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スタートアップに必要な画像生成AI

割引あり

【100日後にスタートアップ起業日記その20】


こんにちは。しまゆずです。
現在、医療×AIテクノロジーのスタートアップを目指しています。
今日も起業日記を訪問していただきありがとうございます。

前回記事はこちら。

なぜこの連載記事を書くのか?

「始動」の目的は、Thinker to Doer - つまり、考えるだけの人から、実際に行動を起こす人を育てること。

私自身、これまで「いつか起業したい」と思いながらも、結局行動に移せなかった経験があります。きっと、この記事を読んでいるあなたも同じような経験をお持ちではないでしょうか?

  • 「どの分野で起業すべきか分からない」

  • 「失敗が怖くて一歩を踏み出せない」

  • 「アイデアはあるけど、実現可能性に自信が持てない」

そんな方向けの連載記事です。


スタートアップ

スタートアップの世界で、ビジュアルの重要性は日に日に増しています。特に初期段階では、限られた予算の中で魅力的なビジュアルを作り出す必要があります。

しかし、実際にはこんな悩みを抱えていませんか?

「デザイナーを雇う余裕がない...」
「外注すると1枚数万円かかってしまう」
「急な修正にも柔軟に対応したい」

そんな悩みを解決するのが、最新の画像生成AIです。今日は、私が実際に使って効果を実感している2つのツールを詳しくご紹介します。

1. なぜ今、画像生成AIが必須なのか

「見た目が9割」という言葉をご存知でしょうか?

スタートアップの世界では、優れたプロダクトを作るだけでなく、それを魅力的に見せる力が求められます。特に以下の場面で、ビジュアルの力は絶大です:

  • 投資家向けピッチデッキ

  • ランディングページ

  • SNSマーケティング

  • プロダクト紹介資料

実際、私も始動でのピッチ準備において、画像生成AIの力を借りることで、プレゼンの質を大きく向上させることができました。

2. おすすめ画像生成AI徹底比較

現在、数多くの画像生成AIが登場していますが、今回は特に個人的なおすすめの2つをご紹介します。

Midjourney:芸術的な表現力の本命

言わずと知れた、画像生成AIの本命。個人的に一番長くそして多用している画像生成AIツールです。
Midjourneyの最大の特徴は、その芸術的なクオリティです。特に以下の用途で真価を発揮します。

  • ブランドイメージやロゴの作成

  • 印象的なキービジュアル作成

  • 製品イメージの洗練された表現

ただし、注意点として、商用利用が可能な代わりに、月額10ドルからのサブスクリプション制となっています。

https://www.midjourney.com/home

以前はDiscordが必要でしたが、現在はWebページから直接利用可能になりました。

Recraft v3:新進気鋭、実用性重視の即戦力

最近、画像生成AIの性能を測るサイト(https://artificialanalysis.ai/text-to-image/model-family/recraft)で突如No.1を記録したRecraft v3。

FLUXやMidjourneyを抜き、第1位に君臨!

Recraft AIは実用的な画像生成および様々な出力画像(ラスター形式、ベクター形式)に対応していることが特徴です。

  • 無料プランから利用可能(1日50credit)

  • 長文のテキストも画像に反映される

  • 使いやすいWeb UIで、モックアップなど作成可能

とにかくこれまでの画像生成AIと比較し多機能で、使いやすいUIです。モックアップ作成も可能ですので、PoCなどにも使えるのでスタートアップの日常的なニーズに応えやすいツールです。

ただ商用利用は課金プランのみになるのでご注意を。

3. 実践的な活用シーン

では、具体的にどのように活用できるのか、実例を交えて見ていきましょう。

ロゴ作成/ピッチ資料作成

私自身スタートアップを立ち上げる際、最初にMidjourneyで作成したのが製品の「ロゴイメージ」の作成でした。

私の場合、SaaSアプリになるので、あまり製品イメージより実際に動くようなデモ画面の方が重要でしたので、作成していませんが、ピッチスライドの中の画像はほとんどがMidjourneyです。

やはりピッチで、「このようなプロダクトを考えています」という具体的なビジョンや見やすい資料には最適です。

SNSコンテンツ制作/モックアップ

Recraft AIは、SNS投稿用画像やモックアップに使います。人物画像も高品質ですし、アバターとしても利用可能です。

今後のカスタマーサポートに関しては私自身スタートアップでは、このAIアバターを利用予定です。

4. コストパフォーマンス分析

実際の数字で見てみましょう。外注費用と比較すると:

  • ロゴデザイン:5-10万円 → 実質無料(月額料金内)

  • バナー制作:2-3万円 → 実質無料(月額料金内)

  • SNS投稿用画像:5,000-10,000円/枚 → 実質無料(月額料金内)

というように、大幅なコスト削減が可能です。
スタートアップはとにかくお金がないところからスタートすることが多いので、これは助かります。

さらに重要なのが「時間」の節約です。外注の場合、依頼から納品まで数日〜数週間かかるものが、数分で完了できるようになりました。

5. 効果的な導入ステップ

では、実際にどのように始めればよいのでしょうか?初心者向けのステップを以下に記載します。

Step 1:目的の明確化

まずは、どんな画像が必要かを明確にしましょう。

  • プロダクト紹介用

  • マーケティング素材

  • ブランディング素材

Step 2:ツールの使い分け

  • Midjourney:重要なビジュアル、ブランディング要素

  • Recraft AI:日常的なコンテンツ、素早い制作が必要な場合

Step 3:プロンプトのテンプレート化

効率的に作業を進めるために、よく使うプロンプトはテンプレート化しておくことをおすすめします。
また、ChatGPTやClaudeを使って画像を生成するためのメタプロンプトは文末に置いておきますので、ぜひご利用ください。Xリポストで無料で利用可能です。

まとめ:スタートアップこそAIの力を

「デザインに時間をかけられない」
「コストを抑えたい」
「スピーディーな改善サイクルを回したい」

このような悩みを持つスタートアップこそ、画像生成AIの恩恵を最大限に受けられる立場にいます。

ぜひ、この記事で紹介したツールを使って、あなたのスタートアップのビジュアル戦略を強化してみてください。

それではまた次回!


フォローとフィードバックのお願い

というわけで、18回目、いかがでしたでしょうか?

連載となりますので、ぜひフォローいただき、通知をONにしていただけると嬉しいです。

そして、コメント欄やX(旧Twitter)などでご意見ご感想もいただけると飛び上がって喜びます。

それではまた!

過去回(数がかさんできたのでまとめました。)

https://shine-arrow-e51.notion.site/note-151b2209c729800db0eaf49c3627b7ff


著者プロフィール

医療×テクノロジーのスタートアップを目指すDoer。2023年3月からChatGPTに出会い、AIにのめり込み、現在は経産省主催のスタートアップ支援プログラム始動10期に参加中。この記事は、実際に起業を目指す中で学んだ知見を、同じ志を持つ仲間と共有したいという思いで書いています。

画像生成用プロンプト

"""以下コピペして、ChatGPT, Claude, Geminiに貼り付けてご利用ください。

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