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稼げても体がキツい… ‘時間×場所の制約’を減らす副業選びの極意
時間と場所に左右されない副業を選ぼう
「あなたが今取り組んでいる副業には、時間や場所の制約がありますか?」
この問いは、副業をこれから始める人だけでなく
すでに副業をしている人にも重要なテーマです。
なぜなら、売上が上がれば上がるほど
副業にかける時間が増えたり
特定の場所に通わなければいけないとしたら
その分ストレスが増すからです。
本業で忙しい中、せっかく副業で稼いでも
自分の生活スタイルを大きく制限されるのは
本末転倒かもしれません。
そこで今回は
「時間と場所に縛られない副業」について考えてみましょう。
副業を始める前に
「自分の稼いだあとの時間の使い方」を先にイメージし
現在取り組む副業がその目的に
合致しているか確認することが大切です。
1.時間と場所の制約がある副業のストレス
1-1.売上が伸びるほど拘束時間が増える
副業で大きく稼げるようになるのは嬉しい反面
もしその副業が“時間と場所の制約”によって
成り立つものであれば、売上増に比例して
作業負荷や拘束時間が大きくなるリスクがあります。
たとえば、カフェなどで対面接客をする副業なら
利用者が増えるほど実質的に
働かなければならない時間が増えるわけです。
これでは副業どころか“セカンド本業”になってしまい
自由度が損なわれてしまいます。
1-2.場所の制約が精神的負担になることも
もし副業で
「○○の店舗が近くにないとできない」
「営業時間内に出向いて仕入れなければならない」
という制約があるなら、引っ越し先や旅行などで
行動範囲を変えたくても自由にならないかもしれません。
定期的に遠出や出張がある人なら尚更
場所の束縛は副業を続けるうえで大きなハードルになります。
2.副業を始める前に「稼いだあとの時間の使い方」を考える
2-1.収入と自由度はトレードオフになりがち
多くの人が「副業で稼ぐ=お金の増加」と思いがちですが
本業以外に時間や労力を割く以上
自由度が奪われる可能性があることは
知っておく必要があります。
実際に、収入が伸びて喜んでも
休日や夜間がすべて副業に取られて
「家族と過ごす時間がない」
「趣味に全然手を付けられない」状況になっては
いずれ疲弊するでしょう。
◆例
週末限定のアルバイトをすると
収入は増えるが休息や家族サービスの時間が削られる
店舗せどりで仕入れをしようとすると
遠方の店舗まで通う負担が増えてストレスになる
2-2.将来的にどう暮らしたいかイメージする
「今後、どんな働き方や生活を望むのか?」を
考えるのは副業選びで重要なステップです。
フルリモートで働きたい
あるいは海外移住を視野に入れているなら
“場所の制約”が少ない副業を選ぶべき将来的に毎月一定額が
自動的に入ってくる仕組みを作りたいなら
時間を売るバイト型の副業よりも
資産化できるビジネスのほうがよい
目的がはっきりすれば
現在取り組んでいる副業が
“自分の未来像”に合うのか判断しやすくなります。
3.物販における時間と場所の制約
3-1.店舗せどりの制約
私自身、物販を副業として取り組んでいますが
物販にも様々な形態があります。
その中で店舗せどりは
お店の営業時間内に仕入れに行かなければならず
お店がある地域に住み続ける必要があります。
もしチェーン店や古本市場が近くにないと
利益商品を仕入れにくく、地方や移動の多い生活には
向かないかもしれません。
◆リスク
店舗の営業時間に合わせなければならない
店舗が突然閉店・統合される可能性がある
仕入れに交通費や時間がかかる
3-2.ネット完結の物販は参入者が多い
店舗仕入れではなく
ネット完結の物販(電脳せどり・海外仕入れなど)であれば
確かに時間や場所の制約は少ないかもしれません。
しかし、ネットのみで完結する副業は
参入障壁が低いため、競合が多く
すぐに稼ぎにくくなる可能性もあります。
◆例
大量の新規参入者が一斉に参入すると値下げ競争に陥りやすい
プラットフォームの規約変更やアルゴリズム調整で
一気に売れなくなるリスク
4.参入障壁があるかどうかも副業選びのポイント
4-1.なぜ参入障壁が重要なのか
「時間と場所の制約が少ない=
ネット中心のビジネスほど競争が激しい」
というジレンマがあります。
だからこそ、**“ある程度の参入障壁”**がある
副業を選ぶのが得策です。
参入障壁が高いということは
一度軌道に乗せればライバルが入りづらく
継続して稼ぎやすいことを意味します。
◆参入障壁の例
専門知識や資格が必要
一定の資金や在庫管理スキルが求められる
特定のコミュニティや実績がないと案件が取れない
4-2.制約を逆手にとる戦略も
「時間と場所の制約」ばかりに注目しがちですが
場合によってはあえて店舗などに
足を運ばないと手に入らない商品を扱うことで
差別化できるチャンスもあります。
自分が苦労していること=他の人も嫌がる要素なので
そこに付加価値を見出せれば
ライバル不在の市場を狙うことも可能です。
5.まとめ:自由度×参入障壁をバランスよく考えよう
副業を始める前に“自分の稼いだ後の時間の使い方”をイメージする
時間と場所の制約が大きい副業は
売上が上がるほどストレスも増大将来の働き方・生活スタイルと合っているか確認する
物販であっても、店舗せどりなど制約が多い形態がある
お店の営業時間に合わせる必要があり
地域も限られる店舗が閉店すればビジネスモデルが崩壊するリスク
ネット完結型は時間・場所の制約が少ない反面、競合が多い
参入障壁が低いため稼ぎづらくなるリスクが高い
突然の規約変更や値下げ競争に巻き込まれる可能性
ほどよい参入障壁を見極め、継続的に稼げるモデルを選ぶ
少し面倒な手順や専門知識が必要な領域はライバルが減る
自分の強みや興味とマッチさせるのも重要
自由度を高めるために自分の工夫が不可欠
リサーチ時間や発送業務を自動化・外注化する
ネット仕入れを混ぜて場所の制約を緩和する方法を探る
副業を始める最大のメリットの一つは
自分の可能性を広げながら収入を得ることですが
時間と場所に強く縛られるビジネスだと
逆に自分の生活の自由度が下がってしまう恐れがあります。
副業をスタートする前に
「将来どこに住みたいか」
「どんなペースで働きたいか」を考え
その理想像と副業の形態が合っているか
チェックしてみましょう。
もちろん、どんな副業にも
メリットとデメリットがあります。
店舗仕入れにも、ネット完結型にも
向き・不向きは存在します。
大切なのは、自分にとって最適なバランスを探ること。
そのうえで、あえて多少の
参入障壁がある副業を選んでおくと
長期的に安定した稼ぎを実現しやすいかもしれません。
時間も場所も自由になり
しかも収入が着実に伸びる――
そんな理想の副業を目指すなら
まずは「自分がなぜ副業をするのか」
「どんなライフスタイルを目指すのか」を
はっきり言語化みるのがポイントです。
メモとペンで30分間時間を計って
書けるだけ書いてみるというのを
私は定期的にやっています。
頭の中が整理されるのでおススメです。
面倒くさく感じるかもしれませんが
それが、今やっている副業の在り方を
再検討するきっかけになるはずです。
今回も長文をお読みいただきありがとうございました!
ラック
追伸
「そしたらどんな副業がおススメなの?」
と感じる方もいらっしゃるかもしれません。
実は副業は選択肢を狭めてから考える方が
案外自分に合ったモノにたどり着けます。
時間や場所の他に「時給単価が上がるか」を
ポイントにして選んでいくといいと思います。
他の記事では"おススメでない副業"について
いくつか紹介していますので
気になる方はチェックしてみてくださいね。