[#5]天体望遠鏡・自動架台のジャンクを修理してみる(MEADE DS-2000シリーズ)
だいぶ時間が空いてしまいましたが、修理は徐々に進めています。
今回は電装系の修理です。
下記の左右方向のモーターについていたエンコーダーは反応がなく、また基盤のICも生きているか不明で、剥がれたICや切れた基盤配線を補修を時間かけてやったところで動くのか不明+コントローラーは付属していないこともあり、Arduinoで置き換えることにします。ネットにはOn Stepといった天体望遠鏡用のopne sourceもありますが、今回は子どもが何かしらのコントローラで目標天体に向けることができる機能を目指します。
エンコーダーの修理と代用品
エンコーダーに使われていた部品です。この部品は壊れて何も反応しないので、代替品を購入しようと思ったのですが、どこかで見たような気が...
こちらです。なんだかわかりますか?ジャンク部品としてストックしていたものです。今では入手困難な『ボールマウス』の基盤です。10年近く前、捨てようと思ったマウスですが、中身が気になって分解し、基盤だけ保管していました。(ジャンクをジャンクで治せるというのは嬉しいです)
Arduinoでフォトエンコーダ―の回転量を検知するライブラリは探せば出てくると思いますが、幸いにもマウスについていたICのDataSheetがググったら出てきたので、マウスのドライバICもそのまま活用することにしました。
こんな感じで使います。
マウスはPS/2 I/Fとなってますので、こちらを参考にさせて頂きました。
ardionoにPS/2マウスを接続する | ものづくりとプログラミング日記 (jugem.cc)
テスト用にソケットを付けてみました。なおマウスのXY軸2個の発光ダイオードが直列に繋がっているので、片方にはジャンパを刺しています。
次回はESP32とPS3コントローラーを使ったモーター駆動の予定です
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