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いつまでに在庫を売るべきなのか
ラック
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Xのスペースでお話した録音になります。
eBay輸入の新常識『RELOAD』で人生を豊かに。
https://note.com/import_sidejob/n/n2ec1b2ac8cf0
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## 第1章 はじめに
こんばんは。本日もスペースを始めていきます。
テーマは「いつまでに在庫を売るべきなのか」ということで、お話ししていきたいと思います。
今日の夕方、Xにポストもしましたが、キャッシュフローと物販の関係について、私も3年間副業で物販をやってきて、いろいろ試行錯誤しました。その中で、今ある在庫をいつまでに売り切ればいいのか、型のようなものにたどり着いたので、それを話します。
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## 第2章 在庫の売り切り期限は3パターン
結論から言うと、在庫をいつ売り切るかは大きく3パターンあります。まずは「商品を仕入れる段階で、どの期間で売り切る予定の商品か」を明確にしておく必要があります。具体的には次の3つです。
1. **1か月以内**
2. **2〜5か月以内**
3. **6か月以上**
これは無在庫の話ではなく、有在庫(商品を仕入れて自宅や倉庫に保管する)の場合の在庫の持ち方です。
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### 2-1. 利益率の目安
それぞれのパターンにおいて、私の中では次のような利益率を確保できればよいと考えています。
- **1か月以内で売り切る商品**:利益率10%以上
- **2〜5か月以内で売り切る商品**:利益率20%以上
- **6か月以上保有する商品**:利益率30%以上
「なぜわざわざ3つに分けるのか」というと、有在庫の場合、在庫が増えるほど資金繰りが厳しくなるからです。いつ売れるか分からない在庫を抱えると、次の仕入れができなくなったり、生活費や投資に回す資金が圧迫される恐れがあります。つまり、在庫をいつ資金化するかが物販の大きなテーマなのです。
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## 第3章 回転率と利益率の関係
早く売れる商品ばかりならいいのですが、そういう商品はライバルも多く、利益率が下がりがちです。逆に、利益率を高くとりたい場合は、ある程度の期間(6か月以上など)在庫を寝かせる必要が出てきます。結局、早く売れるが利益率が低い商品と、遅く売れるが利益率が高い商品を組み合わせるのがポイントだと考えています。
### 3-1. 組み合わせのイメージ
- **回転の早い商品(1か月以内)**:利益率は低め(10%程度)でも、常に売れて資金繰りが安定
- **中期保有商品(2〜5か月)**:利益率20%程度
- **長期保有商品(6か月以上)**:利益率30%以上を狙う
早く回転する商品ばかりだと手残りが少なく、在庫管理の手間が増える割に利益が残りにくいです。一方、長期保有商品(いわゆる“莫益”商品)ばかりに偏ると、売れるまでの資金・メンタルの負担が大きくなります。そのため、バランスが大事です。
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## 第4章 各パターンの在庫割合
では、3つのパターンをどのくらいの割合で持つべきか。私の理想は以下の比率です。
1. **1か月以内で売り切る商品**:70%(少なくとも50%)
2. **2〜5か月以内**:20%
3. **6か月以上**:10%
以前、私がeBay輸入をしていた頃は、2〜5か月が4割、6か月以上が6割のような状況で、1か月以内に売れる商品はほぼ0でした。仕入れてから届くまで1か月かかったりするので、早くても2か月かかるという感じでした。その結果、在庫が増え続けて資金面とメンタル面に大きな負荷がかかり、部屋を圧迫し、管理コストも膨らみ、売れ残りに不安を抱えたまま過ごすことになりました。
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## 第5章 メンタル面と回転率の関係
在庫が売れず増えていくと、夜も寝つけなくなるほどメンタルに来ることがあります。ヤフオクなら出品期間が最長1週間なので、何十件も「落札者なしで終了」通知が来て再出品を繰り返すと、「本当にこの方法で合っているのか」と疑心暗鬼になりがちです。
しかし、1か月以内で売れる商品が7割程度あると、資金だけでなくメンタルも安定します。
- 常に何かしら売れる感覚
- キャッシュフローにゆとり
- 無理して長期在庫を抱えても大丈夫な体制
こうしたメリットがあるので、在庫管理・回転率・メンタルの三位一体で考えるのが大切です。
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## 第6章 長期在庫の商品を扱うには
「6か月以上かかる商品を扱う」こと自体が悪いわけではありません。むしろ、莫益(1商品で20万円粗利など)を得られる魅力があります。海外のアンティーク品などはその典型例ですが、扱うには大きな資金と長期の保管リスクを伴います。慣れていない状態でいきなり多額の在庫を抱えると、資金繰りとメンタル面で大きな負担になるので、まずは1か月以内や2〜5か月以内で売り切れる商品を回しながら、少しずつ長期保有商品を増やすのが望ましいです。
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## 第7章 損切りのタイミング
1か月以内、2〜5か月以内としていた商品は、もしその期間で売れなければ早めに損切りすべきです。
- 需要はあるはずなのに売れないということは、ライバルが増えたり、価格競争に巻き込まれたり、リサーチ不足で本来の需要をとらえられていない可能性が高い
- いつまでも抱えるとキャッシュフローが悪化
一方、6か月以上保有する前提のものは、1年・2年など長く寝かせてもいい商品なので、タイミングを見て値下げやオークション形式への出品を検討しても構いません。
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## 第8章 融資を受けるタイミング
在庫回転率の型が確立していない段階で大きな融資を受けるのは危険です。
- 物販は“資金ゲー”と言われ、融資で資金を増やせば選択肢も広がりますが、在庫回転の感覚を身につけていないと多額の在庫を抱えてメンタルを崩し、判断を誤るリスクがある
- まずは小さな在庫で1か月以内に売り切れる商品や2〜5か月の商品を安定して回せる状態にしてから、徐々に莫益商品や長期在庫に挑戦する方が望ましい
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## 第9章 リロー ドという手法
私が現在やっている「リロー ド」というやり方では、1か月以内で売り切る商品を黙々と回しつつ、利益率20〜80%のものも扱います。80%は稀ですが、短期回転の安定キャッシュフローがあるからこそ、さらなる莫益商品にも手を出しやすくなります。
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## 第10章 まとめ
- 在庫は「1か月以内」「2〜5か月以内」「6か月以上」の3パターンに分けて考える
- それぞれ10%・20%・30%以上の利益率を目安にする
- 理想的な在庫割合は「短期7割、中期2割、長期1割」程度
- 1か月以内や2〜5か月以内の商品が売れ残った場合は早期損切りを検討
- 6か月以上の商品は莫益を狙うが、資金力とメンタルが必要
- 回転率を体得せずに融資で大量仕入れは危険
- 短期回転の商品で安定したキャッシュフローを作りつつ、少しずつ長期在庫に挑戦していく
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## 第11章 お知らせと今後の発信
- Xのスペースでは毎日、物販やeBay輸入に関する情報、生成AI活用法、会社員との両立や資産形成などを発信しています
- 夜9〜11時のあいだに30分程度放送しています
- 配信内容はnoteのマガジンで聴けるようにしています。通勤時間や隙間時間などにご利用いただければ幸いです
3月も始まったばかりです。バリバリ頑張っていきましょう。本日は以上です。お疲れさまでした。
eBay輸入の新常識『RELOAD』で人生を豊かに。
https://note.com/import_sidejob/n/n2ec1b2ac8cf0
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## 第1章 はじめに
こんばんは。本日もスペースを始めていきます。
テーマは「いつまでに在庫を売るべきなのか」ということで、お話ししていきたいと思います。
今日の夕方、Xにポストもしましたが、キャッシュフローと物販の関係について、私も3年間副業で物販をやってきて、いろいろ試行錯誤しました。その中で、今ある在庫をいつまでに売り切ればいいのか、型のようなものにたどり着いたので、それを話します。
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## 第2章 在庫の売り切り期限は3パターン
結論から言うと、在庫をいつ売り切るかは大きく3パターンあります。まずは「商品を仕入れる段階で、どの期間で売り切る予定の商品か」を明確にしておく必要があります。具体的には次の3つです。
1. **1か月以内**
2. **2〜5か月以内**
3. **6か月以上**
これは無在庫の話ではなく、有在庫(商品を仕入れて自宅や倉庫に保管する)の場合の在庫の持ち方です。
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### 2-1. 利益率の目安
それぞれのパターンにおいて、私の中では次のような利益率を確保できればよいと考えています。
- **1か月以内で売り切る商品**:利益率10%以上
- **2〜5か月以内で売り切る商品**:利益率20%以上
- **6か月以上保有する商品**:利益率30%以上
「なぜわざわざ3つに分けるのか」というと、有在庫の場合、在庫が増えるほど資金繰りが厳しくなるからです。いつ売れるか分からない在庫を抱えると、次の仕入れができなくなったり、生活費や投資に回す資金が圧迫される恐れがあります。つまり、在庫をいつ資金化するかが物販の大きなテーマなのです。
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## 第3章 回転率と利益率の関係
早く売れる商品ばかりならいいのですが、そういう商品はライバルも多く、利益率が下がりがちです。逆に、利益率を高くとりたい場合は、ある程度の期間(6か月以上など)在庫を寝かせる必要が出てきます。結局、早く売れるが利益率が低い商品と、遅く売れるが利益率が高い商品を組み合わせるのがポイントだと考えています。
### 3-1. 組み合わせのイメージ
- **回転の早い商品(1か月以内)**:利益率は低め(10%程度)でも、常に売れて資金繰りが安定
- **中期保有商品(2〜5か月)**:利益率20%程度
- **長期保有商品(6か月以上)**:利益率30%以上を狙う
早く回転する商品ばかりだと手残りが少なく、在庫管理の手間が増える割に利益が残りにくいです。一方、長期保有商品(いわゆる“莫益”商品)ばかりに偏ると、売れるまでの資金・メンタルの負担が大きくなります。そのため、バランスが大事です。
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## 第4章 各パターンの在庫割合
では、3つのパターンをどのくらいの割合で持つべきか。私の理想は以下の比率です。
1. **1か月以内で売り切る商品**:70%(少なくとも50%)
2. **2〜5か月以内**:20%
3. **6か月以上**:10%
以前、私がeBay輸入をしていた頃は、2〜5か月が4割、6か月以上が6割のような状況で、1か月以内に売れる商品はほぼ0でした。仕入れてから届くまで1か月かかったりするので、早くても2か月かかるという感じでした。その結果、在庫が増え続けて資金面とメンタル面に大きな負荷がかかり、部屋を圧迫し、管理コストも膨らみ、売れ残りに不安を抱えたまま過ごすことになりました。
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## 第5章 メンタル面と回転率の関係
在庫が売れず増えていくと、夜も寝つけなくなるほどメンタルに来ることがあります。ヤフオクなら出品期間が最長1週間なので、何十件も「落札者なしで終了」通知が来て再出品を繰り返すと、「本当にこの方法で合っているのか」と疑心暗鬼になりがちです。
しかし、1か月以内で売れる商品が7割程度あると、資金だけでなくメンタルも安定します。
- 常に何かしら売れる感覚
- キャッシュフローにゆとり
- 無理して長期在庫を抱えても大丈夫な体制
こうしたメリットがあるので、在庫管理・回転率・メンタルの三位一体で考えるのが大切です。
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## 第6章 長期在庫の商品を扱うには
「6か月以上かかる商品を扱う」こと自体が悪いわけではありません。むしろ、莫益(1商品で20万円粗利など)を得られる魅力があります。海外のアンティーク品などはその典型例ですが、扱うには大きな資金と長期の保管リスクを伴います。慣れていない状態でいきなり多額の在庫を抱えると、資金繰りとメンタル面で大きな負担になるので、まずは1か月以内や2〜5か月以内で売り切れる商品を回しながら、少しずつ長期保有商品を増やすのが望ましいです。
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## 第7章 損切りのタイミング
1か月以内、2〜5か月以内としていた商品は、もしその期間で売れなければ早めに損切りすべきです。
- 需要はあるはずなのに売れないということは、ライバルが増えたり、価格競争に巻き込まれたり、リサーチ不足で本来の需要をとらえられていない可能性が高い
- いつまでも抱えるとキャッシュフローが悪化
一方、6か月以上保有する前提のものは、1年・2年など長く寝かせてもいい商品なので、タイミングを見て値下げやオークション形式への出品を検討しても構いません。
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## 第8章 融資を受けるタイミング
在庫回転率の型が確立していない段階で大きな融資を受けるのは危険です。
- 物販は“資金ゲー”と言われ、融資で資金を増やせば選択肢も広がりますが、在庫回転の感覚を身につけていないと多額の在庫を抱えてメンタルを崩し、判断を誤るリスクがある
- まずは小さな在庫で1か月以内に売り切れる商品や2〜5か月の商品を安定して回せる状態にしてから、徐々に莫益商品や長期在庫に挑戦する方が望ましい
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## 第9章 リロー ドという手法
私が現在やっている「リロー ド」というやり方では、1か月以内で売り切る商品を黙々と回しつつ、利益率20〜80%のものも扱います。80%は稀ですが、短期回転の安定キャッシュフローがあるからこそ、さらなる莫益商品にも手を出しやすくなります。
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## 第10章 まとめ
- 在庫は「1か月以内」「2〜5か月以内」「6か月以上」の3パターンに分けて考える
- それぞれ10%・20%・30%以上の利益率を目安にする
- 理想的な在庫割合は「短期7割、中期2割、長期1割」程度
- 1か月以内や2〜5か月以内の商品が売れ残った場合は早期損切りを検討
- 6か月以上の商品は莫益を狙うが、資金力とメンタルが必要
- 回転率を体得せずに融資で大量仕入れは危険
- 短期回転の商品で安定したキャッシュフローを作りつつ、少しずつ長期在庫に挑戦していく
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## 第11章 お知らせと今後の発信
- Xのスペースでは毎日、物販やeBay輸入に関する情報、生成AI活用法、会社員との両立や資産形成などを発信しています
- 夜9〜11時のあいだに30分程度放送しています
- 配信内容はnoteのマガジンで聴けるようにしています。通勤時間や隙間時間などにご利用いただければ幸いです
3月も始まったばかりです。バリバリ頑張っていきましょう。本日は以上です。お疲れさまでした。