巡礼24日目 to パラスデレイ(24.8km)アルベルゲでまちぼうけ
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ついでにシャワーも
ガリシアは雨が降ったり肌寒かったり、レオンまでとは全然違う気候で、その落差に驚く。連日の暑さに防寒具はすべてログローニョからサンチャゴまで送ってしまっていた(※巡礼6日目参照)から、だいぶ冷える早朝などは、あるもの全部着るような感じで対応していた。ガリシア地方がこんなに冷え込むなら、送らなきゃよかったかなあ?日本出発前、あんなに練りに練って用意してたのにな・・・でもやっぱり、荷物重いほうが嫌だしまあいいか。
この日は途中雨が降るらしいときいていたので、雨具関連をバックパックの取り出しやすいところに入れてからポルトマリンを出発。パラスデレイまで25km、いけるかな~??そもそも宿も予約とれなかったし、手前で宿を見つけたほうがいい気もするな・・・うーん、どうしよう。
すっきりした青空だけど、どの辺で雨が降るのかな??なるべく雨の降る前にできるだけ先に進んでおきたいのだけど。多くの巡礼者がいる中を抜きつ抜かれつ(ほぼ抜かれている)無心で歩いていたら、いつの間にか空全面が雲に覆われていた。
「怪しいなあ、そろそろかな?」トイレ休憩ついでにカフェに立ち寄ってオレンジジュースを注文する。と、席について間もなくポツポツ降り出した。
しばらく雨の様子を見ながら、だいぶ弱まったところでポンチョを羽織って出発。「寒いな~、レインパンツも履けばよかったな。でも面倒だしなあ。」そのまま歩いていたら、雨がどんどん強まってきた。
これはもうヤバいやつ!と判断して、樹の下でバックパックを開けてレインパンツを取り出す。履いてみたらやっぱりあったかいし雨にもぬれず安心、レイン関係は持っているに越したことはないねえ、と思う。
25km+雨の中の歩きで、だいぶヨレヨレになってパラスデレイに到着。街の入り口にアルベルゲを発見して飛び込んだら、受付の人がいない・・・。
すでにチェックイン済らしい巡礼者の人が、「ベッドはいっぱい空いているし、先にベッドをとって後から受付しても大丈夫じゃない?」とアドバイスしてくれる。勝手に使っちゃっていいのかな、ほかに予約とかダブついてたら面倒だしな~きのうみたいに修学旅行の団体が入る可能性もあるかも?と、悩みつつ30分くらい待ってみたけど、オスピタレイロの戻ってくる気配がない。困った!
さっきアドバイスしてくれた人に、「ここは予約できるアルベルゲなの?」ときいてみたら、「予約してないよ。」とのことだったので、ダブりはないだろうと判断(期待)してベッドを陣取った。ついでにシャワーも浴びた。そのまま外出するわけにもいかず受付前のベンチで休憩していると、1時間ほどしてようやくオスピタレイロが登場(時間帯的にシエスタだった?)、事情を話し受付を済ませてホッとする。
よる、ここまでを振り返って「毎日いろんなことがあるな~でも何とかなってるし、嫌いじゃないかも、こういうの。」と思う。