ウルトラマンニュージェネレーションスターズ ヒーロー失格
この物語はフィクションです
鈴花:私は・・・大丈夫だから・・・
イサミ:ワイドショットスラッガー!
鈴花:キャァァァァ!
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イサミ:うわぁぁ!はぁはぁ・・・夢か・・・俺は・・・鈴さんを・・・
?:こんな所で寝てるなんて、よっぽど疲れてるようだな。ウルトラマンブル
イサミ:お前は!陰陽!
陰陽:久しぶりだな。ウルトラマンブル・・・いや、岸イサミと言ったら言いかな
イサミ:お前は俺達が倒したはずじゃ!
陰陽:私を勝手殺さないでくれるかな?
イサミ:今度は何が狙いだ!
陰陽:狙い?もう達成したも同然だ。あのメカゴモラを使いお前達を苦しめたからな
イサミ:鈴さんを拐ったのはお前だったのか!
陰陽:それを知ってどうする?
イサミ:お前を倒す!
陰陽:なら、相手をしよう
陰陽はトレギアアイを出し、ウルトラマントレギアに変わった
イサミ:もしもし!りぃ姉!
茉莉📱:何!?今レッスン中!
イサミ:陰陽が現れたんだ!
茉莉📱:ごめん!今抜け出せない!
イサミ:・・・わかった。俺が10秒で片付ける!
イサミは電話を切った
トレギア:10秒で片付けるなんて面白い冗談を言うね?
イサミ:うるせぇ!行くぞ!
イサミ:俺色に染め上げろ!ルーブ!
だが、反応がなかった
イサミ:えっ!何で!俺色に染め上げろ!ルーブ!
トレギア:どうやら変身出来ないみたいだな
トレギアはトレラアルティガを放った
イサミ:うわぁぁぁぁぁぁぁ!
トレギア:どうした?そんなものか?
イサミ:何で変身出来ないんだよ!
トレギア:終わりだ
茉莉:はぁ!
トレギア:おっと?
岸帆:お待たせ!
瑶季:イッチー!大丈夫!?
イサミ:たまにゃん・・・
茉莉:イサミ。10秒で片付けるんじゃないの?
イサミ:変身出来ないんだから倒せるかよ!
トレギア:どうやらご家族が迎えに来たようだな?
茉莉:家の弟を可愛がってくれてたから、たっぷり礼を返させて貰うよ!
トレギア:フフッ、フハハハハ!悪いが、一旦退かせて貰うよ。それでは良き旅の終わりよ
岸帆:待て!
トレギアは消えた
瑶季:逃げた・・・
茉莉と岸帆は元の姿に戻った
茉莉:イサミ。変身出来ないなんて本当?
イサミ:うん。全く反応してくれなかった
岸帆:もしかして壊れたのかな?
イサミ:さ、さぁな!俺もわからないし!
岸帆:イサ兄?
イサミ:レッスンがあるんだろ?速く戻らないと行けないんじゃないの?
茉莉:あ!そうだ!
岸帆:戻らないと!
茉莉と岸帆は走って行った
瑶季:・・・
イサミ:行かないの?
瑶季:・・・何かあったら言ってね。私はイッチーの彼女だから
瑶季は茉莉達を追いかけて行った
イサミ:・・・
イサミは近くのベンチに座った
イサミ:はぁ~
?:あれ?アイドル家族の長男じゃん!
イサミ:湊先生!?
湊:何~?姉と妹どっちと喧嘩したんだ?
イサミ:喧嘩じゃないです・・・
湊:話くらい聞くよ
イサミ:湊先生はもし、大切な人がロボットに捕まって助けたいけど倒さないと行けなくなった時ってどうします?
湊:えっ?何それ?
イサミ:もしもの話です!
湊:なるほどね・・・俺さ。昔、戦う力を持ってたんだけどさ。大切な人がロボットの中に捕まって、そのロボットを大切な人ごと倒したんだ
イサミ:えっ・・・
湊:あ、大丈夫。その大切な人は、俺の兄が守ってくれてさ。何とかなったけどさ、俺は大切な人を殺してたかも知れない恐怖とさ、兄がいなければ何も出来ないって思ってた事があって力を使えなかった。でも、大切な人が自分を信じる事を思い出させてくれて、もう一度戦う事が出来た
イサミ:湊先生
湊:お前もきっと分かる日が来るよ
そう言って湊は去ろうとした
イサミ:湊先生!貴方は一体?
湊:俺?俺は光の巨人だった君の教師さ。じゃ、またね~
イサミ:・・・自分を信じる事
次の日病院にて
鈴花:忙しいのにお見舞い来てくれてありがとうね
茉莉:いえ!気にしないで下さい!
岸帆:はい!早く鈴花さんには元気になって欲しいので!
鈴花:そっか。それより・・・イサミくんと何か合ったの?
岸帆:・・・
茉莉:最近イサミ元気無くて、声かけても何が合ったか言ってくれないんです
鈴花:そっか・・・なら、怒ってみたら?
茉莉:えっ?
鈴花:一回怒ってみたら、本音を言ってくれるんじゃないかな?
茉莉:分かりました。やってみます
鈴花:よし!なら今からイサミくん探して来たら?
岸帆:はい!
茉莉達は病院の外に出た。するとイサミは病院の近くのベンチに座って居た
岸帆:あっ!イサ兄!
イサミ:!
茉莉:イサミ!
イサミ:・・・何?
岸帆:本当に何が合ったの!?
イサミ:何でもないよ!だから!
茉莉:いい加減にしなさい!
イサミ:りぃ姉?
茉莉:何一人で抱えてるの!そんなに私達に言えない事なの!?そんなに私達の事信用出来ないの!?
イサミ:そんなんじゃないよ!俺は怖いんだよ・・・戦う事が
岸帆:イサ兄?
イサミ:俺はあの時、りぃ姉が助けてくれなかったら鈴さんを殺してたかも知れなかったり、俺一人じゃ何も出来ないって思うと、怖くて・・・俺はヒーロー失格なんだ!
茉莉:イサミ・・・
陰陽:なるほど~君が変身出来ないのはその理由か
茉莉:陰陽!
陰陽:なら、もっと無力だって事を教えてあげるよ
陰陽はトレギアに変わった
トレギア:さあ、おいで?
茉莉:行くよ!イサミ!帆夏!
岸帆:うん!
イサミ:・・・
茉莉:イサミ!
イサミ:俺が居なくても二人で戦えるだろ!?
岸帆:イサ兄!それは・・・
茉莉:帆夏
岸帆:りぃ姉!
茉莉:イサミ。私達は先に行くから
茉莉達はトレギアの方に向かって行った
岸帆:本当に良かったの!?
茉莉:うん。イサミなら答えを出せるから!
茉莉:私色に染め上げろ!ルーブ!
岸帆:星まで届け!乙女のハッピー!
ウルトラマンロッソ!フレイム!
岸帆:ウルトラウーマングリージョ!
トレギア:お前達だけで私を倒せるのかな。ブルも居た方が良いんじゃないか?
茉莉:ちょっと用事があってね。アンタ何か9秒で倒してあげる!
茉莉:ルーブスラッガーロッソ!
茉莉と岸帆はトレギアに向かって攻撃したが、トレギアは二人の攻撃を避けた
トレギア:そんなものかい?
岸帆:グリージョショット!
トレギア:当たらないねぇ
病院
イサミ:鈴さん!居ない!
イサミは階段の所に向かった。すると鈴花は倒れていた
イサミ:鈴さん!
鈴花:イサミくん!
イサミ:速く逃げますよ!
イサミは鈴花を立ち上がらせて一緒に避難していた
トレギア:トレラアルティガイザー!
二人:うわぁぁぁぁぁぁぁ!
トレギアはトレラアルティガイザーを茉莉と岸帆に放った。すると、病院にも当たった
鈴花:危ない!
イサミ:うわっ!
鈴花とイサミは瓦礫に巻き込まれた
岸帆:イサ兄!鈴花さん!
トレギア:さて、どうする?
茉莉:纏うは土!琥珀の大地!
ウルトラマンロッソ!グランド!
茉莉:グラビティホールド!
トレギア:くっ!
イサミ:鈴さん!・・・駄目だ!俺一人じゃ何も出来なねぇよ!
鈴花:一人じゃないよ・・・
イサミ:鈴さん・・・
鈴花:いつも・・・貴方達、姉弟は一緒に戦って来たでしょ?
イサミ:鈴さん・・・
鈴花:それに・・・自分の力で闇を祓ったんだから・・・大丈夫だよ・・・
イサミ:・・・
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湊:大切な人が自分を信じる事を思い出させてくれて、もう一度戦う事が出来た
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イサミ:そうだ・・・俺はこの力を、自分の力を信じる!
イサミ:俺色に染め上げろ!ルーブ!
イサミ:セレクト!クリスタル!
ウルトラマンギンガ!
イサミ:纏うは水、紺碧の海!
イサミ:はっ!
ウルトラマンブル!アクア!
茉莉:うっ・・・
岸帆:やっぱり、イサ兄が居ないと・・・
トレギア:終わりだ
イサミ:させるか!
イサミはトレギアにキックをした
トレギア:くっ
茉莉:イサミ!
イサミ:9秒で倒すんじゃないの?
茉莉:この~!心配かけて!
イサミ:ちょっ!痛い痛い!
岸帆:イサ兄が変身出来て良かった!
トレギア:調子に乗るな!
イサミ:あぶね!りぃ姉!俺は風。りぃ姉は水だ
茉莉:分かった!・・・なんだっけ?
イサミ:俺が風でりぃ姉が水!
茉莉:分かった!
りぃイサ:セレクト!クリスタル!
ウルトラマンロッソ!アクア!
ウルトラマンブル!ウィンド!
イサミ:行くぞ!
イサミはトレギアの回りを回転して竜巻を発生させた
トレギア:何をしようとしてるんだ?
茉莉:ねぇ!これで良いの!?
イサミ:あぁ!
イサミ:ルーブスラッガーブル!
茉莉:もう・・・耐えられない・・・
イサミ:今だりぃ姉!
茉莉:これでもくらえ!
茉莉は大きな水の球をトレギアに放った
トレギア:こんなの私に通用する訳ない
イサミ:それはどうかな!
イサミはエックスクリスタルをルーブスラッガーブルにセットした
ウルトラマンエックス!
イサミ:行くぞ!
イサミ:スパークアタッカー!
イサミは水の竜巻に電撃攻撃をした
トレギア:グハッ!
岸帆:凄い!
イサミ:水と風と電気の合わせ技だ
トレギア:なるほど。少しはやるようだな。なら、私はここでおさらばするよ
イサミ:逃がすか!
トレギア:最後に置き土産だ
トレギアはカミソリデマーガを出し、消えた
茉莉:何あの怪獣!
岸帆:強そうだよ!
イサミ:大丈夫。俺達三人なら!
茉莉:そうだね!私達三人なら!
岸帆:どんな敵でも負けない!
マコトクリスタル!
三人:セレクト!クリスタル!
重ねろ!三つの魂!
三人:纏うは真!不滅の心理!
三人:はっ!
ウルトラマングルーブ!
三人は合体し、グルーブに変わった
三人:行くぞ!
グルーブはカミソリデマーガに向かって行き、カミソリデマーガは攻撃したがグルーブは防ぎ、カミソリデマーガにパンチをした
三人:ルーブコウリン!
グルーブはルーブコウリンでカミソリデマーガを攻撃した
イサミ:これでもくらえ!
迸れ!真の力!
三人:グルーブ!
イサミ:コウリンショット!
グルーブはグルーブコウリンショットを放った
三人:トドメだ!グルービング光線!
グルーブはカミソリデマーガを撃破した
三人:見たか!これが真の家族の力だ!
湊:お前もちゃんと乗り越えたんだな
瑶季父:彼らなら、この地球を任せられるな
湊:カツ兄!久しぶり!
瑶季父:そっちも元気そうだな。イサミ
湊:あぁ!カツ兄こそ幸せな家庭築いてるんだろ?
瑶季父:あぁ、瑶季も今は人気のアイドルだし
湊:そっか~瑶季も人気者か~
瑶季父:そんな瑶季も今は彼氏が居るし
湊:えっ!瑶季彼氏出来たの!?
瑶季父:お前が昔教えてた。同じ名前の子だよ
湊:マジか!それなら瑶季を幸せにして貰わないとな!
瑶季父:だな
数日後
鈴花:富田鈴花!これにて復帰!
茉莉:本当に無事で良かったです!
好花:もう、本当に心配かけて~
鈴花:ごめんね
瑶季:もう~鈴花さん良かった~(泣)
鈴花:泣かないのナデナデ
岸帆:ほら、イサ兄
イサミ:うん。鈴さん
鈴花:どうしたの?
イサミ:鈴さんのおかげで自分を信じる事を思い出せました。ありがとうございます
鈴花:大丈夫。これからも頑張ってね
イサミ:もちろんです!鈴姉さん!
茉莉:あっ!そうだ!イサミ報告しないといけない事あるんじゃないの?
イサミ:あっ!忘れてた!
瑶季:何?
イサミ:俺!明日から皆さんのマネージャーとして務めて行きます!
瑶季:本当に!?
イサミ:うん!
瑶季:やった~!
好花:じゃあじゃんじゃん頼んじゃおうかな?
鈴花:そうだね
イサミ:えっと、お手柔らかにお願いします・・・
fin
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