TTT0711【日本の骨盤矯正を討論する】に参加。
高校を卒業して、アメリカでATの勉強を大学と大学院でしてきたせいもあって、日本で行われている“骨盤矯正”というものをあまり詳しく知らなかった。
自分の中では、大きなグループ院が骨盤矯正をして儲けているのだろう、ぐらいの認識であった。
しかし…
実際はそんなものではない。骨盤矯正の闇は深い。
TTT0711にゲストとして来てくださった、タイガーさんは某大手グループ院での骨盤矯正の実態を話してくれたが、それを聞いてまず思ったのは、
怖い。
ただそれだけ。患者さんは体の不調を訴えて来院し、それに対してマニュアルのみの方法で同じことの繰り返し。
そんなことが当たり前だそうだ。
パネラーの方がおっしゃっていたが、それは治療ではない。
健康エンターテインメント。
ある国での、ネズミの国と同じ。目的がそもそも違うんじゃないか。罹患率を減らす?リピートを増やす?回数券をたくさん買ってもらう?
そんなものしたくてこの職についたのではない!
そのために、日本に帰ってきたんじゃない!
と心の中で叫びました。
最後のほうにもありましたが、治療家として、セラピストとしての芯はなんなのか。
それは本当に自分がしたいことで、一生を通じてやり続けたいことなのか。
今回の議題は“骨盤矯正”
でも、その深い闇から、自分の軸とは何かを考えさせられる素晴らしい時間でした。
最後に、このような素晴らしい会を開いてくださった、ミツル先生、鎌形先生、山田先生、織田先生、中上先生、そして誘ってくださった先生方に感謝したいと思います。
ありがとうございました。
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