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校長井本と農地発見の旅 in 山梨(黒富士農場編)
一般社団法人The CAMPusでは、全国のオモシロそうな農地、放牧地、養鶏場などに校長井本が直接赴き、見学させて頂く機会があります。というのも、「農はオモシロい!」という感覚を、体感して多くの人にその魅力を伝えたいからです。
まだ、The CAMPusの講義になる前のリサーチを「校長井本と農地発見の旅」として不定期でアップしていきます。
今回(2018年7月30日)は山梨県甲斐市のとある山麓にあります、養鶏農場「黒富士農場」へ行ってきました。
見学をはじめる前に代表の向山洋平さんより農場の仕組み、工夫、哲学などを聞かせてもらいました。(黒富士農場で育った鶏たちのたまごを使ったバームクーヘンを食べながら。)その内容は記事になってからのお楽しみに!
この牧場に来てまず豊かな自然に感動しました。
真夏でしたが高地にあるという場所柄、すずしく心地よい気候でした。また、見下ろすと民家や美しい山肌を望めます。
そんな場所でのびのびと暮らす鶏たち。人を外敵と認識せずに、フレンドリーに寄ってきてくれる鳥たちを見て、本当にストレスなく生活しているのだと実感しました。
向山さんにお話を聞いてみると、広範囲の柵はあれど、これは、彼らを守るためにあるものだと説明してくれました。実際に柵は低く、にわとりは簡単に飛び越えることができる程度でしたが、不思議なことに1羽たりとも外に出ることはありません。決まった時間になると、自分たちで小屋に戻っていくそうです。
敷地内には、綺麗な渓流が流れ、その水を生き物たちの飲料にしています。黒富士農場よりも高い位置に民家や人はおらず、山からの水を一度も汚すことなく使えるそうです。(わさびが生えてました。)
黒富士農場では、鳥たちの生活環境とともに、餌や飲み水もすべては鶏たちの幸せを考えてのこと。それで行き着いたのが、今の場所なのなのだそうです。
かなりの規模でオーガニックな養鶏に挑戦する黒富士農場さん。そこにある哲学や暮らし方などこだわりが満載でした。
今後、The CAMPusの講義に登場すること間違いないです。楽しみですね。