていました。SNSで稼ぐ方法も同じように、運営会社(プラットフォーム)のポリシーやアルゴリズムに大きく依存します。

  • 例:

    • Instagramがリーチアルゴリズムを変更→フォロワー数は変わらないのに投稿の閲覧数が激減

    • Twitterが急にAPI仕様を変えたり、一部機能を有料化したりしてビジネスモデルが崩壊する

    • YouTubeが収益化ポリシーを変更→広告収益がガクッと減る

つまり、プラットフォームに出入りする“テナント”のような存在なので、オーナーである運営が仕様を変えたら一気に手法が使えなくなる危険が高いです。

1-2.アルゴリズム変更への対応コストが高い

SNS運用を副業にしている人の多くが、アルゴリズムのアップデートに振り回され、成果が不安定になっています。「もっと短い動画を投稿しないとリーチが伸びない」「ストーリー機能を活用しないと競合に負ける」など、流行りに合わせてやり方をコロコロ変えざるを得ないのです。結果として、本質的なブランドづくりや顧客との関係構築に注力する暇がなく、“プラットフォームの顔色”を伺い続ける状態が続きます。


2.生成AIの普及で競争はさらに厳しく

2-1.生成AI活用しないと稼げない時代

SNSでの集客やコンテンツ作成にも、近年はAIが積極的に取り入れられています。たとえば、キャッチコピーやサムネイル画像をChatGPTや画像生成AIで一瞬で生成する人が増えてきました。これにより、コンテンツ制作のハードルが下がる一方、コンテンツの質や個性が薄まる可能性も出てきています。

  • AIで大量に投稿を量産→質の低い投稿が溢れ、ユーザーの目に留まらない

  • AIによるハイクオリティな動画編集や画像作成が一般化→初心者が太刀打ちできないレベルのクリエイターも増える

SNSを使って稼ごうと思えば、今後は生成AIをフル活用できないとスピード面で負けるかもしれませんし、逆にAIが作った似たようなコンテンツが氾濫して差別化できないかもしれません。

2-2.“爆発的な伸び”はすぐ陳腐化する

SNSのアルゴリズムに一時的に乗って“バズる”ことはあっても、継続的に稼げるかは別問題。急に伸びたものは一瞬で廃れるリスクも高く、何度もバズを狙うのはまさにプラットフォームに踊らされる行為です。生成AIが参入ハードルを下げているため、やり方が見つかればすぐに競合が増え、価格破壊やレッドオーシャン化が起きやすいでしょう。


3.SNSは“集客”よりも“メディア(ブランディング)”になりつつある

3-1.SNSはもはやビジネスのメインではなく“周知の場”

かつてSNSは“無料集客媒体”として重宝され、「フォロワーを増やして、そのままアフィリエイトや商品販売で稼ごう」とする手法が主流でした。しかし、プラットフォーム側のアルゴリズム変化や広告の優先表示などで、オーガニックリーチは激減。一見フォロワーがいても、実際に商品購入やアフィリエイト成約に繋がる率が落ちている人が多いです。

そのため、今後のSNS運用は「ブランディングや存在を知ってもらうメディア」として割り切り、メインの収益は別のサービス(自分のサイトやプロダクト、コミュニティなど)で得るモデルが増えています。

3-2.SNSで無理に稼ごうとするとストレス増

SNSで売上を直接上げようと頑張ると、毎日の投稿やDM対応、リプライなどに膨大な時間を使いながら、アルゴリズム変更にビクビク…というストレスフルな状態が続きます。その上、「アイデアや感性をAIが代替するなら、もはやSNS運用に自分が必要?」という不安まで抱える人も。

  • いっそSNSは“自分や商品の知名度を上げる場”として考え、本丸の稼ぎは自分のプロダクトやサービスで行うほうが安定性が増す


4.令和の副業で勝つには「自分のサービスやプロダクト」を作る

4-1.なぜ“自作の商品”が手堅いのか

SNSがオワコン化したというより、“SNS頼みのビジネスモデル”が不安定になってきたと捉えるべきでしょう。だからこそ、自分自身がコントロールできる商品・サービスを持つことが、令和の副業で生き残るカギとなります。

  • SNSアルゴリズムに翻弄されず、自分のブランドや顧客を直接囲い込める

  • 値下げ競争やプラットフォーム締め出しに合いにくい

  • 生成AIが広まっても、自分のノウハウや独自性があれば代替されにくい

4-2.SNSはあくまで“ブランディング強化”の補助ツール

もちろん、SNSをまったく使わないのはもったいないです。SNSは拡散力が高く、認知度や信頼度の向上に役立ちます。

  • 自分のプロダクトを適度に紹介し、ファン作りをする

  • メインの販路や顧客対応は自社サイトやコミュニティで行い、アドレスを明確に区別する

こうすることで、アルゴリズム変更や仕様変更で収益モデルが崩れるリスクを最小化し、SNSはあくまで**“人に知ってもらう”メディア**として割り切ることができます。


5.まとめ:SNS運用はオワコン? じゃあ何をすべき?

  1. SNS運用がオワコン化する理由

    • プラットフォームの仕様変更で収益モデルが一瞬で崩壊する

    • 生成AIの普及で投稿・コンテンツが飽和し、差別化が難しくなる

    • バズやフォロワー数が収益に直結しにくく、モチベーションを維持しづらい

  2. SNSはブランディングや周知の場として活用

    • 集客や直接的な売上アップの場としてはリスク大

    • あくまで“あなたが何者かを知ってもらうメディア”と割り切る

  3. 令和の副業で勝つには“自分のサービスやプロダクト”を作る

    • 商品やサービスを自らコントロールし、価格や販売ルートも自分で決める

    • SNS依存を避け、成果を自分に集約できる仕組みを築く

  4. SNSは“補助ツール”としてバランスよく利用

    • アルゴリズムに振り回されないために、自前の販売チャネル(サイト、メールリスト、コミュニティなど)を持つ

    • SNSはファン作りやブランド認知に使い、直接の売上は自分のプロダクトで確保する

結論として、「SNSで稼げない=オワコン」という表現は少々極端かもしれませんが、少なくとも“SNS頼み”のビジネスモデルは非常に不安定なのは間違いありません。2020年代前半のようにSNSアルゴリズムを攻略して大きく稼ぐ手法は、今やリスクが高く、長続きしないケースが増えています。

令和の副業で安定的に勝ち続けたいなら、**“自分がコントロールできるサービスや商品を作る”**ことに注力すべきです。SNSはそのプロダクトを世に知らせる補助ツールに留め、主要な収益源は自分で握っておく。これならアルゴリズムの変動やプラットフォームの規約変更があっても、ビジネスが一気に消滅することはありません。

今後SNSは、どちらかと言えば“自分自身を知ってもらうメディアサイト”という位置づけが強くなるでしょう。本当に稼ぐ場所は、自分のプロダクトを展開している公式サイトや、直接顧客とつながれるコミュニティに移行するのが賢明。SNSそのものを副業のメインエンジンにするのではなく、“ブランディング強化の手段”として活用しつつ、自分のビジネスの主導権を握ることがオワコン時代を乗り切る秘訣です。

追伸

副業を始めて4年以上経つのですが、2024年に戦い方がガラッと変わってしまったという印象です。それほど生成AIの影響力は計り知れないです。

ただ、悲観することはありません。生成AIでもたどり着けない領域があって、副業の中でも物販は属人性が高いのでこれからも稼ぎ続けられる可能性が高いです。

もしあなたがWEB系・SNS系以外で副業をしていこうとお考えなら、おススメは有在庫の物販です。

「え、在庫を持つのは大変そう…」
「売れなかったらどうするの…」

もしかするとこのように思うかもしれません。

実は適切なやり方で物販をすれば、在庫は安定して回転しますし赤字リスクを負うこともほとんどないです。この辺りの内容については別記事でも紹介していますので、副業で収入の柱をつくりたい方はぜひチェックしてみてくださいね。


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