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「出雲駅伝、奮闘の記録 写真やメッセージ展示」山陰中央新報 2020.8.29付紙面 ~すごいぞ!出雲駅伝~ Vol.2

写真展「すごいぞ!出雲駅伝」の様子を、18万部発行の地元紙が紹介してくれました。会期中に小椋裕介選手(青山学院→ヤクルト)が出雲市にゆかりのあるランナーとわかり、この記事で広く知られることになりました。
おかげでたくさんの反響をいただきました。新聞社の許可を得て転載します。どうぞ、ご覧ください。

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「出雲駅伝、奮闘の記録 写真やメッセージ展示」
2020.8.29付け 山陰中央新報 紙面より 許可を得て投稿

記事のテキスト化は規則により禁止されています。写真を拡大してご覧ください。

写真展のいきさつ 撮影者情報はこちら↓

★なぜ、小椋裕介選手がコメントを??

会場では、こんなキャプションでご紹介している写真があります。


出雲ならではのゴール前
ゴール前100mに地元ちびっこファンが集っているというのは、学生三大駅伝の中でも、出雲だけではないでしょうか?
ここ数年の大学駅伝ブームで、遠来のファンが増え、ゴール前の観客層も変わりつつあります
             一色恭志選手(青山学院)
             第27回大会(2015)

展示している写真をインスタグラムでご紹介しているのですが(クリックしてみて)
インスタのコメント欄に

とてもいい1枚だと思います!😄

と書かれていて、お名前を見たら小椋さんでした。
驚きました。
腰が抜けました。

プロフィール欄にDMを解放されている旨記載がありましたので、お礼を兼ねて会場に展示している写真データをお送りしました。ぶっちぎりの区間賞、久保田和真さんとの並びです。

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そしたら、お返事が来ました。

お返事には32回大会中止に寄せるお気持ちとともに、ご自身のルーツが出雲にあると書かれており、またまた腰を抜かしました。
「小椋さんは北海道のご出身、なんで???誰もそんなこと知らんよ!」
この写真展のスタッフ(FOTO KWANDATI)の面々も面食らってます。

ご本人様のご了解をいただき、エピソードを添えて額装展示をしたところ

出雲は祖父の実家が1区コース上にありまして、とても思い入れが深い大会でした
懐かしい写真が観られて本当に嬉しいです
今年は特に駅伝開催自治体に負担と選択が迫られる年だと思います
出雲市長も断腸の思いで中止されたのだろうと、僕は感じています

トラックレースと違い、近隣住民の方々への理解と、安全性の確保が簡単では無いのがロードレースだと思います
中止は残念なことですが、学生や観客の方々が、駅伝開催にどれほどの労力がかかっているかを実感することになったと思います

今年をバネに、来年盛大に開催できることを、出雲路を駆けた一ランナーとして祈っております!

        ハーフマラソン 日本記録(1時間00分00秒)保持者
        小椋裕介様(青山学院大→ヤクルト)
        第24、25、26、27回大会(2012~2015)1区

*小椋様は、SNSで本写真展の開催をお知りになり、このメッセージを届けてくださいました



地元新聞社の若手記者Aさんの目に留まりました。

★記者さん、がんばったんだけど・・・


Aさんは、記者2年目。地元出身ということで、食いつきがいいです。
小椋さんの前で固まっているので「祖父さまのご実家、〇〇交差点の■■■のすぐそばだそうですよ!」と声を掛けてみました。出雲在住者なら、知らないわけがない場所!
「え~~~!そんな地名までご存じなんですか?」と叫んだあと、「このエピソード、記事にしてもいいです?」とお尋ねになります。

「私どもが許可を得たのは、この会場で披露することなので、メディアに乗せるのは、また別の話。所属チームに確認してくださいね。」とお願いしました。

掲載予定日が決まり、記事中の固有名詞の確認が始まりました。
Aさんからこんな連絡が来ました。
「小椋選手が、快く取材を受けてくださって、、、どんな形でもいいから開催してほしいと仰っていました。強い意志を感じます。いい記事にします。」
取材を受け始めたころ、「ちょっと控えめな記者さんだな」と感じていたのですが、投げかけられる質問がとても鋭くなってきました。
小椋さんだけでなく、他大学のエピソードや地元ファンの声を含めた、大きな記事を用意し、あと5時間ほどで入稿という時点になって

「安倍首相、辞意表明」
追い打ちをかけるように
「9月4日に出雲市議会で、出雲駅伝の中止について一般質問がある。」

急遽紙面の差し替え&記事の段数が1段減ることに。
現役大学生さんからのコメントもカット決定。政治に使われたくありません。

他大学やファンのエピソードもあきらめざるを得ませんでした。
特に残念だったのは、記者さんが小椋さんから伺ったエピソードをカットせざるを得なかったこと。私たちが掲示したコメントしかご紹介できず、タイミングの悪さにがっかりしてしまいました。

★新聞記事が出たら


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ところがですね。
新聞に載ったとたん、開場時から、お客様が途切れることなく、次々といらっしゃいます。
時間帯によっては、ソーシャルディスタンスが取れないくらい!!

色んなお話を聞きました。スタッフ不在の時にはノートにも素敵なエピソードが書かれていました。

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私たちのところに集まったご意見は、誰かに伝えなきゃならないと強く感じています。


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