インプラントのアバットメントって何??【3分でわかる】
インプラントのアバットメントって何??
今回はインプラントのアバットメントについて解説していきます。
インプラントのアバットメントは患者様には少しわかりにくい部分でもあります。
また、アバットメントにもいろいろな種類がありますのでそれについても少し解説していきたいと思います。
インプラントのアバットメントとは?
インプラントのアバットメントとは簡単に言うと歯の部分(クラウン)とネジの部分(フィクスチャー)の間の中間の構造物と言えるでしょう。
つまり、歯の部分(クラウン)とネジの部分(フィクスチャー)をつなげる部分の事ですね。
一般的にこの部分は患者様にはあまり見えることがありません。
歯の部分(クラウン)がアバットメントにおおいかぶさってネジの部分に固定されることが多いからです。
インプラントのアバットメントの種類
インプラントのアバットメントの種類もいろいろあるので見ていきましょう。
マルチユニットアバットメント
マルチユニットアバットメントは、いわゆるオールオン4のようなお口の中全体的にインプラントを行う場合において使用されるアバットメントです。
メーカーごとに名前が異なり、ノーベルバイオケア社だとマルチユニットアバットメント、ストローマン社だとSRAアバットメント、ネオデント社だとミニコニカルアバットメントなどと呼ばれます。
角度が0度と17度と30度などがあり、埋入されたインプラントの方向修正することが可能となります。
チタンベースアバットメント
チタンベースアバットメントは通常のインプラントの治療によく使用されます。
インプラントのネジの部分(フィクスチャー)に取り付けられ、その上にジルコニア等の歯の部分(クラウン)が取り付けられます。
最初に書いたようにインプラントとネジ(フィクスチャー)の間の中間構造物で患者様にはこの部分はあまり見える事はありません。
カスタムアバットメント
カスタムバットメントは、その名の通り患者様の状態に合わせて形をカスタム的に作るアバットメントです。
決まったの形をしているわけではなく、その時々によって形態が異なります。
アバットメント無しで歯の部分(クラウン)が直接歯に接続される場合も
アバットメントは歯の部分(クラウン)とネジの部分(フィクスチャー)の間の中間の構造物と言いましたが、この構造がない場合もあります。
つまり、インプラントのネジの部分(フィクスチャー)に直接歯の部分(クラウン)が取り付けられることもあるのです。
この場合はアバットメントは使用しないということになりますね。
いかがでしたでしょうか?今回はインプラントのアバットメントについて簡単に解説させていただきました。
インプラントのアバットメントについては実際のインプラント相談やカウンセリングでも患者様から質問されることが多いところです。
しかし、患者様にはあまり見られるところではないのでちょっと理解しにくかったかもしれません。
簡単に言うと、歯の部分(クラウン)とネジの部分(フィクスチャー)の間の中間の構造物と考えておけば良いと思います。
⭐️インプラント無料相談を行っている歯科医院(インプラント認定医在中)。noteを見たと言っていただき、お電話にてご予約可能です。
鎌倉御成歯科
0467-73-8084
03-6666-9128
03-5394-3718
03-3947-0432
03-6904-6818
03-3922-2416