海月を育てる

この物語はフィクションです

?:う～ん？

僕は目を覚ます

海月:あっおはよう

彼女は平岡海月。僕の彼女だ

?:海月。おはよう

海月:ねね！見て！可愛いでしょ～

彼女の変わった趣味。それはクラゲを育てる事

?:はいはい。相変わらず可愛いね

海月:あっ！ご飯出来てるから！私はこの子のご飯をあげないと！

そう言い、海月は部屋を出た

?:さて、飯を食べに行くか

僕はテレビを着けた。どうやら、ニュースをやっており内容はアイドルのメンバーが一ヶ月間行方不明って事だ。全く物騒にも程がある

海月:おーい

僕はテレビを消した

?:どうした？

海月:ご飯食べてる～？

?:これから食べる

僕は海月の作ったご飯を食べた

?:相変わらずうまいな

僕はご飯を食べ終え、食器を洗い海月の所に向かった

海月:フフッ

?:どう？

海月:元気だよ～

?:そうか。それにしても相変わらず爪削ってるんだな

海月:だって、爪は手入れしないとね

?:そうか

2週間後

海月:ねね。新しい水槽買いに行って良い？

?:駄目だ

海月:何で？

?:この付近は物騒なんだから

海月:大丈夫だって

?:大丈夫じゃない！

海月:ご、ごめん

?:水槽なら、僕が買いに行く。だから、家で大人しくしてろ

海月:うん・・・

?:僕は君が大事なんだから

海月:ありがとう

俺は新しい水槽を買いに外に出た。海月には誰かが来ても無視しろと言い、僕は家のカギを占めた。そして、水槽を買いに出掛けた時、警察の人に会い。アイドルの行方不明事件の事を聞かれた

警察:何か心当たり無いかね？

?:そうですね

警察:ご協力感謝します

そう言い警察の人は去って行った

?:物騒だなぁ

僕は水槽を買い、家に帰った

海月:ありがとう！大きくなったらこの中に入れるからね～

海月がクラゲを育てて一ヶ月が経った

?:重い・・・

海月:こぼさないでよ～

?:何で海月がやらない？

海月:か弱い女の子にやらせるつもり？

?:はいはい

そして、何とか水槽に水を入れる事が出来た

海月:今日からここが貴方のお家だよ～

海月は嬉しそうだった。その日の夜

?:相変わらず爪削ってるんだな

海月:そりゃね。女の子だもん

僕は海月の指を見た。そこには絆創膏が張ってあった

海月:クラゲってさ命の危機が迫ると若返るんだよ。そしてまた成長する。つまり不老不死なんだよ

?:知ってる。何度も聞いた

海月:そう？初めて言ったんだけど？

?:気にしないで

その後も海月はクラゲの世話をしていた。その度に海月の指の絆創膏が増えていた

海月:出来たよ～塩昆布おにぎり～！

?:ありがとう。僕は塩昆布おにぎりを食べた

海月:あっ！可愛いクラゲちゃんにあげないと

海月は塩昆布おにぎりを水槽に入れた

海月:どう美味しい？

?:・・・

そして、また次の日

海月:今日の餌だよ～

海月は自分の髪を切り、水槽に入れた

?:・・・そろそろか

海月がクラゲを育てて半年が経った

海月:見て～こんなに大きくなったよ！

?:そうか

海月:餌あげないと！

海月は自分の指に針を刺し、血を水槽に入れた。すると

バリン！

海月は倒れ、水槽から新たな海月が出てきた。僕はそれを見てニヤけた

?:おはよう海月。君が今日から平岡海月だ

海月:！やだ！来ないで！人殺し！

?:そうか・・・失敗作か

海月:誰か！助けて！

僕は新たに産まれた海月の首を切った

?:また、やり直しか

僕は二つの海月の死体を自分部屋に持って行った

?:これで46体か

自分の部屋には沢山の海月の死体がある。そして、その中には

?:フフッ、海月。また君の細胞使わせて貰うね

僕は海月から皮膚を少し取った

?:また、産まれさせるからね

半年後

海月:見て～可愛いでしょ～

?:そうだな。海月も可愛いよ

海月:えへへ～

?:フフッ

海月:このクラゲどんな感じで成長するかなぁ？

?:海月みたいになるさ

海月:そっか！そうなったら嬉しいな～

僕は海月を大切にしようと思う。うん？僕は誰だって？僕は・・・

海月:ずっと一緒だよ。トコヤミくん

トコヤミ:もちろんさ

計画は始まったばかりさ

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ニュース:ニュースです。日向坂46の平岡海月さんが行方不明になってから一年が経ちました。現在も捜索を続けてるそうです

fin