感想 映画 『世界で一番ゴッホを描いた男』
(2018年/中国・オランダ映画/ドキュメンタリー)
▼あらすじ
中国でゴッホの複製画を描く家族を追ったドキュメンタリー映画。
主人公のシャオヨン氏は20年間ゴッホを描き続け、家族・弟子たちとともに日々たくさんの複製画を作りながら生活をしている。
絵に対する厳しい姿勢、それに反感を持つ弟子の様子。
また、苦しい家計の事情がありながらもゴッホへの思いが募るシャオヨン氏がの様子が描かれる。
「本物のゴッホを見てみたい」
複製画を売っている画商の伝手でオランダの美術館に行き、生まれて初めて本物のゴッホを見たシャオヨン氏はなにを思うか。。。というお話
▼感想
中国のワーキングプア層の生活から資本主義へ違和感が増す感想を持った。
だが、そんな中で家族の暖かさに包み込まれ、ゴッホの描く絵画が、か細くも一筋の光のように見えた。
写真と実物は違うものだな、って感触が馴染んでまた美術館に行きたい気持ちになった作品でした。