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エンディングノートのこと


一般社団法人iみまもり事務局です。前回、離れて暮らす自分の親のことを頭のかたすみにおくためのツールとして、天気予報ページを利用するアイディアについて書きました。今回は、離れて暮らす親に、もしものことがあったら…何が困るのか?何を知っておかなければならないか?本を数冊よむうちに、まずは「エンディングノート」ってのを親にプレゼントして書いていってもらうのはどうだろうかと、大きな本屋さんを巡って色々みてみたことを書きたいと思います。

※エンディングノートとは、高齢者が人生の終末期に迎える死に備えて自身の希望を書き留めておくノート。 ウィキペディアより

いまはネットで無料でダウンロードできたり、100均でも売られていたり、雑誌で特集されていてその特集ページに記入できたり色々あります。試しに、「エンディングノート」を検索エンジンにかけてみてください。あまりの多さに驚くのではないでしょうか。

もちろん、わざわざ購入せずとも、家にあるノートに必要事項を書きだしていくのでも全く問題ないわけです。ただ、自分で書きだすのだと必要項目が抜けたり、後で他の人間が見るときにどこに何が書かれているか探しにくかったり、という点が心配だと思います。

エンディングノートって本屋のどの売り場にあるの?

「実用・生活・終活」コーナーあたりを探してみてください。現在注目されているためか、目立つレイアウトで展開されている売り場もありますね。エンディングノート、安心ノート、など名称は色々ですが、基本的にはおもに高齢の方を対象に、残された家族のためや自分のために自分のことを整理したり伝えておきたいことなどを記入できるような形になっています。ただ記入するだけでなく、考えておきたいことや知っておきたいことなどがコラムの形であったり、解説や読み物としてけっこうボリュームのあるものもありました。

編纂者や筆者が終活プランナー、法律家、僧侶、ケアマネージャー、葬儀関連の方などそれぞれの立場からノートをまとめているのがその内容の違いに繋がっているように思います。値段は600円台お手軽なものから4000円以上のシステム手帳型の重厚なタイプまで色々です。だいたい1000円前後のものが多い印象です。装丁もいかにもな感じではなくて、おしゃれで気軽に手に取りやすいものも多く出ているようですね。

エンディングノート タイプはざっくり3種類くらい

タイプその1
あくまで残される人への記録や希望をメインにしたもの
タイプその2
記入する人がこれからやりたいこと、めざしたい自分なども記入できるもの
タイプその3
記入する人の交流関係をまとめるおつきあいの記録が中心となるもの

それらの中でわたくしどもならぬ、わたくし個人が自分の親にプレゼントするなら…と選んだものは

自分の親自身が、来し方を顧みつつ、これからの自分のやりたいことを色々と前向きな姿勢がいい感じ♪

『未来に向けてすっきり整理する!新エンディングノート』はエンディングノートらしく記入するところがそれなりにあるので、書くのを楽しめそうな母に、『あした死んでも後悔しないためのノート』は「終活」とか言うと嫌がりそうな父に、気軽に書き始めてもらえそうなのでプレゼントしてみようと思います!

親だけでなく、自分用にもエンディングノートを用意しておいてもいいかも~と考えている方にも良いと思います。「もしも」のときは、年齢関わらず訪れると考えれば、いつ備え始めても早すぎる、というのはないのかもしれません。

みなさんも、自分や自分の大切な人のために、エンディングノートの用意を考えてみませんか?

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