幻のロッキン

ROCK IN JAPAN 2020が中止となった。

本来最終アーティスト発表日に合わせてほぼ全出演アーティストの発表があった。
良質なオタク(?)が集まるTwitterのタイムラインは参加アーティストの豪華さに喜び、開催されないことを悔しがりつつ、「来年楽しみにしています」「COUNT DOWN JAPANは開催されますように…!」と明るい未来を願っている。

泣きそう。

開催されないことの悲しさ・悔しさ、「また会いましょう」と明るい未来を望むアーティストとファン。
胸熱展開のドラマを見ているようで涙腺ウルウルババアに成り下がっている。

以前にもnoteに書いたが私は今までロッキンに行ったことがない。

チケットを取り、電車を予約し、タイムテーブルとにらめっこして、オフィシャルグッズを買うか真剣に悩み、チケットが届いて大喜びして、当日の服装を考え、あれもこれもとカバンに詰めるも「やっぱりいらないかなあ」と荷造りをして、興奮して前日に寝れなくて、ちょっと眠いけど乗り間違えないようにドキドキしながら電車に乗って、「ついにロッキンにきてしまった!」と喜びを噛み締める、予定だった私の2020年初ロッキン…!!

ガチるアーティストまでに時間あるなあとビールを買って適当なステージを後ろの方から眺め、美味しそうなフェス飯を食べ、酔っているせいか好きなアーティストのMCに泣きそうになり、そういえば1人だったと正気を取り戻し、勇気を出して見ず知らずの人に写真をお願いしてオブジェの前の写真を撮ってもらい、来年も絶対行こうと心に誓いながら電車に乗り、「あんた焼けすぎじゃない!?」と家族から驚かれるはずの私のロッキン…!

考えてみれば去年が異常だったのだ。音楽ライブ・フェスに5つも参戦。あと内村文化祭も行った。常に参戦するライブの予定がありライブを生きがいに日々生きていたのだ。

今年はどうだ?4つ申し込んだライブは全て落選、のち中止。友達が当ててくれたジェニーハイのライブに参戦。その後ライブ自粛ムードが漂い始め、緊急事態宣言が発表される。宣言自体は解除されたもののライブが開催できる状態ではない。
今のところ開催予定の9月のSUPER SONICは、1番行きたい最終日がまさかの大学の授業日と被り参戦できそうにない。Creepy Nutsの武道館ワンマンのチケットを手に入れたものの先行きは不透明。

うわーん!ママー!!

我々が今できるのは、日々の体調管理と明るい未来を願うしかないのだ。
来年こそ…!行けますように…!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?