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自分の棚卸しをしてみる|お客様に心を尽くす楽しさにハマったマクドナルド

こんにちは!いももともみ です。
私のnoteを目にとめて頂き、ありがとうございます。
“いももともみ”というかわいい名前でひとに教えたり文章を書いたり絵を描いてみたりしています。
時折本名も登場するので少々ややこしいですが、どうぞお付き合いくださいね。

前回のnoteで、やりたいこと(なりたかったもの)よりも、向いていることを選択して良いと自分に許可した話を書きました。

私の職務経歴書ではないので詳しいあれこれは省きますが、お客様に心を尽くす楽しさに更にハマっていったのはマクドナルドでのアルバイトです。

会社員として働いていた私がなぜマクドナルドでバイトをしたのかというと、夫が転勤を命じられ、私は泣く泣く仕事を退職し夫と一緒に札幌から栃木県へ引っ越しをしたからです。
栃木県には友達もおらず、夫が仕事に行ったらひとりぼっちで気が狂いそうになりました。笑

そこで、自転車で通える距離にあったマクドナルドでアルバイトをしようと思ったわけです。
退職はとても残念でしたが、マクドナルドと出会わなかったらきっと私はここまで沼にはまって一筋に研究しようと思わなかったので、本当にこの機会があって良かったと思っています。結果オーライ!!

私はここで「ホスピタリティ」「ゴールデンモーメント」などなど、私をこの世界にどっぷりハマらせた最高の言葉達に出会います。
こういった言葉は私の知識欲をめちゃくちゃ刺激しました。
「今まで私がこうしたいなと思っていたものには名前があったんだ!」とか「そうそう、そういうことしたいの私っ!!」って感じで、自分の理想のようなものがきちんと言語化されて、ちゃんと名前がつけられていて、目の前に揃っていました。
それがマニュアル化されていて、社員の方やスキルの高い先輩たちが惜しみなく教えてくれる文化もあって。
“マクドナルドの基準”を守りながら、もっとお客様を待たせないとか、喜んで欲しいという所に心を尽くして工夫する日々。
毎日が楽しくて楽しくて仕方ありませんでした。

マクドナルドではお店で働くアルバイトを“クルー”と呼ぶのですが、年に一度、全国のクルーの頂点を決めるオールジャパンクルーコンテスト(ALL JAPAN CREW CONTEST、略してAJCC)という大イベントがあります。

私はバイトを始めて最初の年と2年目にフロントカウンター(接客)部門で出場しました。(バイト始めてすぐ大会に出るとか肝据わりすぎ)

営業中のお店で30分間実際に仕事をしている姿を審査されるのですが、いつも通り私に出来る最高の接客をしたら2年連続でエリア優勝。(どのくらいのエリアの広さだったかうろ覚えですが、その県で1位くらいだったと思います。多分。)

接客大好きすぎる私もそうですが、私が働いているお店のレベルも凄く高かったんだと思います。
気配り目配りが半端じゃない先輩に、本当に惜しみなく長年の知識やこだわりを分けて頂いていたので、そのお店での「ふつう」のレベルがほんとに高かった。
その環境で私のようなマニアが育てられた事により連続で優勝できたんじゃないかと思います。笑
自分にとって最高の経験だったと言い切れます!

前に書いたコールセンターでも社内コンクールに出ていますが、なぜ私がこういうものに挑戦するのか。
私は、目の前に挑戦できるものがあったら「やる」という選択をする事が本当に多い。それはなぜか。

サッカーのロベルト・バッジョの名言があります。
「PKを外すことができるのは、PKを蹴る勇気を持った者だけだ」

これです。
大会に出た人しか結果を得る事ができません。
大会に出るという勇気ある決断をした人の中から優勝者が決まります。

私を優勝と判断したのも然るべき知識を持った審査員なのです。
自分を知らない方が働きぶりを見て他より優れていると判定して下さったその結果が自分の大きな自信になります。

とはいえ日本一に輝いた訳ではありませんから、もっと上を目指していきたかったのですが、3年目は第一子を妊娠して、つわりでお店のにおいがどうにもダメで出勤が全然出来ず、グダグダしていたら札幌に帰ることになり・・・
マクドナルド人生はそこで終わってしまいました。

「お客様係として堂々とお客様のことばかり考えてていいよ!」と、店長から憧れのスターという役職を頂き、みんなと違う制服で嬉々として働いてすぐに妊娠が分かり、つわりでゲロゲロになってお店に出れなくなって・・・。
全然スターとしてのマック人生を満喫していないのが今でも凄く心残りではあるのですが、本当にこの時の経験を今に活かしているので、これからもちょいちょいマック時代の話をすると思います。

時給で選ぶとマックでバイトする選択肢にならないかもしれません。
でも実は、時間に対して得られるもので言うと、実は価値が高いかもしれません。
お店選びと自分次第ですが!

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