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十角館の殺人 キャッチコピーの予想編

綾辻行人 著「十角館の殺人」
初版発行: 1987年9月5日

「十角館の殺人」の映像化が
話題となっていますね!

わたしはこれから読む予定で

推理小説なので読みながら
予想も楽しもうと思っています。

今回は読み始める前に『衝撃の一行に震える!』
というキャッチコピーの予想をしてみます。

タイトルや帯、表紙や裏表紙より
どのような一行だと読者が衝撃を受けるのか

一緒に考えていきましょう──


①「犯人はいない」

犯人はおらず、偶然の事故だったけど
納得が出来るように書いてありその展開に震える。

②「犯人はあなただ」

助手、または恋人がいればその人が犯人。
身近な人だったパターン。

③「犯人はわたしだ」

一人称視点ならありそう。
この作品の視点はどんな書き方だろうか。

最近だと「犯人はわたしだ」といった作品を
見かけるような気がするが

37年前(現在 2024年)にはまだ他にはなく
衝撃的だったのかもしれない。

「犯人はわたしだ」というテーマは
読者としては興味深く、作家としても
書いてみたくなるテーマかも。

ただし、この作品はシリーズもののようで
主人公が引き継がれているならば
この展開はないであろう。

④「犯人は宇宙人」

今では、宇宙人や超能力者が登場する世界を
あまり違和感なく楽しむことが
できるようになった気がするが
当時ではどうだったのだろうか。

もちろんSF作品はすでに多くあったと思う。
推理小説にその要素がはいっていたら
衝撃があったかもしれない。


── ここまでは
結末辺りの衝撃の一行を予想してみました。

次は、物語のはじまりの場合についても
予想していきましょう ──


⑤「これは犯人である○○に向けて書き記す」
  「犯人は今でもわからない」

最初の導入で現在も捕まっていない
といった展開ではじまる。

犯人を最初に明かしてしまうというのも
衝撃である。((個人的にすき))

そういった作品も最近は
多くみるような気がするけど

当時だとより衝撃だったかもしれない。

──と考えながら裏表紙をみると

あらすじに「驚愕の結末」とあるので
はじまりに衝撃がくるような一行がくることは
なさそうでした。


はい、いかがでしたでしょうか。

映像化が難しいとも話題になっているので

③ 「犯人はわたしだ」という

主人公が犯人であった、という結末が
思いついた中では1番可能性としてあるのでは
と思っています。

ゆっくりペースとなるかと思いますが
たのしみに読んでいきたいと思います。

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1987年発行の小説
俵 万智 著「サラダ記念日」
村上 春樹 著「ノルウェイの森」

1987年発売のゲーム
エニックス「ドラゴンクエストII 悪霊の神々」
日本ファルコム「イース -Ancient Ys Vanished Omen-」
コナミ「がんばれゴエモン!からくり道中」
コナミ「メタルギア」
スクウェア「ファイナルファンタジー」

(順不同)

同じ時期に発売されたものをみると
流行りや時代背景も感じられるので
面白さが増すと思っています。

1987年はドラクエⅡの攻略本が
本のランキングに入っていたりもした模様。

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