pixivSS〜海美とPと◯◯シリーズ〜総括

おはこんばんちわ。3時間くらいかけて書き上げた記事を消して書き直したaozumeと申します。休日吹っ飛んだわ…。pixivマイページはこちらから。
https://www.pixiv.net/users/19416694

※予め断っておきますが、こちらのお話はある程度アイドルマスターミリオンライブを知っている方向けとなります。ご了承ください。

さて、今回はpixivのフォロワーさんが50人を超えたということで、私がpixivに投稿したシリーズ「海美とPと◯◯」の制作背景とか込めた思いとかをまとめていきたいなと思います。

え?pixivでやれって?

あそこは小説投げる場所だからちょっとね…

というわけでまずは自分語りにお付き合いください。

《作風ベースについて》
初めて小説を読んだのは小学校5年生。設けられた朝の10分間読書をするにあたり、西村京太郎著「C62ニセコ殺人事件」を手に取ったのが初めてでした。
元々鉄道好きのだったのもあり、十津川警部シリーズはまあまあ読んだりしました。
それから高校生の頃は普段は自転車、降雪期や悪天候時はバスや地下鉄を利用していましたが、通学時間が50分程度。さらに当時はまだガラケー全盛期というのもあり必然的に小説を読んでいました。真・三國無双にハマっていたのもありこの時期は三国志演義を読んでいました。
アニメにはまるのは高校3年生くらいから。当時はハルヒブームで、原作を買ったのがライトノベルとの出会い?でしょうか。
そんな生活は就職→転勤して車通勤になるまで8年くらい続きました。
その間に読んだのは、
・生徒会の一存シリーズ
・ロウきゅーぶ
・小説版マクロスF
・俺の妹がこんなに可愛いわけがない
・天使の3P!
など。

スマホ普及後はけいおんSSをよく読んでいました。印象に残っているのは「恐怖、ヤッテヤルデス」とムギちゃんの拷問SS(pixivに投稿した【金色の雌牛】を書くにあたり参考にしたSS)です。あと唯がよくトラックに跳ねられていたことも。
今の私の作風はライトノベル、とは思っていますが、この辺りの作品が創作をするうえでのベースになっています。

自分で小説を書いたのは高校生くらいからでしょうか。pepsでサイトを立ち上げてモンスターハンターをベースとした小説を書いていました。実はまだ残ってるんですよね…10ウン年経ちますが恥ずかしくて未だに見れていません。
(ちなみにハンドルネームaozumeはモンスターハンターのギルドカード称号【青爪】が由来です。)
またモバゲー小説、現エブリスタにも作品を投稿していました。こちらはハルヒをベースしていました。これもまだ残ってるからアレ。

それからしばらくSS書きはしていませんでしたが、昨年くらいから目覚めたようです。

またもう一つの要素として「声優雑誌」の存在があります。
実はアニメをあまり見ていません。最近でリアタイ視聴を続けたのはポプテピピックまで遡るかな…。というのもアニメよりは声優さん、特に声優アーティストさんが好きです。

新曲リリース等でインタビュー記事がよく載りますが、例えばインタビュー内の質問で「普段どういう考えをしているのか」とか、「新曲にどういう想いを込めたのか」という内面を見ます。また声優さんのラジオでも日常が垣間見えたりする…そういう部分も作品内のキャラクターに投影したりしています。

普段書いているSSだとキャラクターのコミュが重要なファクターになりますが、これも作品を作る要素としています。
また日常系が好きな私なので、書くSSの内容もアイドル、プロデューサーに限らず同級生、肉親、交際相手など、さまざまな視点を取り入れるようにしています。

さて、そんな長い前置きを入れたところで「海美とPシリーズ」についてまとめていきたいと思います。
書くにあたり海美を題材としました。
ミリオンライブ中で一番好きなユニットが今回主とした「灼熱少女(バーニングガール)」であったこと。4thの涙、5thの笑顔のジレハが大好きだったためです。そこから自分が書きやすいキャラクター…琴葉か海美か、というところで海美を選びました。ちなみに中の人もミリオンで知りましたが今ではすっかりファンです。
蛇足ながら、ミリシタのフェス限で出た琴葉が3属性揃いDa105%upで非常に使いやすいため、イベント周回もPr2.Fa1.An2のバーニングガールでできちゃうんですよね…。クレブルも好きなんですがPrがいないからなかなか使いにくいという…。もちろん衣装は全員そろえてます。

さて本題ですが、ここから先は解釈は人それぞれです。あくまでも私が主とした部分を書いていきますので、考察に正解はありません。それだけ前置きです。

《作品解説》
【R-18版:海美と◯◯】(以下R-18)
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=11466852
以下R-18とします。
ゲーム内では16歳の高校生ではありますが、3年経過して精神的な成長や女性らしさを身につけつつ、持ち前の元気印は少し落ち着いたような感じとしています。
まあ、ストーリー自体はいろいろフェチを入れましたが、R-18を書くにあたり「愛」は重視しました。そもそも「それ」自体は「自分の子孫を残す大事なこと」ですから軽率にはあまりさせたくない、そこまでに至ることはちゃんとしたい、そして安易な「生」はさせたくない、ということを心がけています。その究極系が「初経験」に至るのではありますが…。(とかいいつつ初渋滞でお前は何を書いたんだコラ。)

現役アイドルとそのプロデューサーの恋愛。仕事の状況、夫婦の計画、事務所の方針…それぞれが思い浮かべるスケジュールも存在するはずです。
そのため、子供を授かるために予め海美があれこれ根回しを先にしていたという描写を入れました。そしてお互い覚悟の本番。その結果宿った命に感動がないはずはないんじゃないかなと。
そんな最愛の旦那を失った彼女はプロデューサーとして復帰し、サプライズで最後のライブに臨むストーリーとなっています。
…が、あまりにも救われなくなったため夢オチとしたのは逃げです((((。
ちなみに1作ボツネタがあり、バーニングガールにエレナを加えた6人の話があります。なお一部設定はその後に別の話に組み入れました。

当初はこれで終わらせるつもりでした。


【全年齢版:海美とPと◯◯】(以下全年齢版)
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=12328069
発端は「初経験」の考察からでした。
自分でも考えていなかったことで考察してくださったことで衝撃と感動を覚えています(それ以降よくエゴサしてるのはご容赦)。
また別作品でR-18と全年齢版を分けて書いたことも新たなストーリーを書き起こす原動力となりました。新たに書き進めるにあたり、ただ単にR-18エピソードを抜くだけでなく、灼熱少女の絆、海美と彼氏…プロデューサーとの絆、そして恋愛模様と日常を主にしています。またボリュームの補完は結婚直後の話や、娘とふたりでの旅行などを追加しています。

いくら仲良いカップルでもケンカをするだろうし、旅行にも行くだろうし、クリスマスを一緒に過ごすだろうし。そんな部分も入れています。

そして既存部分からつながる全年齢版オリジナルのラストシーン、つまり最期の日は先に構想が固まったことから、それに向けてストーリーを組みました。

最愛の旦那を失う…ことは形を変えて入れています。と、いうのも私の根底にある「生あるものはいつどうなるかわからない」という考えから。何が起きるかわからない人生ですから、その中で精一杯生きようとする力、私はそれを信じています。
作中の海美もそうでした。旦那を失い絶望に沈む中、彼女を支える絆とお腹の中で生きる最愛の旦那が遺した子。絶望の闇の中に差し込むわずかな光を手繰り寄せ、娘のために強くなることを決めたストーリーとしました。
途中…旦那を失ってから出てくるキーアイテム「小輪のひまわり」は海美が夏生まれなことから考えついたもので、花言葉に「愛慕」とあったことから、離れ離れになった海美と旦那をつなぐアイテムとして入れました。

「生と死」
「純愛」
「絆」

が最終的なテーマになりました。ちなみに「最期の日」エピソードは自分で書いててボロボロに泣き出すくらい感情移入していたり。

R-18版に入っていた妊娠発表シーンと、プロデューサーとなった海美が最後のステージに担ぎ上げられるシーンもちゃんとMCまで書きたかったので少し掘り下げて入れています。
そして娘とのエピソードで自分のイメージカラー「ピンク」を娘に譲ったことは後の「琴葉編」につながります…。がこの時点では一切想定していませんでした。


【琴葉編:ある若手俳優の恋】
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=12826746
【P「結婚相手は一般人」】で取り入れた第三者目線、本編(海美P)中に出てきた若手俳優の目線から見た海美Pシリーズの位置付けとしています。
海美と同じくイメージしやすく比較的書きやすかったかなと。
琴葉を題材にしたSSが書きたくなり、せっかくなら海美Pシリーズサイドストーリーとして進めようかなと書き始めました。当初琴葉の結婚あたりまでで終わらせようかなと思いましたが、【R-18要素】と琴葉の息子と海美の娘が結婚するストーリーまで組み込みたかったため、結果的に最期まで書ききることになりました。
琴葉は「愛が重い」とは言いますが、逆を返せばそれだけ尽くすタイプなんだろうなぁということからラブラブな描写を心がけました。

(だってさ、ベッドに寝転がったまま手を繋いで隣を見たら少し顔が赤い琴葉と視線が合うってさ、想像しただけでやばくない?)
(後ろからバックハグされてさ、その腕をギュッと掴んで顔を真っ赤にされるとか、想像しただけでやばくない?)

そんなフェチ要素も第三者目線…琴葉の彼氏目線だから書けたなと。
また海美Pシリーズでわずかに触れたバーニングガールの最後も取り入れることにしました。リーダー琴葉としての決断。受け継がれた6人の絆と、海美の娘を含めた彼女たちの想いを琴葉目線で書いてます。
(ちなみにあの口上、作者からしてもいわゆる「寒く」ないかちょっと心配なんですよね…。)

そして最期は少し足早でしたが、以上にて琴葉編となります。なお作品完結後琴葉を担当にお迎えしました。

【最後に】
多分海美Pシリーズについては今後、何か掘り下げるような短編は書くことはあるかもしれませんが、これ以上のストーリー展開自体はしないつもりです。それくらい力は込めたかな。じわじわとでもいいので「海美Pの人」って認知されたら嬉しい((。

いつかはオンリーイベントとかに出てみたいな、というような願望も0ではありませんが、そもそもこんなSSで製本して頒布しちゃっていいのかなという思いもあります。
まあ、仮に海美Pシリーズを出すなら書き下ろしエピソードは入れたい。なんて妄想。

さておき、2019年11月のISF08にはたまたま遠征スケジュールとビンゴしたため参加しました。楽しいイベントでしたね。いつかは参加したい。

と、いうわけで長ったらしい自分語りでした。
なかなかまとまらないものではありましたが、ご覧頂きありがとうございました。創作活動自体は暇を見つけながらまたやっていこうと思います。

どうぞ、よろしくお願いいたします。

aozume

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