インプラントでエクスターナルとはなんですか??
インプラントでエクスターナルについて
インプラント エクスターナルとは、歯科インプラントの一種で、インプラント体とアバットメントの接続部分がインプラント体の外側にあるものです。
インプラントとは、失った歯の代わりに人工的に作った歯根を顎の骨に埋め込み、その上に人工歯を取り付ける治療法です。
アバットメントとは、インプラント体と人工歯をつなぐ部品です。
エクスターナル・コネクションは、アバットメントの回転防止構造がインプラント体の上面に突出しており、それに合わせてアバットメントの内側にくぼみがある形状です。
この記事では、エクスターナル・コネクションの特徴やメリット、デメリットなどについて詳しく解説します。
エクスターナル・コネクションの特徴
エクスターナル・コネクションは、インプラント治療の歴史の中で最初に開発された接続方式です。
現在でも多くのインプラントシステムがこの方式を採用しています。エクスターナル・コネクションの特徴は以下の通りです。
インプラント体とアバットメントの接続部分がインプラント体の外側にあるため、インプラント体の内部に空間ができる。これにより、インプラント体の壁厚が厚くなり、強度が高まる。
アバットメントの回転防止構造がインプラント体の上面に突出しているため、アバットメントを正確に位置決めすることができる。また、アバットメントを固定するためのネジも大きくなり、緩みやすさが減る。
インプラント体とアバットメントの接続部分が外側にあるため、接触面積が広くなり、応力分散が良くなる。これにより、咬合力や咀嚼力に対する耐久性が高まる。
インプラント体とアバットメントの接続部分が外側にあるため、インプラント周囲の骨や歯肉との隙間が少なくなり、細菌感染や炎症のリスクが低くなる。
エクスターナル・コネクションのメリット
エクスターナル・コネクションは、上記の特徴から以下のようなメリットを持っています。
インプラント体とアバットメントの接続部分が強固で安定しているため、長期的な安全性や信頼性が高い。
インプラント体とアバットメントの接続部分が外側にあるため、手術時や補綴時にアバットメントを取り付けやすくなる。
インプラント体とアバットメントの接続部分が外側にあるため、インプラント周囲の清掃やメンテナンスがしやすくなる。
インプラント体とアバットメントの接続部分が外側にあるため、インプラント周囲の骨や歯肉への影響が少なくなり、生体親和性や審美性が高まる。
エクスターナル・コネクションのデメリット
エクスターナル・コネクションは、以下のようなデメリットも持っています。
インプラント体とアバットメントの接続部分が外側にあるため、インプラント体の直径が大きくなり、骨量が少ない場合には埋入できないことがある。
インプラント体とアバットメントの接続部分が外側にあるため、インプラント体の長さが短くなり、骨質が悪い場合には安定しないことがある。
インプラント体とアバットメントの接続部分が外側にあるため、インプラント体の形状が複雑になり、製造コストや在庫管理が高くなることがある。
インプラント体とアバットメントの接続部分が外側にあるため、インプラント体とアバットメントの互換性が低くなり、異なるメーカーの製品を組み合わせることができないことがある。
エクスターナル・コネクションとインターナル・コネクションの比較
エクスターナル・コネクションと対照的な接続方式にインターナル・コネクションがあります。
インターナル・コネクションとは、インプラント体とアバットメントの接続部分がインプラント体の内側にあるものです。
インターナル・コネクションは、エクスターナル・コネクションよりも新しい方式で、近年では多くのインプラントシステムがこの方式を採用しています。
インターナル・コネクションの特徴やメリット、デメリットは以下の通りです。
インプラント体とアバットメントの接続部分が内側にあるため、インプラント体の直径を小さくできる。これにより、骨量が少ない場合でも埋入できる可能性が高まる。
インプラント体とアバットメントの接続部分が内側にあるため、インプラント体の長さを長くできる。これにより、骨質が悪い場合でも安定する可能性が高まる。
インプラント体とアバットメントの接続部分が内側にあるため、インプラント体の形状が単純になり、製造コストや在庫管理が低くなることがある。
インプラント体とアバットメントの接続部分が内側にあるため、インプラント体とアバットメントの互換性が高くなり、異なるメーカーの製品を組み合わせることができることがある。
インプラント体とアバットメントの接続部分が内側にあるため、インプラント体の壁厚が薄くなり、強度が低下することがある。
インプラント体とアバットメントの接続部分が内側にあるため、アバットメントを正確に位置決めすることが難しくなることがある。また、アバットメントを固定するためのネジも小さくなり、緩みやすくなることがある。これにより、インプラントの機能や審美性に影響が出る可能性がある。また、インプラント体とアバットメントの接続部分が内側にあるため、インプラント周囲の骨や歯肉との隙間が大きくなり、細菌感染や炎症のリスクが高くなることがある。
エクスターナル・コネクションとインターナル・コネクションの選択基準
エクスターナル・コネクションとインターナル・コネクションは、それぞれにメリットとデメリットがあります。
どちらの方式を選択するかは、以下のような要素によって決まります。
患者の骨量や骨質
患者の咬合力や咀嚼力
患者の審美的要望
治療費用や保険適用
歯科医師の経験や技術
インプラントシステムの種類や品質
エクスターナル・コネクションとインターナル・コネクションは、どちらも歯科インプラント治療の有効な方法です。
しかし、どちらも万能ではありません。患者と歯科医師は、それぞれの特徴やメリット、デメリットを理解し、最適な選択をする必要があります。
まとめ
この記事では、エクスターナル・コネクションという歯科インプラントの接続方式について詳しく解説しました。
エクスターナル・コネクションは、インプラント体とアバットメントの接続部分がインプラント体の外側にある方式で、強度や安定性、清掃性などに優れています。
しかし、インプラント体のサイズや形状に制限があり、互換性が低いこともあります。エクスターナル・コネクションと対照的な方式にインターナル・コネクションがあります。
インターナル・コネクションは、インプラント体とアバットメントの接続部分がインプラント体の内側にある方式で、骨量や骨質に対応しやすく、審美性に優れています。
しかし、強度や位置決め、感染防止などに問題があることもあります。
エクスターナル・コネクションとインターナル・コネクションは、それぞれにメリットとデメリットがあります。
どちらを選択するかは、患者と歯科医師がよく相談して決める必要があります。
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