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「自然」な状態を確認し合う機会 ①

「サバイバルマルシェ」と名付け、半年前より定期開催し始めたセミナーイベントも、4回目を迎えられた。毎回会場を変えているが、今回は前回スピーカーとして登壇頂いた方が運営されている場所を使わせて頂いた。

♦︎大塚西 SPACE

こじんまりとして小洒落た会場で、僕と登壇者一名の他は全員女性だった為、とてもアットホームな雰囲気で楽しく進行できた。
今回は、兵庫・加東市で自然農法をされている男性の方と、広島で「経絡スパ」サロンを運営するかたわら(どちらかというと育児に苦労している)母親の居場所作りもされている方に話をして頂いた。

♦︎当日の詳細

スクリーンショット 2022-10-15 午後6.09.13

「無農薬・無肥料農業」と「女性の居場所作り」という、一見全く異なる分野で活躍されているお二人だが、実際に関わってみると共通点も多く、それも会場の一体感を高めた。お互いに経営者ということもあり、面白いことにそれぞれ秘書のような若い女性の方を同伴され、会場への送迎や発表の準備や機械のマネジメントなどをされたようだった。

スクリーンショット 2022-10-15 午後7.58.28

これまでの登壇者と比べても、二名とも入念に準備をされ、発表内容も分かり易く、また普段から地に足を付けて物事を考えておられる様子も伺えた。その一方で、他者とのご縁を大切にされている点も共通していて、僕ら当イベントの主催陣や参加者と出会えたことにも「心から感謝」して頂けたようで嬉しかった。

また、お二人が関わっている分野は、農業と青少年(とその母親)の居場所という、僕自身の今現在と過去にそれぞれ関わってきた分野であることも、個人的には不思議な縁を感じられ、面白かった。

また、最近の世の中・社会情勢に疑問を持ち、古くからの人間 (=生き物) らしい自然な暮らしに興味を持つ人の層と、
教育のあり方に疑問を持ち、発達障がいや不登校など学校に合わない子ども・青少年の居場所を設けたり、彼らのコーチングを考える層は、何故か合致しにくいと感じていたので、それぞれの分野で活躍される二人が場を共にされるのは意外と珍しく、貴重な機会だとも感じた。

前者は、教育も含めて昭和以前の日本を良しとして、小さい頃から子どもたちが厳しい環境で我慢も覚えながら育つことも良しとし、後者は、「マイノリティ」の人や弱者の立場や権利を重んじ、最も弱い立場に合わせようとし過ぎるため過保護になってしまうところがある。

僕は、自己紹介やこれまでの投稿でも書いてきたように、仕事を通じて思春期の若者たちと接しながら、彼らに調理や配膳の仕方、あるいは勉強を教えることよりも、それ以前に心身の状態を整えるサポートをしたいという思いが次第に強まっていき、コーチングや生き辛さを抱える若者たちの居場所づくりを志すようになった。   

コロナ禍をきっかけに、「免疫力」を高める・保つことの重要さを大学の頃勉強して以来認識し直してからは、食を中心に日常生活を整えることを基盤とするコーチング、というより「整理術」、五感を整えて自分を自然な状態に保つことをまず自分が実践し、それを他者にも勧めていくようになっていった。

♦︎プロフィール

♦︎特に詳しくまとめて書いた記事

やがて実際に普段から自然の中に身を置いて、少しぐらいは食べ物を自分で作れるようにしたいと思うようになり、現在の生活に至る訳である。   
今回僕自身は、3月末に移住生活を始めて半年というタイミングなので、この半年で習得したことや心境の変化などを話すことにした。

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