見出し画像

受験生の夏の過ごし方について

ついに夏休みに入りますね。僕もやっと春学期が終わって落ち着いてたところです。そんな夏休みですが、受験生にとっては天王山と言われる期間です。しかし、本当にそうなのでしょうか?私は結果的に一浪した身ですが、現役の夏はかなり頑張りました。毎日10時間は確実にやり、調子が良い日は13時間ほどやっていました。この時はオープンキャンパスに行ったということもあってかなり気合いが入っていて、英検準一級もこの期間で取得しました。その後コロナにかかったため、1週間強ダウンしてましたが一応山は乗り越えたつもりでした。そして夏休み終わり9月10月と冠模試などある大事な月を迎えていきますが、夏の山を登りきった僕はだんだんと下山して行きます。まず10月に早慶レベル模試や早大入試プレがありますが、夏頑張ったから行けるだろうと侮ったこともあり、普通に低い点数をとりました。結果的にどちらもD判定(Dが最低)だった訳ですが、別にそれら模試はD判定が出るのがほぼ普通と知っていたためあまり気にしませんでした。というものの、ダメージは少なくなく、模試が終わってからは過去問ばっかやってメンブレしていたので勉強がだんだん嫌になってきて、勉強時間もだんだん少なくなります。そうして迎えた12月。12月からは学校がほぼ無くなるため受験生にとっての第2の天王山になります。僕自身も、「学校が無くなったらさすがに夏みたいに気合い入れよう」と意気込んでました。しかしそこまで上手くいく訳がありません。学校が無くなったと同時に僕の勉強時間も全く無くなってしまいました。文字通りの0時間です。12月は本当に「受験うつ」のような状態で、毎日引きこもって風呂にも入れなくなりました。そこから少しは回復したもの、ほぼ1ヶ月のブランクがかなり大ダメージだったようで共テも失敗し受験校も全落ちしました。

こんな感じで書きましたが、僕の言いたいことは、あまり頑張り過ぎるなよということです。いくら夏頑張っても入試まで持たなかったらオワリです。現役で受かった友人ら(早慶)は、「夏休みだから12.3時間やる」とかでなくコンスタントに8〜10時間勉強してました。もちろんそれはその人の、その時においての学力にもよりますが、いくら夏だからといってもあまり気合い入れすぎない方が良いのかなと思います。なぜなら夏はまだ入試直前じゃないからです。大事なのは入試直前12月〜2月です。結果的にこの期間で毎日10時間以上やることになると思います。そのためにも夏の天王山を越えるための勉強じゃなくて、受験という山岳を踏破するための勉強にしましょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?