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【徹底解説】新世代AIツールWindsurfがヤバすぎる件
こんにちは、しまゆずです。
これまで、プログラミングと聞いて、勉強しようと何度(5分で)挫折したことか。そんな中でこんなツールを待ち望んでいた!という新しいツールを今日ご紹介します。
その名も「Windsurf」!
これ、プログラミング支援AIツール、なんて紹介は勿体ないくらい便利なんです。今日はこの新たなAIツールを解説します。
有料部分には実際の成果物やより高度に機能させるためのプロンプトもありますので、ぜひご覧ください。
はじめに
プログラミング知識ゼロからでも始められるWindsurf
エラーメッセージの意味が分からず悩んだり、どんなコードを書けばいいのか途方に暮れたり・・・。そんな経験は、プログラミングを学ぶ多くの人に共通する悩みかもしれません。
しかし今、AIの力を借りることで、これらの壁を乗り越えやすくなっています。特に注目したいのが、AI搭載の開発環境「Windsurf」です。
何がいいって、最初からホームページに日本語が設定されていること(笑)
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AI搭載開発環境って何?
開発環境(IDE:Integrated Development Environment)とは、プログラミングをするための専用エディタのようなものです。メモ帳でもプログラミングはできますが、IDEを使うと様々な便利な機能が使えます。
そして最近では、これらの機能にAIが加わることで、さらに強力なサポートが得られるようになりました。
これまでマイクロソフトが提供するVScodeや、Cursorといったツールが有名でしたが、Windsurfはもしかするとこれらを超える体験を提供してくれるかもしれません。
なぜ今、Windsurfなのか
AIによる開発支援ツールの中でも、Windsurfが特に注目を集めている理由があります。それは、プログラミング初学者への配慮が随所に見られるからです。
例えば、エラーが発生した時。従来の開発環境では難解な英語のメッセージが表示されるだけでしたが、Windsurfは分かりやすい言葉で原因を説明し、解決方法まで提案してくれるだけでなく、修正までもAIが行なってくれるのです。
まるで、経験豊富な先輩プログラマーが私の隣で私の言ったことをその場でプログラムを書いてくれる。そんな夢のような環境なんです(笑)
この記事の目的と概要
この記事では、プログラミング未経験の方でも安心してWindsurfを使い始められるよう、以下の内容で解説します。
Windsurfの特徴と設定方法
Cursorと何が違うの?
Windsurfの独自機能「Cascade」
実践的な活用方法
それぞれ詳しく解説していきます。
Windsurfの特徴と設定方法
Windsurfの特徴
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Windsurfは、Codiumという会社が作った新しいツールです。AIがコードを補完してくれたり、チャットで質問に答えてくれたりするだけでなく、Cascadeというチャットから実際にコードを書き出す機能も付いています。この素晴らしい機能は後述しますね。
Windsurfのインストールと日本語化
Windsurfを使うには、まずツールをダウンロードしてインストールし、さらに日本語表示にするための設定が必要です。
ダウンロード方法
① 公式サイトへアクセス:まず、Windsurfを提供するcodeiumの公式サイトにアクセスします。
② ダウンロードボタンをクリック:公式サイトにアクセスしたら、ダウンロードボタンをクリックして、Windsurfのインストーラーをダウンロードします。
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Mac以外は以下からどうぞ。
③ インストーラーを実行:ダウンロードしたインストーラーを実行します。
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注意点:検索サイトからダウンロードの際は、公式サイトのURLをしっかり確認し、誤ったファイルをダウンロードしないように注意しましょう。
そして、Get startedという画面が出たらそのボタンをクリックすると、以下のようにVScodeまたはCursorから拡張機能などのセットアップをインポートができます。
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Windsurfを起動させるため、初回はSign upを選択しアカウント作成しましょう。
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メールアドレスまたはGoogleアカウントでアカウント作成できるのでお好みで選択してください。
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日本語化の方法
Windsurfはデフォルトでは英語表示ですが、拡張機能を使うことで日本語表示にすることができます。
拡張機能を開く:Windsurfの左側にある拡張機能のアイコンをクリックします。(アイコンは正方形が並んだようなマークです)
検索バーに「Japanese」と入力:拡張機能の検索バーに「Japanese」と入力し、検索します。
日本語Language Packをインストール:検索結果に表示される「Japanese Language Pack for Visual Studio Code」という拡張機能をインストールします。(地球のアイコンが目印です)
Windsurfを再起動:インストールが完了したら、画面左下に表示される「Change Language and Restart」をクリックし、Windsurfを再起動します。
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再起動後、Windsurfが日本語表示になっていれば、設定は完了です。これで、Windsurfをより快適に利用できるはずです。
WindsurfとCursorってどう違うの?
この記事では、たくさんのAI搭載IDEの中でも特に人気がある「Windsurf」と「Cursor」という2つのツールを比較します。
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WindsurfとCursorの共通点
コード補完機能
WindsurfとCursorは、どちらもAIを活用した高度なコード補完機能を備えています。これらの機能はプログラマーがコードを書く際に、タイプミスを減らし、効率を向上させるのに役立ちます。
インライン補完:コードを入力中に、AIが文脈を理解し、次に入力する可能性のあるコードを予測して表示します。これにより、プログラマーは少ないキー入力でコードを完成させることができます。
AIによる次の意図予測補完:単語や記号を入力するだけでなく、AIがコードの文脈からプログラマーが次に何をしたいのかを予測し、より長いコードの塊を提案します。Windsurfではこの機能を「スーパーコンプリート」、Cursorでは「Tab」キーで呼び出すことができます。
これらの機能により、プログラマーはAIの支援を受けながら、よりスムーズかつ正確にコーディングを進めることができます。
インラインチャット・リファクタリングツール
WindsurfとCursorは、どちらもコードエディタ内でAIと対話できるチャット機能と、コードを改善するためのリファクタリング機能を搭載しています。
インラインチャット:チャット形式でAIに質問したり、コードに関するアドバイスを求めたりできます。AIはコードの内容を理解し、適切な回答や提案を返してくれます。
リファクタリングツール:AIがコードを分析し、より効率的で可読性の高いコードにするための提案をします。これにより、プログラマーは自分でコードを修正する手間を省き、より質の高いコードを作成できます。
コマンドによる操作:Windsurfでは「Command + I」、Cursorでは「Command + K」というショートカットキーでAI機能を呼び出すことができます。
これらの機能により、プログラマーはコードの作成から改善まで、一連の作業をAIの力を借りながら、より効率的に行うことができます。
ターミナルでの操作
WindsurfとCursorは、どちらもIDE内でターミナルを操作できます。
コマンド実行:ターミナルでコマンドを入力し、Git操作やパッケージのインストールなどの作業を行うことができます。
AIによるコマンド提案:ターミナルでの操作においても、AIが文脈を理解し、次に入力する可能性のあるコマンドを予測してくれます。また、ターミナルでどのような操作をすれば良いかを質問することもできます。
AIモデルの選択:ターミナル操作においても、使用するAIモデルを切り替えることができます。
これらの機能により、プログラマーはIDE内で様々な操作を完結させることができ、作業効率を向上させることができます。
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Windsurfの独自機能「Cascade」とは?
Cascadeとは何か?
Windsurfの最大の特徴とも言えるのが「Cascade」という独自のAI機能です。Cascadeは、Windsurfが「エージェント」と「コパイロット」を組み合わせたものだと説明しているように、AIが単にコードを補完するだけでなく、まるで有能なアシスタントのように、プロジェクト全体を理解し、開発者の意図を汲み取って、作業をサポートする機能です。
具体的には、Cascadeは以下の点で優れています。
プロジェクト全体の理解:Cascadeは、プロジェクト内の全てのファイルを分析し、コードの構造や関係性を把握します。これにより、コードの生成や編集の際に、より適切な提案を行うことができます。
タスクの自動化:Cascadeは、開発者が行いたいタスク(例えば、新しいコンポーネントの作成や特定の機能の追加など)を理解し、コードの生成、ファイル作成、必要なコマンドの実行などを自動的に行います。
文脈の保持:Cascadeは、過去のやり取りや変更履歴を記憶し、それらを考慮した上で、次に必要な作業を提案します。
Cascadeの便利な使い方
Cascadeの便利な使い方をいくつかご紹介します。
プロジェクトの作成:Cascadeに「Reactを使ってToDoアプリを作って」などと指示すると、プロジェクトの構成に必要なファイルやコードを自動的に生成します。
機能の追加:「〇〇機能を実装して」と指示すると、Cascadeは必要なコードを生成し、ファイルへの追加や修正を行います。
コードの修正:「〇〇のスタイルを変更して」と指示すると、Cascadeは適切なCSSコードを提案し、自動的に適用してくれます。
ターミナルコマンドの実行:Cascadeは、ターミナルで実行する必要があるコマンドを提案し、実行をサポートしてくれます。
Cascadeは以下のようにWriteモードとChatモードの2つがあり、このWriteモードで自動生成が可能です。質問だけならChatモードを利用しましょう。
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いずれも1クレジットを消費するので、切り替えミスには注意しましょう(笑)
リアルタイムコラボレーション
また、WindsurfとCascadeのユニークな能力として、あなたのリアルタイムなアクションを認識できる点です。
例えば、変数名を変更した際に、Cascadeは自動的にそれを検出し、他の箇所でも変数名を変更するよう提案してくれます。
ツールへの直接アクセス
Cascadeは、あなたが使用しているパッケージやツールを検出し、必要なものをインストールしたり、プロジェクトの実行方法を教えてくれたり、インストールも手伝ってくれます。
例えば、「プロジェクトを実行するにはどうすればいいか」とCascadeに質問し、「Accept」を押すだけで、AIがすべてをセットアップします。スタックトレースやエラーメッセージを読んで、インストールが必要なものを教えてくれるので、もう自分でエラーを解決する必要はありません。
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前のステップへの巻き戻し
Cascadeが行った変更を取り消したい場合は、プロンプトにマウスオーバーして右側の矢印をクリックします。これでコードベースが指定したステップの状態に戻ります。しかし、現状では巻き戻しは元に戻すことができないので、注意が必要です!
問題をCascadeへ送る
コードエディタの下部にある「Problem」パネルに表示される問題がある場合は、問題をハイライトして「Send to Cascade」ボタンをクリックすると、Cascadeパネルに「@メンション」として表示されます。
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説明と修正
エディターでエラーが発生した場合は、エラーをハイライトして「Explain and Fix」をクリックするだけで、Cascadeが自動的に修正してくれます。
ファイルの無視
Cascadeに無視させたいファイルがある場合は、ワークスペースのルートにある`.codeiumignore` にファイルを追加できます。これにより、指定されたパス内のファイルの表示、編集、作成を防ぎます。記述形式は`.gitignore` と同様です。
CursorのComposerとの比較
Cursorにも「Composer」というAI機能がありますが、Cascadeとはいくつかの違いがあります。
Composer:Composerは、主にコードの編集やリファクタリングに焦点を当てており、ファイル単位での操作に強みを持っています。AIによるコードの補完、リファクタリングの提案、コードの説明などが得意です。
Cascade:Cascadeは、プロジェクト全体を把握し、開発者の意図を理解することに強みがあります。コード生成、ファイル操作、ターミナルコマンドの実行など、より幅広いタスクをサポートします。
つまり、Composerは「個々のコードを並列して改善する」ことに重点を置いているのに対し、Cascadeは「プロジェクト全体を効率的に進める」ことを目指していると言えます。
以下にその機能と強みをまとめました(公式サイトより引用抜粋)
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料金プランの比較
WindsurfとCursorは、どちらも個人開発者から企業まで、幅広いユーザーが利用できるよう、無料プランと有料プランを提供しています。ここでは、それぞれのプランの内容と価格を比較してみましょう。
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WindsurfとCursorは、どちらも優れたAI搭載IDEですが、料金プランにはいくつかの違いがあります。
予算を抑えたい場合:Windsurfの無料プランまたはプロ版がおすすめ(Cursorの半額)。
とりあえずAI機能を試してみたい場合:両ツールとも無料プランがあるので、実際に試して比較してみるのがおすすめ。
より高度なAI機能やチームでの利用を重視する場合:Cursorのプロ版がおすすめ。
WindsurfとCursor、どちらを選ぶべき?
ここまで、WindsurfとCursorの機能や料金プランを比較してきました。どちらのツールもAIを活用し、開発者の生産性向上に貢献しますが、それぞれに特徴があります。
個人の使用感
ぶっちゃけ、私は現在WindsurfとCursorの両方を使っていますが、これまで、非エンジニアにとってCursorのようなエディタツールは「なんか難しそう」で機能の理解や利用方法検証は後回しにしていました。
なので、やっとClineやRoo-Clineが出始めて重い腰を上げたところでした。しかし、このWindsurfはそのハードルをあっという間に超えていきました。
理由は、
Cascadeの自然な操作性:Cascadeは、何よりチャットベースから私の意図をより自然に理解し、コーディングを開始してくれるところ。この辺りはv0やReplitで感じたものと同じ感覚が得られます。
プロジェクト理解度の高さ:Cascadeは、プロジェクト全体を把握した上でコードを生成してくれるため、ファイル間の連携や構造を意識しながら作業を進めることができます。
ファイル参照の少なさ:Cascadeは、特定のファイルを指定しなくても、プロジェクト全体を把握しているため、「これやって」がより伝わり、柔軟に指示を出すことができます。
一方、Cursorの「Composer」は、コードの編集やリファクタリングに特化しており、特定のコードを改善する際には便利ですが、プロジェクト全体を俯瞰した上での提案は、もう少し。
初心者におすすめなのは?
どちらのツールも無料プランがあり、AIの力を試すことができます。そのため、まずは両方のツールを試してみて、どちらが自分に合っているかを確認するのがおすすめです。
Windsurf:
良い点: 無料プランでも多くのAI機能が利用でき、Cascadeによる自動化機能が魅力的。プロジェクト全体を把握した上で作業を進めたい方、AIの提案をより自然に受け入れたい方におすすめです。
注意点: Cascadeのステップ数に制限があるため、大規模なプロジェクトでは利用回数に注意が必要です。
Cursor:
良い点: 高度なAI補完機能とリファクタリング機能が利用でき、コードの質を向上させたい方におすすめです。チームでの利用に適した機能も備えています。
注意点: 無料プランではAI機能の利用回数が制限されており、プロ版は価格が高め。とはいえ、その他LLMの利用と考えれば割高感はなく、むしろコーディングサポートと合わせればお得かも。
初心者の方は、まずWindsurfの無料プランを試してみて、Cascadeの使いやすさを体験してみるのがおすすめです。その後も多くの機能を試したい場合は、Windsurfのプロ版を検討すると良いと思います。もし、コードの質にこだわりたい場合や、チームでの利用を想定している場合は、Cursorのプロ版がいいでしょう。
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