嘘日記 4月24日
実は小生アクアリストである。水を愛し水に愛されこの世に生を受けた時から魚の声が聞こえた。左の手の平からはいつでも水を生成でき、この世の悪ともこの力をもって戦ってきた。
まあ結局何が言いたいのかというと趣味で家に水槽を置いて楽しんでいる。
我が家の水槽では今日も熱帯魚が優雅に泳いでいる。しかし定期的に何度か奇妙なことが起こっていた。
魚の数が一匹ずつ減っていくのだ。
当然すぐさま警察に捜索願と失踪届を提出し、小生も夜通し探したが、水面に浮いていることもなければ床で干からびていることも中田。
次の日にひょっこり現れることも中田。(これおもしろくないのでやめます)
警察の話では何者かに誘拐された可能性があるとのことだった。居なくなったのは全部で3匹。玄米と清少納豆とドゥルドゥバフであった。え?変な名前だって?
勘違いしないでほしいがこの変な名前を付けたのは小生である。
とにもかくにも警察からの連絡を待つ以外に、小生にできることは残されていないようであった。・・・続く