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呑吐
御機嫌よう。
久しぶりの登場に誰もが胸躍らせてしまう、
そんな奴のご登場、そう彼は
北の大地が産んだ大旋風。
妖怪総大将ことヴァイオレット穐田だ!
今日はなんと!酔っていない!酒を呑んでいないのでR!noteは酔っ払っていないと書かない、なんて決めていたが3作目にして約束を破ってしまった。犬の方がまだ約束守れるでしょ。
僕がシラフで文字を連ねるなんて、天変地異でも起こるんじゃねぇか、ってガリレオ・ガリレイも腰抜かすよ。もう地球も廻るのをやめる頃合ってことかもね。
別にね、酒欲が無い訳では無いの、なんなら何時に増して呑みたい気分ではある。そう、金がないのだヨ。意外だろ?あ、そうでもない?
先輩からもらった大切なフィギュアを売ろうかと悩んでいる位には金がねぇのサ。
ちんぽの2、3本なら余裕でしゃぶれそうな位にはカツカツdeath。連絡待ってます。
だからといって働こうなんて気分にはならない。なんて言い訳している2月の大寒波なワケ。おわかり?
そうそう、来月にお引越しをすることになっているのだけどね、そう相方と。
新しい土地でのヴァイトを探しているのだが、現在なんと9連敗。新庄1年目のファイターズでもこんなに負けてないだろ。というか、百均で買った履歴書がなくなろうとしている。嘘でしょ?あれ使い切る人この世にいるの?マ?使わない数枚でゴミ箱作ってミカンの皮を捨てるまでが履歴書ですよ。
でもいるんだねぇこれが。不思議なもんで。もうメンタルはボコボコ。毎日シコシコ。ってコラ‼️😡
僕の大好きな先輩は「タイミングってものがあるからね、心配するな」なんて慰めてくれたけど。それでも気堕ちしちゃいますぜ、兄貴よぅ。
なんたってチビロン毛鬱病ブスニートに対する世間の風当たりがアルセウスくらい強いんだもん。どうせなら早くさばきのつぶて打って欲しい。トドメをさしてもらいたい。みちづれにするから。
自殺するためのリーサルウェポンを探しながらFANZAのサンプルで抜く毎日にサヨナラバイバイしたい。エベツタウンからきた、ゴースト・どくタイプアキタです!
理想と幻想ばかりが先行して現実を見れていない自分に必要なのは果たして勇気なのか、覚悟なのか、努力なのか。
否!酒である!はい1缶目!プシュッ
これで有言実行ヴァイオ君〜偉いね〜👏
……そんなことが言いたいんじゃない!
早漏の僕でも、楽天カードに殺される来月の僕でも、まだポケモン151匹言える僕でもなくてだね、そう引越しをするから4年間僕を匿ってくれたお家を少しずつ片付けしているんだ。
4年間の虚しく空(くう)でいて、でもどこか人間味に溢れている六畳一間神話体系に思い出を振り返りたいのサ。
僕の家、またの名を「死を呼ぶ殺人聖域」(デス・マーダー・サンクチュアリ)に遊びに来てくれた人は分かると思うけど、物に溢れていてとても汚いんですよ。可愛いけど汚部屋、みたいなギャップ萌えですよね。
壁はヤニで黄黒くなってるし、髪の毛めちゃ落ちてるし、魔女の家かってくらいに蜘蛛沢山いるし。でもゴキブリはいなーい!蜘蛛THX!
そんな家だから色んなものが眠ってるのね。誰が置いてったかわからない生理用ナプキンとか、賞味期限が3年過ぎたミネストローネとか、サイバーパンクエロマスクとか、後輩から借りパクしたガロ系の単行本とか。
本当に宗教学者になりたかった頃のレジュメとか。
本当に結婚するんだと思ってた時のゼクシィとか。
本当にヤれるべと思っていた時のライヴパスとか。
4年間の僕のどす黒くて思い返せばむせ上がる程に気分が悪くなる代物ばかりが出土してくる。
こいつら特級呪物を指定ゴミ袋に突っ込む瞬間、それらの苦悩が解放されるわけではなく、処分場で紅に染まっても僕の脳裏で何時までも何時までも醒めない呪いを唱え続けるんだろうな、と強く確信している。
僕がこの先東京で何を達成できなくても、コツコツと働くようになっても、幸せな家庭を築けたとしても心うちの負の遺産は亡霊となって僕の残留思念を纏ってこの世を漂い続けるんだろうな。
そんなことを考えてしまう。
きっとこの世は悪意や絶望を綯い交ぜにした苦しみで構成されていて。そんなカオスで懸命に人を愛して仕事をして誰かを笑顔にしているみんなを見ると、とても尊敬してしまうし、その何ひとつをも出来ずに誰にも恩を返せずにのらりくらりと酒を煽っている自分は本当に愚かだろうなってまた自己嫌悪してる。
言葉に言霊があるように、物にはそれと同じくらいの感情と、そう動く力が内在してる。
米の1粒は目ん玉ひとつ。親にそう教わって生きてきた。僕自身もそうして物を大切にしてきた。けれど、全てを大切に出来るほど僕は大人じゃないし、そしてそれらに雁字搦めにされているいま。感情のスイッチが0と100しかない僕にはこの世は生きづらすぎる。
スイッチを押すとき、それは必ず成功するしかないんだ。
自分を追い詰めて追い詰めて追い詰めた先にあるのは果たして幸せか、はたまた。
タイミングって大事だよね。ほんとに。
いつか僕が大切にできなかった物たちにも顔向けできるように、背中を押してもらうために、自分なりに幸せでよかった!って思えるように生きるために。
酒の一滴も血の一滴。
今日もぶっ倒れてやろうと思う。
カルマを背負って呑みこんでやる。
ここだ!って時に滅入っぱいに吐き出せるように。
さぁ、また酒呑むべぇよ。