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マダムと呼ばれた夜

2021年5月5日、結婚18周年。
ディナーへと出かける計画を立てた。
レストラン近くにホテルを取り、子供達はしばし部屋でお留守番。
馴染みある京都の街並みだが、お泊まりするとなるとトリップ感にときめく。
シックに正装して、18時きっかりに到着し店内へと案内された。8年ぶりに会うソムリエの小林さんは、ちっとも変わっておらず、それどころかますます洗練されてまぶしい。
京都から芦屋へ、そしてついに祇園へと凱旋したシェフの小霜さんのお料理はストーリーと季節感のある極上のフレンチだ。
小林さんは、マダム、と敬意を込めて呼んでくださるが、わたしはまだまだその敬称には分不相応だ。

しかし、これから知性と感覚を磨いて知見を深め、もっとmadamに近づけたら幸いだ。

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