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値段を決めるのは、自分だ。

「田舎で商売するなら、値段を下げないと売れない。」
そんな予想してるなら、ちょっと待った。

田舎こそ、価値ベースの価格設定が必要なのである。


田舎の「商圏」は意外と広い

田舎は確かに人が少ない。
でも、みんな「車社会」だから、1時間以内は商圏になる。

うちの米粉ドーナツ屋「田万里家」も、
都市部から車で1時間の距離だけど、遠くからでも人は来てくれる。

「来る価値がある」と思ってもらえれば、距離は関係ない。


価格設定の3つの考え方

商売の価格設定には、とりあえず3つの考え方がある。

【1】コストベース(原価+利益を乗せる)
【2】相場ベース(周りの相場を見て決める)
【3】価値ベース(自分が納得する価格をつける)

一番やっちゃダメなのは、相場ベース。
「他の店がこの価格だから…」って決めた瞬間で、「自分の価値」を手放すことになる


価格を決めるのは、自分

さて、うちの米粉ドーナツ。
最初は「1個300円くらいがいいかな」と思ったけど、
原価や販管費を考えたら、350円が適正価格だった。

値段を安くすれば売れる、というわけではない。
「適正な価値」に相当な価格をつけることが大事。

◎ 自分の商品を自分が一番のファンでいられるか?
◎ 自分が「この価格で売りたい!」と胸を張れるか?

価格は「自分の想いの証明」でもある。
だからこそ、自信を持って、「自分の値段」をつけよう。


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