見出し画像

#010 日常に活かせる?研究者的な考え方③

こんにちは!Wacchiです!

これまでに、「日常に活かせる研究者的な考え方」の第一弾、第二弾として記事を書きました。

第一弾、第二弾では、これまでの企業研究者としての経験も踏まえて

「その1. 問題発見と解決のプロセス」
「その2. 批判的思考と情報リテラシー」
「その3. データと数字の活用」
「その4. 再現性のある行動」

について、できるだけ噛み砕いて書いてみました。

第三弾では、日常生活に活かせる研究者的な考え方として、

「その5. 探究心の重要性」
「その6. 継続的な学習と改善」

について出来るだけ噛み砕いて書いてみたいと思います。



その5. 探究心の重要性


「探究心」という言葉

聞き馴染みはあるかもしれませんが、
同音異義語の「探求心」との違いについてはご存知でしょうか?

「探求心」:
物事に興味を持ち、追い求めようとする気持ち

「探究心」:
物事の本質を探り、見極めようとする気持ち

「探求心」ではなく、「探究心」が重要です。

ただ、興味を持って知りたい、と思うだけでなく、

本質は何か?を問い続けて見極める気持ちが重要です


研究においても、

「なぜこんな結果になったんだろう?」とか
「なぜ想定と違っていたんだろう?」とか
「今までの結果との違いは何だろう?」とか


なぜ?を問い続けることが重要です

研究においても、と書きましたが、

研究以外のビジネスの場でも事例があります

特に有名なのはトヨタの「なぜなぜ分析」だと思います


目の前の現象だけを見るのではなく、

なぜ?を繰り返して、根本的な原因を探すことで
本質に辿り着けるという考え方です


ビジネスの場というと堅苦しいですが、

日常生活でもこのなぜなぜ分析は使えます

例えば、約束の時間に遅刻してしまった場合を考えてみます

なぜ → 家を出るのが遅くなってしまったから
なぜ → 起きる時間が遅かったから
なぜ → 目覚まし時計をセットし忘れたから
なぜ → 昨日は飲み会があって遅くなって家に帰ってすぐ寝てしまったから
なぜ → 寝る前に時間の余裕がないと目覚まし時計をセットすることを忘れてしまうから

じゃあ、
「朝目覚めたタイミングで、翌日の目覚まし時計をセットすることを習慣づけよう」

という、解決策が見つかってくるわけです

間違っても、なぜ?の途中で、

「自分が弱い人間だから」などと

人が原因となるような理由はつけないようにして下さいね
凹んじゃうだけなので 笑


その6. 継続的な学習と改善


科学技術は日々進歩するので、
時代遅れにならないように研究者は継続的な学習が欠かせません

何か一つの分野を勉強したら終わりではないわけです


今までの知識を活かすだけでOKではなく、
更にアップデートが必要なわけです


これは研究者特有のことではなく、日々の生活でも同じと感じられた方も多いと思います

例えば、

  • 国の制度が色々変わるのでどんな内容なのか理解したい

  • 生成AIが進化しているらしいのでうまく活用したい

  • スマホに便利なアプリがあるのでもっと活用したい


などなど、日々変わっていく制度や技術(便利アイテム)が大量にあるので
これらに乗り遅れないためには継続的な学習は不可欠だと思います

今の世の中は変化が大きく、不確実性の高い時代と言われていますが、
変化に対応するためにも学習し続けることは重要な行動だと思います

何か資格を取ろうと勉強するのもよし
興味がある内容を発信しているYouTubeを見るもよし
色んな本を読んでみるもよし

常に新しいことに触れようという想いを持ち続けることで
今まで見たことのなかった、新しい景色が見えてくるかもしれません

まとめ


今回は、日常に活かせる?研究者的な考え方の第三弾を書いてみました

今回の記事で触れた研究者的な考え方を実践することで

  • なぜだろう?という意識を大切にできるようになり、色々なことに興味が持てるようになる

  • 興味を持ったことを継続して学習してみようと考えるきっかけとなり、新たな視点が持てて、世界が広がる

といったメリットがあると考えています

研究者的な考え方をちょっと意識してみることで、
これまでの記事と同様に、また違った物事の捉え方ができるかもしれません
新しい自分に出会えて、楽しく自由に生きるためのヒントになれば嬉しいです


このnoteでは、 「人生を楽しく自由に生きる」をテーマに 様々な角度から記事を書いています
サイトマップになっているので自己紹介のページもぜひご覧ください!


また、現在、コーチングのモニターも募集しています。
ご興味のある方は以下の記事をご確認いただき、お申し込みください。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?