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RICOH GR3『画質について考える』
最近若い人の間で流行っている『エモい写真』。
iPhoneが高画質へ進化して行くのになぜ?
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中には古いフィルムカメラやコンデジをわざわざ探して撮っている人も多いようだ。
巷ではオールドコンデジの中古価格が数倍になってるとか。
キレイ写るカメラの方が一見良さそうに見えるのに古いカメラで撮るのは何で?
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私の仮説は『不自由さ』。
人は最低限の欲求が担保されると不自由なモノを欲しがると考えている。
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例えば旧車好き。
普段足で使う車がある人は休日に乗る遊び車は総じて実用性の低い古い車に乗ってる人が多い。
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このように好きな分野の欲求が最低限担保された状態になると人は一周して不自由なモノを欲しがるのではないか?
時計もカメラもスマホに付いてるから好きな人にとっては常に安心が担保されていて最低限のラインが満たされてる状態になってる。
その上で趣味性の高い時計や一眼カメラを購入するのではないか?
と仮説を立ててみた。
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人の本質は効率や生産性を度外視した領域にある不思議な世界観。
そこで最大の疑問。
スマホカメラが綺麗に映るのに何故人はGRの画質に惹かれるのだろう?
大型センサーだから?
ボケが綺麗だから?
レンズが優秀だから?
答えは分からない。
でも『GRは良いぞ』。