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#今年買って良かったカードTOP10 【2023年版】
今年ほんとに濃い一年だったと思うし、みんながどんな風にこのゲームと向き合ってたのかも気になるから、もし時間あれば #今年買って良かったカードTOP10 で書いてみて欲しいです。XでもブログでもOK。
— みかづき (@CrescentMoon_DM) December 27, 2023
自分も大晦日にnote投稿します。
てなわけで。書きます。
先に断っておくと、今年結構真面目な遊び方ばっかりになっちゃってたのでランクイン面子も正直みんなが知ってるカードばっかりになります。新鮮味は全然ないけど、どんな見方をしてたかみたいな部分を楽しんでいって貰えると幸いです。
第10位
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「鎮魂」の頂 ベートーベン・ソレムニス
今年のロックカードの凄まじさを象徴する一枚。SAって書いてるの見た時目ん玉飛び出た。
出た時点で勝つかSAとして投げるかだから盾焼却だけマジでなんのためについてるか知らんけど、そこ以外は素晴らしい。
モルトNEXTってデッキ、緑綺麗にとるの難しいからかなり好きなカードでした。ギャイアよりこっち派だった。
第9位
![](https://assets.st-note.com/img/1703777783854-AbElL5QG55.png?width=1200)
竜牙 リュウジン・ドスファング
サムライもまた、今年を象徴するデッキでした。
盤面除去に大展開に封殺、正に攻撃特化。アドバンス用のサイキッククロスギアが既にリリースされていたお陰で取っ付きやすさもあり、メクレイドの凄まじさにどっぷりと漬かれた楽しいデッキでした。
あと、山固定という技術がこの辺りから必修科目になったのも印象的。今年のデュエル・マスターズの楽しさと難しさが詰まってた。
思い出深いカードではあるものの、あくまでこれが新時代のスタンダードに過ぎなかったので9位です。そんなわけがないだろマジで。
第8位
![](https://assets.st-note.com/img/1703783570508-WsOQEINpmz.jpg?width=1200)
頂上接続 ムザルミ=ブーゴ1st
この時期辺りになるとアナカラーやマジックがヤバいということが周知され始めてきて、「外部ゾーンって実は大したことなくね?」という空気もプレイヤー間で漂いつつありました。
まあ壁を感じなくなるのはいいことなんだけど、境目が無さすぎるのもそれはそれで寂しいよな…と思っていたところに電撃参戦を果たしたのがこのカード。やっぱ外部ゾーンやべぇよって、胸張って言えるようになったのはコイツのおかげ。
実質4キルみたいなデッキは別に既にありふれてるから巨大天門が特別凄いデッキという訳ではないんだけど、それでもヤバいと感じさせるだけのパワーがこの一枚に詰まってる。4ターン目にゲンムとエモーショナルが並んで全員SAで顔面こられた経験、普通の人間はないんよ。
間違いなく、今最もアドバンスを体感出来るカードなので流石にランクイン。奇跡の精霊の名は伊達じゃなかった。
第7位
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Kl'avia Tune
対アナカラー決戦兵器。
アナカラーとかマジック使ってる人だと伝わると思うんですけど、ボンキゴって下やたら強くないですか?
殴り返し出来なくなるし、VTとか投げられてもお茶濁せるし、ブロッカーも適当に止めてジャオウガやらカクメイジンやら止まるし。これらのデッキの受けづらさにボンキゴの下って間違いなく関与してるんですよ。
で、コイツ。出した瞬間アナカラーの盤面は全員止まります。
まあでもこういう木偶の坊なブロッカーってボンキゴの下で止められるのがオチなんだけど、コイツが出たら全ての呪文は8コストになります。流石に割に合わなすぎる。
使えばわかるけど本当にアナカラーは何も出来なくなるカードで、これを出すことを終点にしてるだけである程度の勝率が約束されてしまう程の刺さり方を見せます。マナが伸びる前提であれば汎用性もしっかりあって、アドバンスのドラゴン基盤はその前提は軽々クリア出来るのでかなり頼りになりました。
ただまあ、対アナカラーという面ではゾージアに枠を取られるケースも増えてきて、やや実践経験に恵まれなかったこともありこの順位。デッキにはよるけど、ぶっちゃけいたずらにオフコースとかVT積むよりコイツ投げてた方がアナカラーには遥かにマシに戦えると思います。
第6位
![](https://assets.st-note.com/img/1703784556593-omCksuQGmq.jpg?width=1200)
終末縫合王 ザ=キラー・キーナリー
ソレムニスをも超える衝撃を見せつけた今年最強のロックカード。
除去耐性持ちの15000ということでゲームから除外するのが不可能に近く、それでいて除去効果と盾追加の守備力も満点。それぞれの能力の噛み合いの良さからどんな状況でも出すだけでゲームの流れを傾けられる、使いやすすぎるロックカード。
特に黒のファッティとしてみると進化が凄まじく、個人的には(このカードのお陰だけではないけど)青黒ゼーロを復活させられた点においても思い出深い一枚。多分来年以降も度々お世話になるだろうし、流石にランクインです。
第5位
![](https://assets.st-note.com/img/1703822134994-drTvWXI2X3.jpg)
頂上連結 ロッド・ゾージア5th
発売前過小評価してた組その①
展開制限も勿論強いけど、実際に使ってみるとキーナリーと同じく除去+EXライフの守備性能が強いのなんの。白いCRYMAXジャオウガと言える程の制圧力を見せてくれる一枚。
ただ、別にコイツだけでゲームに勝つだけではなく、軸に出来るほどのパワーもないのでリソース管理をサボると自分の首を絞めるだけになる扱いの難しさもまた楽しかったです。
その点ハラグロXとの組み合わせは個人的に推しだったけど、デイガドルマゲドンも見事な発想だったと思います。確かに封印剥がしに注力してればいいドルマゲドンならゾージアの負担も軽い。
初見時はロージアのディスペクターなのにドラグハートを装備出来ないことに煮え湯を飲まされた気分でしたが、いざ使ってみるとアドバンスだからこその使い道が多数見つかるカードでした。
第4位
![](https://assets.st-note.com/img/1703822575241-4MAXS2pB3f.png?width=1200)
アーテル・ゴルギーニ
アナカラー嫌いを克服させてくれた神のカード。
「いやいやいや、ラジオの5枚ですらそんな狙ったカード出ないのにコイツの4肥やし蘇生投げるなんて正気かよ〜」って使う前は思ってました。いざ使ってみて、出てきたのはエスメル。
あーあ、やっぱダメじゃんと思いながらジャオウガ発射。勝ちました。
???
冷静になって考えてみると、ジャオウガ+アーテルの盤面を作るとGS以外殆どのトリガーを貫通するのでその時点でほぼ勝ちです。アーテルを生き残らせてターンを貰えばいいって考えると、アーテルの4肥やしガチャって横に出てくるのが何だろうがマジでどうでもいいんですよね。
このカードを使い始めた瞬間、自分の中のアナカラーの認識が「ラジオからデドダムやらボンキゴやらを気合いで捲るパチンコデッキ」から「先4アーテルで全員滅ぶから後手をラジオで捲りにいける神」へと完全な別物に。引いたアーテルを全部投げるだけで別にジャオウガもメタも無しに余裕で勝てちゃうアナカラーの真のエース。
弱いデッキのオフコースだのVTだのが全然刺さらなくなっていたのが正しく王者の風格を感じて大好きでした。別にアーテルさえいればいいんだからなんも関係ない。
今年を代表するパワーカードということで堂々ランクイン。flatCSでお話したRunoさんにアーテル3のリストを見せたら苦笑いされたのを今でも覚えてます、本当にごめんなさい。
第3位
![](https://assets.st-note.com/img/1703823272224-MCf0wmDGX1.jpg)
芸魔王将 カクメイジン
後半戦を破竹の勢いで勝ち進み、遂に頂点を手にした革命児
発売直後からまあしっかり強かったものの、氷柱と炎弧の決断の登場で完全に覚醒。
それまでどこかボンキゴやらVTやらに頼って不甲斐なかった部分を完全にパワー特化で組めるようになって、非常にゲーム体験が自分好みになってからは相棒として現在も使い続けています。
あと、双極編までは動画勢だった自分からすると画面の向こう側の世界だった革命チェンジを最前線で使える体験を味わえてるのも贅沢でした。赤白閃とかはいたけど最前線って程じゃないし、カツキング系は革命チェンジが主軸ではないし。
AQvibratoとかケローラスパイラルみたいな「まあ強いけど環境でバリバリ使うって程では無さそう」みたいなラインのカードの評価が、革命チェンジとの相性一つで塗り替えられたのも面白かった。
スピード特化の3キルにトリガーの完ケア、各種呪文を活かしたコントロールと本来アグロに許されていいラインを遥かに逸脱した柔軟性を誇り、その様は正にJO退化。2024年も、まずはコイツと戦うところからスタートしそうです。結局程々に事故るところもめちゃくちゃJO退化。
第2位
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五番龍 レイクポーチャー ParZero
発売前過小評価してた組その②
強いのはわかるけどギリギリカツキングとかイザナギテラスがやってたことなぞってるだけだよね〜って、使う前は思ってた。全然違った。
攻めも守りも両方しなきゃいけないみたいなデッキだと、回収が1枚か2枚かは雲泥の差。カツキングなんかは今をなんとか生き抜くためのカードしか回収出来ないけど、レイクポーチャーはより未来を見据えられる。
それこそガイアッシュ覇道だと相手の攻撃を捌くためのカツキングやハヤブサマル、受け止めた後にぶつけたいガイアッシュ、ガイアッシュが出てから殴る覇道まで全部必要でそんなん無理だったんだけど、このカードを使えば守備用のカードも攻め用のカードも全部手札に揃う。しかもめちゃくちゃ邪魔な壁が立つ。
ゲーム全体の見通しがあまりにも立てやすく、一度使えば中々な中毒性を誇る危険なドラゴン。カツキング使っててよえーって言ってたのヤバいだろマジで。
ガイアッシュ覇道を完成させた功績、そして何よりCS優勝した際もエースとして支えてくれた点を買ってランクインです。本当にありがとう。
第1位
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勝利の頂上 ヴォルグ・イソレイト6th
出来レースwww
まあ逆張れるはずもなく当然の1位。いくらカードパワー低いからって初期手札6枚はルール変えすぎだって。
個人的にはデッドアックスリリースに被せてきたのが絶妙だと思ってて、ドラグナー系のデッキが次元枠ギチギチになったところで他のデッキに少しでも差を埋めるチャンスを与えてくれたのがいいカードだなって感じてます。流石にこれだけでドラグハート相手に戦えるわけじゃないけど心意気が嬉しい。ジャストダイバーのサイクリタとか色ゲボカスなブロッカーのミラクルスZとかデッドアックスにもぼちぼち強いしね。でもガイアッシュ覇道にヴィルドテラ積んでみたかった。
あと、ドラグハート使わない次元が大体ドギラゴンXとレッドゾーンXとストームGXXと〜
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っていうお決まりセットから脱却させてくれたのもめちゃくちゃ嬉しかった。たけーしみんな一緒だとなんかつまらないしで、試合前になんか愉快な次元みせられるだけでワクワクしちゃう。
ゲームでの使用以外でも、「いやこれサイクリタ積んどいたらクロユレシアブラフ出来るって」とか無駄にトークが弾んだこともあって、今年一番楽しませてもらったカードでした。願わくばトリーヴァとデアリでも出して欲しいです。水自然外してるっぽいからトリーヴァはこなさそうだけど。
選考落ちしたカード達
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そんなに話せることもなさそうだったので除外。
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(実はそんなに好きじゃない)
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世界線が違ったらランクインしてたんだろうな〜ってカード。
今年は使わなかったけど、来年以降どっかで使うはず。
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今年があと1ヶ月あればランクインしてたかも。無縁なカードだと思ってたのに最後の最後で急に使うようになり始めた。
強くて、難しくて、楽しいカードが沢山の最高の一年でした。
来年も楽しめるといいな。