GPTに質問攻めを1ヶ月続けた結果
この1ヶ月、私はGPTに質問攻めしてみた。
とりあえず、ジャンルを問わず日常で思いついたことを聞き、そこから気になったことをどんどん広げていくことにした。
結果として、得られた知見や気づきは非常に興味深いものだった。
まず、気づいたことは、どんなに言い訳を考えても、毎回方法を提案してくれることだ。ここまで言い訳を考えたらいい加減、やってみようという気にさせられる。特に、私が「でも、でも…」と何度言い訳を繰り返しても、GPTは冷静に「それに対してこういう方法がありますよ」と提案してくれるため、言い訳が思いついてしまいがちな私には非常に効いた。全ての言い訳をGPTに吐き出すことで、「やるしかない」という状態に追い込まれる。
対策方法を考えてくれるので、愚痴を言ってみるのもいいかもしれない。
また、質問を重ねていくうちに、自分に厳しすぎる傾向があることに気づきかされた。GPTは毎回「自分に優しくして、少しずつ自分のペースで進めることも大切です」とアドバイスを付け足してくるようになった。
これにより、自分を責めすぎず、焦らず進むことを心がける必要があると気づかされた。自分ではあまり納得していない部分もあるが、自分が気づけていないから身体が限界にきた経験もあるし、受け入れてみようという考えになった。AIが私の対話内容から学習しているのだと実感した。
おすすめの対策法として、毎日日記を書いてみては?との提案がきた。
これもいろんな言い訳をして、その度に回答をもらい、すぐにわかる結果を求めている自分に気付かされて、毎日19時にGoogleカレンダーに日記を書くことを始めた。本当に、気づかないうちにいろんな言い訳を思いつき、すぐわかる結果を求めるんだなと感じた。
そんなすぐに結果がでることなんて多くはないのに。
さらに、この1ヶ月の対話を通じて、自分が大事にしている考え方の傾向や欠点がわかってくるという新たな発見もあった。自分の思考のクセや価値観を理解することができ、それに基づいて今後の行動や選択を見直すきっかけにもできる。
当然、専門家にサポートを求めた方がいい時もあるし、GPTの回答をどこまで採用するのかという考えを念頭にする必要はあるが、困っていることや何をしたらいいかわからないときに、これだけの対案を示してくれるのであれば、困った時の頼りになりそうだ。
そして、何よりも大事なのは、使う側の質問力と判断力を磨くことだ。