今話題のウマ娘をエロゲーマーがやってみた結果www
話題、流行。
色々な視点から創作についての考えを固めていくうえで、そういったものを追うことは重要なのはいつも言っていことではある。
しかしながらウマだ。
このエロゲーマーのアンテナをもってしても、
ウマには食指が伸びなかった!!!
ウマて。ウマじゃん……。
せめてネコとか犬じゃん……ウマて……。
艦これとかアズールレーンはさ、ギャップがあるじゃん? 女の子が銃を持つギャップというか、それに名前だってジャベリンとかユニコーンとか、なるべく可愛い方向に寄せられるし。
でも、ウマはさ……。ウマなんだよね……。
なんならお友達と通話した時に「ウマ娘好きそうだよね」と言われた時も、いやウマだしと言って首をふったぐらいだ。アニメ1期もなんとなく合わずに自然と切った覚えがある。
そんな食わず嫌いをしていたエロゲーマーに
ウマ娘をやらせるキッカケとなった動画がある。
それがこの動画である
ウマ娘というゲームは、レースの後ライブを行うという謎のならわしがある。
そのライブにV界隈の皇女であるリゼヘルエスタが半ば泣きながらコールを送っている動画だ。
わたくしこと妹尾まいはこの動画を見て唖然とした。
「なんでこんな泣きそうになりながらウマを応援しているんだろう……?」
(ウマがなんでダンスと歌なんだよ……)(うまぴょいってなんだよ……)
( ゚д゚)ポカーン
コメント欄
(いやだからうまぴょいってなんだよ)
ここまでの説明でなに一つ理解できなかった人
正常!
少しだけ……オタク文化に一歩足を踏み入れた一般人のような気持ちになりました。ちょっと引いたというか、え、この人たち大丈夫? みたいな。
このままではいかんと思った。
流行を理解できないのは、それすなわち創作老害への一歩。
ファッションの流行が常に移り変わるように、創作のネタも常に新しいものへと更新していかなければならない。
で、実際にやってみたわけなんですが、正直ググればいくらでもシステム面とかライブのクオリティとか、キャラクターの諸々はわかると思うので、
今回この記事で言おうと思っていたことはストーリー1つに絞ろうと思う。
ウマ娘オススメだよとかそういう宣伝はしませんのであしからず。
これ、古き良きエロゲだ
このゲーム、簡単に言えば主人公はトレーナーでヒロインがウマ娘になる。しかしトレーナーの姿はないので、完全自己投影型だ。
この自己投影型というのがミソなのである。
主人公と一体化することで何が起こるのか?
そうだ。それは冒頭で載せた動画、皇女でありながら限界オタクと化していたリゼヘルエスタのようになるのである。
「育成方式」
一緒に頑張ってきたヒロインが大きな大会で優勝する喜びはひとしおというもの。
まさに娘を応援する父の気持ちである。
そのことにいち早く感づいたエロゲーマーは少しだけ不安になってくる。
あれ……?
このゲーム、もしかして面白いんじゃね?
(金銭感覚アホのチンパンにこの手のゲームをハマらせてはいけない)
それでは簡単にウマ娘のストーリーを紹介しよう
あらすじはこうだ。
1.田舎では一番早かったのに、都会に来たらもっと強いウマがいた
2.2位じゃだめだ、1番じゃないと嫌だ! と意固地になるスカーレット
3・周りに敵意をむき出しにしていた彼女に、
当然ほかのトレーナーは寄り付かなかった
そんなウマ娘に、妹尾トレーナー迫る
2位でも一生懸命走る君の姿はカッコよかった!!!!
そんな君を支えたくてここに来たんだ!!!!
妹尾「…………」
(おい……、ちょっと、可愛くないか……?)
(耳ぴょこぴょこするの可愛いし、一生懸命だし……)
妹尾「おい……可愛くないか?」(本音漏れてるぞ)
面白いストーリー、面白いキャラ
即落ち2コマでミーハーになってしまった妹尾トレーナーは置いといて、
ここからはいつも通り創作論に移ろうと思う。
いま紹介したウマ娘のスカーレットちゃん。そしてストーリー。
正直どこかで見たことのあるようなツンデレだし、どこかで見たことのある展開だ。
しかしながら直近で出したnoteの記事を思い出してみて欲しい。
これらで書いた通り、ストーリーやガワの部分は「テンプレ」で良い。むしろ見たことがあるものほど親近感が湧きやすいというもの。
大切なのはツンデレで王道のストーリーでありながら他との差別化をすると言う部分。
これがね、ウマ&競技ってだけでストーリーが斬新に見えてくるんですわ……。
想像してみて欲しい。
ウマが一生懸命レースで一番を取ろうと頑張る姿を
そんな作品今まであっただろうか?
もちろんない。
だからありきたりでも新鮮に思える。
擬人化コンテンツは強い
ストーリーとガワはテンプレでも良い、キャラだけを差別化するという理論の中で擬人化コンテンツというのはかなり強い。
他にやってないものを擬人化したというだけで差別化できるからね。
さらに言えば擬人化の強みとして「史実」がある、これによって、話までもを考えなくていい。
なぜこれらがブームになったのかがよくわかる。楽で確実だ。
しかしながら、あろうことか擬人化コンテンツで失敗した例がある。
艦隊これくしょん(アニメ)である
前回の記事で「人の死とは感動でなく哀しいだけのもの」だと言った。
そしてその例として鉄血のオルフェズを出した。
今回の艦これ、例にもれず。
のちに如月ショックと言われる3話を生み出してしまった。
当時まどかマギカという魔法少女というテーマなのに、残酷なストーリーを描くギャップモノが流行っていたのだが……。
艦これ(アニメ)はその流行りに乗ろうとして失敗した大戦犯である。
この如月ショックには「ほら、こうすれば視聴者は衝撃を受けるんでしょ? こういうのがいいんでしょ?」という狙いがあっただろう。
その思惑は見事に成功した。
全視聴者が絶句し、引いた。
出来上がったキャラクター(素材)をシナリオが殺した伝説の3話だ。ぜひとも反面教師にしたい。
史実どころか、この艦娘だけが轟沈して、以降は誰一人として轟沈しなかったシナリオ。挙句には日常回なども織り交ぜて、この作品何がしたいのか誰もわからないという方向音痴ぷりを発揮させた。
求められているものと違うことをしようとする邪道シナリオ、そんなものは大抵失敗する。
王道で良いんだ。キャラだけ変えよう。
これはぜひとも布教したいので何度も言う。
一方アズールレーンも一度は失敗したものの、求められていた日常をベースにエロと可愛さで視聴者を満足させていた。
おまけ
最後にお目当てのウマ娘ガチャの様子
びびっと来たウマ娘がいます。
それがミホノブルボンちゃんです。
AI系のキャラクターで、見た目も可愛く、性能もいいのでぜひとも欲しいウマ娘!!
果たしてゲットすることが出来るのか……?
(ちなみにSRRの出る確率は3%です)
無理でした(天井)
課金額は知りません\(^o^)/
そのかわりクレーンゲームではいっぱい取れたよ(白目)
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