基本を徹底することからはじまる
こんにちは。キチナングループの井本健です。
4月1日に、14名の新入社員が入社してきてくれました。
この数ヶ月間、新入社員が、どうやったら最短で、更に成果をあげることができるのかをずっと考えていました。
これまでは、入社式後、半日だけ研修をしたら各配属先に配属というスタイルを取っていましたが、なんかしっくりきてなかったんです。
これまでも、決して教育していないわけではありません。
内定を出してから、7月に内定者が集まり、そこから毎月1回集まり、研修をして、入社してからも年末ごろまで月1回、研修をするので約1年に渡り、月1回の研修を実施していました。
田舎の中小企業としては、コミュニケーションも取れ、退職も少なく悪くはないと思っていました。
ただ、1年、2年と続けるなかで、新卒に本当に教えないといけないことを教えられているのかと自問自答していました。
特に、成長スピードを上げるためには、何かが必要なかを考えていました。
あれやこれやと、考えた結果、この2つが大切なのではないかという結論に至りました。
それは、
・基本の徹底
・社会人としてのマインドセット
です。
その2つをどうやれば効率的に教えられるのか。
現場に出て、仕事に配属されてしまうと、なかなか関西や北九州から頻繁を呼ぶわけにもいきませんので、思いついたのが、入社時の合宿型研修でした。
この時代に、みんな泊まり込みでやるのはどうかな~。
逃げ出す人、辞めると言う人が出るのではないかと少し心配になりましたが、
「まずはやってみよう!」
ということで、全体のスケジュールを組み立てながら、プログラムを考え、講師をお願いし、やってみることにしました。
内容は、社内の価値観共有、ビジネスマナー、チームビルディング、IT理解、安全衛生、事業部理解、キャリアについてなど、本当に当たり前の徹底しようとやってみました。
その様子をちらりとご紹介。
研修の様子
最近、入社式は山口グランドホテルで開催
久保専務のお話。日野原 重明さんの話。
新入社員と役員で記念撮影。
配属部署ごとに、ランチ。この後、すぐに移動で合宿突入。
課題本は下記2つ。徹底してビジネスマナーを学びます。
会社の歴史、感謝の気持ち、良い習慣を身につけることの大切さを教育。
会社の仕組みや働くことで大切なことを経営計画書を基に解説。
貸し切り状態で懇親会!
コロナで内定者時代に一度も集まれていなかったから新鮮でした!
頭を使う研修があったり。
身体を使う研修もあったり。
みんなで協力したり。
みんなで、悩んだり。
大変だけど、楽しそうでした。
仕事でも助け合うって大事。
ビジネスマナーも実践あるのみ。
電気工事、製缶の事業部説明を聞いたり。
配属先の運送業の説明も。
物流梱包資材の事業も増えたので頭にいれるだけで大変。
役員も参加してくれてのBBQ。ここも貸し切り状態!
日が暮れてくるといい感じ。だけど、、、、
さすがに山の中なので寒かった。。。のでみんなで火の回りに集まる。
天気も良くて、星が綺麗でした。
楽しそうに見えますが、毎日、テストがあって厳しかったはず(笑)
1週間ちょっと、お疲れさまでした。キリッとした気がします!
研修を通じて伝えたかったこと
参加してくれた新入社員はもちろんですが、運営や、講師の皆さんもきっと大変だったと思いますが、すごく学びもあり、良い研修になった気がします。
目的であった、基本を徹底することをちゃんと伝えられたこと、実践できるようになったことは、合宿型の研修の成果です。
でも、本当に大切なのは、ここから。
人は忘れやすいからこそ、学んだことを習慣化できるかが、強い社会人になれるかどうかの分岐点。
楽しかったぁで終わらせずに、ちゃんと振り返り、現場で成果をあげて、「今年の新卒も良い新卒ばかりだ!」と言ってもらえるようになってほしい!