アメリカ大統領選挙〜共和党勝利
11月の第1火曜日。大統領選挙投票日の当日。
アメリカは国内で時差があるので、投票の締切と開票が始まるのが東海岸から。
Swing Statesの結果もあるし、そんなに早くは出ないだろうと気楽に見ていたら、あれよあれよと確定が決まっていく。Swing Statesの開票率もすぐに上がり、このままでは朝までには結果が出てしまうかも?と釘付けになってしまった。
開票すぐは、Swing StateのGeorgiaが民主党(ブルー)優勢だと報道さるも、すぐに共和党(レッド)に取って代わられて、North Carolinaもレッド優勢。Pennsylvaniaは午後9時ぐらいの時点ではブルー優勢。
さっさと寝る予定だったのに、絶対朝までには結果が出ると確信して、眠れなくなってしまい、午前2時ぐらいの時点で、Georgia、North Carolinaは共和党確定。他のSwing Statesもレッド優勢。この時点でほぼトランプの勝利は決まった。8年前と同じぐらいのスピード。
正直、こんなに早くに結果が出るとは思っていなかった。トランプが強いというより、やっぱりハリスが弱かったか、という印象。
一夜明けた水曜日。オフィスは静か。あの何とも言えない静けさ。人はいるのに。
夕方、ハリスのコンセッションスピーチを聞く。ヒラリーに比べてしっかりしていたと想う。ヒラリーの時は涙声で、しっかりして!って思っていたけど、ハリスは潔く負けを認め、でもしっかりサポーターを奮起させていた。
彼女にしてみれば政治経験も大してないのに、意地を張ってキャンペーンを続けたバイデンじいさんが、ギリギリでみんなに引き摺り下ろされ、誰もいないし、お前がやれば?頑張れよって、言われたようなもの。
期間がない中でよく頑張ったと思う。別にディベート得意なわけでもないし、政治演説が得意なわけでもないし、色んな事に精通しているわけでもないし、自分の政治政策があったわけでもないし。大変だっただろうな、と想像できる。1月以降はゆっくり休んでいただきたい。
さて、トランプさん。史上最大の不法移民の強制送還するっていっていますが、どうなりますか。移民大嫌いな人だからまた色々厳しくなるんだと思う。ちなみにあなたがもっと強くしたいアメリカの経済は、移民で成り立っておりますよ。移民の道を狭くすればするほどアメリカの競争力弱くなります。白人アメリカ人を強くしたいなら、強くなれるだけの教育の底上げから始めてください。
民主党員のアメリカ人に言わせると、私は「恐怖心が足りなすぎる!」だそうで。でもね、人に恐怖心を煽られて行動に移していいことはありません。
誰が大統領でも、しっかり足を地につけて、毎日しっかり生きていこうと思います。
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