人生が変わった1年間。
同居猫「栞さん」と暮らし始めて今日で1年でした。
生後半年でウチにやってきたベイビーはすっかりレディに成長し、今朝も明け方から部屋中爆走して同居人を起こしてくれました。職人の朝は早い。
猫と暮らしたい、という私の人生スケジュールに無理やり押し込まれた生活が彼女にとって幸か不幸かはわかりませんが、少なくとも私は彼女に幸せにしてもらっていて本当に救われています。基本的にはドライな共同生活だけど、たまにデレてくれたり、寒い夜は布団に入ってきてくれたり、嫌いな匂いの珈琲を飲んでるところでも暖を取るために膝の上に来てくれて、まんまるい後頭部を撫でながら推しているアイドルを鑑賞している時間なんて「マジで死ななくて良かった」と泣いた。
すごいよ。ネコを信じるものは救われるよ。
相当根の暗い人間だった私がこの1年は死にたいと思うことがほぼ無かった。10代はライトな自殺未遂を起こして迷惑かけたり20代もふと「迷惑をかけずに死ぬ方法」とか検索してGoogleにこころの相談ダイヤルとかオススメされていたのに。ゥワー!やってらんねーけどうちには猫居るし!とか、アーもう無理かも!いやでも猫撫でてたらどうでも良くなってきたな!みたいな、本当、猫からしたらとんでもなくめんどくせぇ同居人で申し訳ないですが毎日のご飯と適正な室温と日当たりを保証するので健康で共に暮らしていただきたいものです。
猫友も増えて広がる幸せ。ネコは世界を救う。(自社調べ)
栞さんは保護猫カフェのSNSで見かけて一目惚れして、お店に問い合わせて会いに行きました。共に暮らすなら黒猫がいいなぁなんて願望がどこかへすっ飛んでいくほどのファッショナブルな模様、縞三毛って言うんですってね、初めて知りました。とにかく模様だけじゃなく正面から見た時の顔面の強さ、耳がシュッとキレイな三角形なところ、顎にちょっとだけあるパヤ毛、縞々で細長いしっぽ、好きなところを挙げればキリが無いけど私にとってミューズのようなあなたに出会えて私は幸せです。
友人たちから「猫奴隷すぎる」と笑われております、名誉です。
なんか途中からキモオタムーブすぎる文章になったけど“養える推し”こと同居猫🐈栞さんなのでこれからも粛々と養わせてください。なにとぞ。
2年目もよろしくね。
おわり
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